温泉道№119 指宿温泉 弥次ヶ湯温泉 ★★★
温泉ガイド →[指宿市観光協会]
指宿は、立派な巨大ホテル群も充実してますが、昔ながらの湯治宿も残っています。一軒は砂むし会館砂楽の近くに位置する元屋(元湯温泉とは別の施設)、そしてもう一軒がここ弥次ヶ湯です。ハシゴ湯もいいでしょうけど、たまにはじっくり泊まって茹だってみるのもよいかも。どちらの宿もオススメです。元屋は外来入浴不可なので泊まるなら元屋かな(ゴメンナサイ、でも弥次ヶ湯も2回泊まったことがあるので許してm..m) 湯治宿に興味がある方は、福岡市の出版社「九州人」が発行していた「平成の湯治宿」をぜひ入手しましょう。(コロナ禍でこの本に載っている自炊宿も、かなり廃業してしまいましたが・・・。また、新刊がまったく出ていないので出版社ももう解散しているようです)
さて、弥次ヶ湯の湯治棟は、小綺麗な民家のような感じで、「湯治初心者」にも快適に過ごせる施設です。コーヒーとチョコレートがサービスで置いてありました。3部屋しかなく、台所は共用になりますので、グループで貸し切るのもいいかも。あたりにはラーメン屋やファミレス・コンビニもありますので、本格的な自炊までせずとも素泊まり宿として夕食は外に食べに行く手もあります。
さて、うって変わって浴場そのものは公衆浴場が点在する指宿市街地にあっても年季を感じさせる建物です。実は大黒湯と弥次ヶ湯が2つ並んで建っており、九州温泉道公式の写真は正確に言えば「弥次ヶ湯」ではなくて「大黒湯」ですね。男性は大黒湯と弥次ヶ湯の更衣室がつながっているので裸のまま行き来ができます。女性は残念ながら一回服を着て外に出ないと行けません。
指宿で見られる、足元が木板でできている湯船で、足元から湯が上がってきます。木板をのけると深さ1m以上あるそうです。なお、湯自体は数メートル離れた別のところから送り込まれてきているそうで、厳密な意味での足元湧出湯ではありません。ここの特徴は、水がわきでる小さな枡があり、そこにある栓を抜いたりはめたりすることで湯温の調節ができるようになっているところです。足元から上がってくる湯が熱いときは、水の入った枡の栓を抜けば本浴槽に水が送り込まれて冷める仕掛けです。
ちなみに同じ自炊宿の元屋のほうは、さらに浴室がバラック仕様(表現の不備、ゴメンナサイm..m)で、シビれます。自炊の宿泊棟もあとから2部屋をぶち抜いて広くしているので、なんとなく面白い間取りです。私は、最近はこちらを贔屓にしてました・・・。けど、2025年の1月上旬に弥次ヶ湯さんを訪れたところ、「遠くからいらしたんですね。元旦にみなさんにくばったタオルですけどよろしければどうぞ」と私も頂戴しました。元旦に営業した上に、さらに全員にタオルまで配ったなんて・・・もう感激しかありません。「次回はこちらに必ず泊まりますから!」と宣言してきちゃいました。よって次回はこちらに投宿見込みです。
〔2025.01更新〕
さて、弥次ヶ湯の湯治棟は、小綺麗な民家のような感じで、「湯治初心者」にも快適に過ごせる施設です。コーヒーとチョコレートがサービスで置いてありました。3部屋しかなく、台所は共用になりますので、グループで貸し切るのもいいかも。あたりにはラーメン屋やファミレス・コンビニもありますので、本格的な自炊までせずとも素泊まり宿として夕食は外に食べに行く手もあります。
さて、うって変わって浴場そのものは公衆浴場が点在する指宿市街地にあっても年季を感じさせる建物です。実は大黒湯と弥次ヶ湯が2つ並んで建っており、九州温泉道公式の写真は正確に言えば「弥次ヶ湯」ではなくて「大黒湯」ですね。男性は大黒湯と弥次ヶ湯の更衣室がつながっているので裸のまま行き来ができます。女性は残念ながら一回服を着て外に出ないと行けません。
指宿で見られる、足元が木板でできている湯船で、足元から湯が上がってきます。木板をのけると深さ1m以上あるそうです。なお、湯自体は数メートル離れた別のところから送り込まれてきているそうで、厳密な意味での足元湧出湯ではありません。ここの特徴は、水がわきでる小さな枡があり、そこにある栓を抜いたりはめたりすることで湯温の調節ができるようになっているところです。足元から上がってくる湯が熱いときは、水の入った枡の栓を抜けば本浴槽に水が送り込まれて冷める仕掛けです。
ちなみに同じ自炊宿の元屋のほうは、さらに浴室がバラック仕様(表現の不備、ゴメンナサイm..m)で、シビれます。自炊の宿泊棟もあとから2部屋をぶち抜いて広くしているので、なんとなく面白い間取りです。私は、最近はこちらを贔屓にしてました・・・。けど、2025年の1月上旬に弥次ヶ湯さんを訪れたところ、「遠くからいらしたんですね。元旦にみなさんにくばったタオルですけどよろしければどうぞ」と私も頂戴しました。元旦に営業した上に、さらに全員にタオルまで配ったなんて・・・もう感激しかありません。「次回はこちらに必ず泊まりますから!」と宣言してきちゃいました。よって次回はこちらに投宿見込みです。
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR二月田駅】から
(A)○駅から徒歩15分
(B)○〔二月田〕 小牧・ニシムタ指宿店線 ニシムタ指宿店行き 乗車 〔田良〕下車4分
10分 250円 ※月・水・金運転 祝日運休
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅前〕 なのはな館・(知覧)武家屋敷入口壱行き 乗車 〔弥次ヶ湯温泉〕下車2分
4分 160円
(A)○駅から徒歩15分
(B)○〔二月田〕 小牧・ニシムタ指宿店線 ニシムタ指宿店行き 乗車 〔田良〕下車4分
10分 250円 ※月・水・金運転 祝日運休
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅前〕 なのはな館・(知覧)武家屋敷入口壱行き 乗車 〔弥次ヶ湯温泉〕下車2分
4分 160円
ここも入っとこ♨ 指宿温泉 こらん湯 ☆☆☆
温泉ガイド →[指宿市観光協会]
※九州温泉道指定施設ではありません
ぐぐるとまずヒットする「こらんの湯 錦江楼」とは全く違う、住宅街の中の路地に埋もれた共同湯です。なお、手前に地区共同のジモ専(外来者入浴不可)のこらん湯もあります。もともとわかりにくいところにあるのに、このようにさらに到達しにくい工夫(?)がなされてます。ここのポイントは、地元の人はジモ専に行くし、かといって観光客が来るところでもないという絶妙さ。人影は少なく、カランは自由に使って温度調節ができます。リハビリ湯という名の深めのL字型浴槽があって、歩行浴に使うためか「熱くしないで」と書かれているので、そこが狙い目。指宿の湯は熱めが多いので、ぬる目の指宿温泉を楽しみたいときに最適です。もちろん、歩いている人がいたらのきましょうね。
指宿ではすでに「弥次ヶ湯」が指定されているので、2つめのご紹介はルール違反(と個人的に思ってるの)ですが、長湯温泉は4つもあるのに指宿が1つというのはオカシイぞよ。かつて指定されていた砂湯里やたまて箱は、なぜか指宿温泉に入れられているけど、あっちは旧山川町で同じ温泉名のハズない・・・正確にはあちらは伏目温泉。まあ、理屈はおいといて、穴場のいい湯です。
その他、薩摩藩の丸十字の浴槽が有名な二月田温泉の殿様湯(外に本当に殿様が入浴していた湯船の跡あり)、目盛板がすべて剥げ落ちた体重計が置かれているちょっと廃墟感のある松元温泉玉利浴場、湯船のそこに敷かれたスノコ板の間から熱い湯が上がってくる村之湯、カルデラ湖である鰻湖畔にある熱湯風呂鰻温泉と、一度は入っておきたい湯が目白押し。設備の整ったところをご希望の方には、指宿白水館の立ち寄り湯もありますよ。
ぜひ、自炊宿が根付く指宿の湯めぐりを、1泊して楽しんでみて下さい。
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR二月田駅】から
(A)○徒歩14分
(B)○〔二月田〕 小牧・ニシムタ指宿線 八幡神社行き 乗車 〔揖宿神社前〕下車 徒歩6分
4分 250円 ※月・水・金運転 祝日運休
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅〕 鹿児島中央駅(金生町)行き 乗車 〔二月田〕下車 徒歩14分
7分 160円
温泉道№236 指宿温泉 砂楽 ★★
温泉ガイド →公式[砂蒸し会館砂楽]
指宿といえば砂湯。旧指宿市の砂楽と、旧山川町の砂湯里の2軒がありますが、町中あって必要以上に(?)立派な砂楽ではなく、海岸縁の何もないところに位置している、素朴な砂湯里が九州温泉道指定施設として選定されていました。しかし、崖崩れで長期休業している隙(?)に、この砂楽に差し替えられちゃいました。
砂湯は人気がないのか、別府市営の別府海浜砂湯も2023年に廃止となり、文字通り砂浜の砂湯として残るのは指宿だけ。桜島の有村海岸や、砂湯里の南側の浜児ヶ水温泉の下の海岸あたりでも、やろうと思えば天然砂湯を楽しめるんだけど、「そのあと砂まみれの体をどうすればいいの?」という野湯での泥パック以上に始末に負えない大問題がでてくるので・・・。やはり砂湯は、管理された施設がないと楽しめない入浴法ですね。
ただ他の砂湯は、砂かけさんにカメラやスマホを預けると、入浴(入砂)写真を撮ってくれたんだけど、ここは「不快に思う人がいる」という理由で持込みそのものが一切不可。しつこいぐらい「がまんして長く入って火傷しても自己責任」って書いてあるし・・・。観光地でのイベントだから写真を撮りたいというのは人情だし、他の人の写真に写り込むのがイヤで純粋に(!)砂湯が楽しめないって方は、無理して入らなくていいんじゃないのかなぁ?
エスカレータで2階に上がって整理券発行機で整理券を取って受付、それから下に降り砂浜までは施設の外を歩かせるくせに、最後はまた2階にいったん上がらないと退館できないという動線もナゾ。人前で裸になることができない事情があって上がり湯に入れない人のため、と称した個室シャワールームなんてものがあるし(折角なら小さい家族湯を設けたほうがよっぽど喜ばれると思うよ)、コンプラとかばかりに気合いが入っている施設ですね。
砂湯に入らなくても入浴だけというのもできる(そのほうが安い)そうなので、次の温泉道修行のときはそれでいいかな・・・。ちなみにお湯は、摺ケ浜50号(番号が大きいので新たに掘削したのかな)の無色透明の食塩泉。飲用は不可とされていて(それでも舐めてみると)うすめの塩味です。硫酸イオンの含有率についての解説があり、海水が単純に温められたものではありません、と解説されています。(海水中の硫酸イオン濃度が2700mg/kgなのにたいし、ここの温泉水は450mg/kgなので、NaClとの比率からみて海水そのものではないと判断できるという、温泉豆知識ですね)
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR指宿駅】から
(A)○〔指宿駅前〕 指宿いわさきホテル・東大川・たまて箱温泉・池田湖行き 乗車 〔砂むし会館前〕下車 すぐ
4分 160円
(B)○徒歩18分
温泉道№120 伏目温泉 砂湯里 ☆☆☆
温泉ガイド →[指宿市観光協会]
※九州温泉道指定施設ではありません
2024年の12月。旧山川町の砂湯里ちゃんがようやく帰ってきました。留守(休業)の間に九州温泉道の指定を砂楽にとられちゃったけど、コンプラきつすぎる砂楽より砂湯里がお勧め・・・というか再開してまだ行ってないんだけど変わっていませんよね?
かなり熱い湯が下からわき上がってきますので、10~15分の(入浴ではなく)砂浴で全身がアツアツになります。砂浴に必要な浴衣などは料金に含まれていますので、フツーの入浴と同じようにタオルをもっていけば大丈夫ですよ(タオルがなければ貸してくれます)。砂浴後は、蒸気でふかし上がったサツマイモやタマゴなんかをいただきましょう。
ちなみに、砂湯里から砂浜をちょっと北上(正確には東進)すると、山川製塩工場跡地からの高温の湯が滝となって流れ落ちている温泉滝にすぐ着きます。砂を掘ればホンモノの砂湯もできます。ただ、湯滝も砂湯も高温ですので、火傷します。ご利用は自己責任で。また、南下(正確には西進)すれば、浜児ヶ水温泉の下あたりに、ズバリの通称「砂湯温泉」も。こちらも完全天然の砂湯で、いわゆる野湯の一種であって入浴施設ではありません。スキモノの方、どうぞ。
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR山川駅】から
○〔山川駅前〕 池田湖行き 乗車 〔伏目口〕下車 徒歩10分
24分 460円
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅〕 池田湖行き 乗車 〔伏目口〕下車 徒歩10分
26分 400円
◆ ◆ ◆
【JR開聞駅】から
○〔開聞駅前〕 指宿・知林ヶ島入口(エコキャンプ場)行き 乗車 〔伏目口〕下車 徒歩10分
24分 400円
◆ ◆ ◆
【JR西大山駅】から
○自転車21分(4.3km)
駅前(かいもん市場久太郎)で、電動レンタサイクル「いぶりん」を借りるのが便利。JR最南端の駅で下車でき、しかもこの付近の温泉を一網打尽できます。なお徒歩の場合は、【JR大山駅】が最寄り。
料金は、2時間600円、4時間1,100円など。
ここも入っとこ♨ 開聞温泉 ☆☆☆
温泉ガイド
※九州温泉道指定施設ではありません
国民宿舎「かいもん荘」の黄土色の湯が満たされた露天風呂が有名だったんですが、廃業したのち復活しないままなのがたいへん残念。現存していたら、間違いなく温泉道に指定されていたんじゃないかなぁ・・・。
さて、ここでは同じく黄土色の濃厚湯である開聞温泉をご紹介しておきます。以前は、なんともいえない貼り紙ベタベタの浴室が有名で、営業時間もはっきりしない、なかなか難易度の高い湯でした。しかし、管理者(経営者?)の方が交代したそうで、貼り紙もすっきり整理され(味わいのあるものはあえて残してある)、朝の9時からしっかり開くようになりました。照明もLEDに交換されています。
朝一にいくとすでに戸は開け放たれ、赤褐色の透明度0のお湯が満々とたたえられています。みるからに濃厚そうな食塩泉ですが、換算すると濃度0.9%ぐらいなので海水の1/3程度となり意外に長湯できます。奥の湯船が温めに調整してあるよう。四角い木片があちらこちら転がしてあるのは、トド寝用の枕。湯船の横に寝転がり、ときどきお湯を汲み出して体にかけてすごすと、あら不思議すぐに小一時間たってしまいます。
地元の方は昼過ぎから来るみたいで、一方、ディープな温泉ファンにもまだ朝からかっきり営業するようになったのが知られていないようです。なお「鹿児島といえば朝湯では?」と思われた方、鹿児島県民にとって朝湯ってのは5時とか6時とかに入るものなので、9時の営業開始は遅すぎなんですよね。そのため午前中はガランとしているようで狙い目。さあ、指宿に来たら午前中は濃厚湯でレッツ、トド寝!
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR山川駅】から
○〔山川駅前〕 池田湖行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
32分 530円
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅〕 池田湖行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
44分 670円
◆ ◆ ◆
【JR開聞駅】から
○〔開聞駅前〕 指宿・知林ヶ島入口(エコキャンプ場)・活お海道行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
12分 290円
◆ ◆ ◆
【JR西大山駅】から
○自転車14分(3.1km)
駅前(かいもん市場久太郎)で、電動レンタサイクル「いぶりん」を借りるのが便利。JR最南端の駅で下車でき、しかもこの付近の温泉を一網打尽できます。
料金は、2時間600円、4時間1,100円など。
ここも入っとこ♨ 吹上温泉 中島温泉旅館 ☆☆☆
温泉ガイド →公式[中島温泉旅館]
※九州温泉道指定施設ではありません
ご多分に漏れず、吹上温泉の温泉施設もひとつふたつと減ってきています。特に2024年末、九州温泉道指定施設であり、日本秘島を守る会の会員宿でもあったみどり荘さんが閉じられたのは衝撃でした。独自泉源の湯量が減ってしまったのが原因のようですが・・・。
そこで、吹上温泉の中で次におススメとなる中島温泉旅館をご紹介しておきましょう。老舗宿ながら昔からの自炊部も堅持する良宿。土間の両側に並ぶ自炊部屋の風情を是非泊まって味わいたい。自炊の場合、ここは炊飯器の貸し出しはなくて、羽釜での炊飯なんですよ。ググればすぐ炊き方は分かりますので、挑戦してみてはいかが?
なお西郷どんも入ったらしい(県内にはそういうところばっかり^^;)石組みのお風呂は、正規(?)の宿泊客(しかも1名での宿泊不可)のみの利用となっており、立ち寄り湯や自炊宿泊では入らせてもらえません。以前はOKだったのですが、差別化されちゃいました。
お湯はアルカリ性単純硫黄温泉で、硫化水素型ではないので、硫黄の香りはほぼ不感。メタケイ酸も充分ふくんでいるので湯上がりしっとりの、刺激の少ないお湯です。北薩から連なる無色透明系統の泉質ですね。みどり荘が九州温泉道に指定されていたのは特色ある独自泉源を持っていたからで、残念ながらその他の伊作温泉の施設は共同配湯。中島温泉旅館にある温泉分析表では「B源泉・C源泉・東源泉」、向かい側にある新湯温泉旅館では「吹上25号、吹上26号、吹上28号」と表記が異なりますが、同じお湯です。
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR谷山駅】から ※下記のバスは〔鹿児島(金生町)〕始発ですが、【JR鹿児島中央駅】を経由する系統としない系統があります。
(A)○〔谷山駅前〕 [準急]加世田・[普通]伊作行き 乗車 〔伊作〕下車
38分 760円 br>
↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔吹上図書館・伊作バス停〕 吹上北地区/吹上南地区 (要予約) 乗車 〔中島温泉旅館〕下車 すぐ ★
10~15分 300円
(B)○〔谷山駅前〕 [準急]加世田行き・[普通]伊作行き 乗車 〔片町〕下車 徒歩23分
34分 720円
◆ ◆ ◆
【伊集院駅】から
○(A)〔伊集院〕 さつま湖経由加世田・枕崎 または 永吉麓経由伊作行き 乗車 〔伊作〕下車
37分 730円 さつま湖経由
43分 730円 永吉麓経由
↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○上記★の乗合タクシー
○(B)〔伊集院〕 さつま湖経由加世田・枕崎行き または 永吉麓経由伊作行き 乗車 〔宮坂〕下車 徒歩23分 ※伊作止めの場合は〔西本町〕下車徒歩26分
39分 760円
◆ ◆ ◆
【枕崎駅】から
(A)○〔枕崎〕 伊作・加世田・枕崎行き乗車 〔伊作〕下車
67分 1160円
↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○上記★の乗合タクシー
(B)○〔枕崎〕 伊作・加世田・枕崎行き乗車 〔宮坂〕下車 徒歩23分
65分 1110円
温泉ガイド →[指宿市観光協会]
※九州温泉道指定施設ではありません
ぐぐるとまずヒットする「こらんの湯 錦江楼」とは全く違う、住宅街の中の路地に埋もれた共同湯です。なお、手前に地区共同のジモ専(外来者入浴不可)のこらん湯もあります。もともとわかりにくいところにあるのに、このようにさらに到達しにくい工夫(?)がなされてます。ここのポイントは、地元の人はジモ専に行くし、かといって観光客が来るところでもないという絶妙さ。人影は少なく、カランは自由に使って温度調節ができます。リハビリ湯という名の深めのL字型浴槽があって、歩行浴に使うためか「熱くしないで」と書かれているので、そこが狙い目。指宿の湯は熱めが多いので、ぬる目の指宿温泉を楽しみたいときに最適です。もちろん、歩いている人がいたらのきましょうね。
指宿ではすでに「弥次ヶ湯」が指定されているので、2つめのご紹介はルール違反(と個人的に思ってるの)ですが、長湯温泉は4つもあるのに指宿が1つというのはオカシイぞよ。かつて指定されていた砂湯里やたまて箱は、なぜか指宿温泉に入れられているけど、あっちは旧山川町で同じ温泉名のハズない・・・正確にはあちらは伏目温泉。まあ、理屈はおいといて、穴場のいい湯です。
その他、薩摩藩の丸十字の浴槽が有名な二月田温泉の殿様湯(外に本当に殿様が入浴していた湯船の跡あり)、目盛板がすべて剥げ落ちた体重計が置かれているちょっと廃墟感のある松元温泉玉利浴場、湯船のそこに敷かれたスノコ板の間から熱い湯が上がってくる村之湯、カルデラ湖である鰻湖畔にある熱湯風呂鰻温泉と、一度は入っておきたい湯が目白押し。設備の整ったところをご希望の方には、指宿白水館の立ち寄り湯もありますよ。
ぜひ、自炊宿が根付く指宿の湯めぐりを、1泊して楽しんでみて下さい。
〔2025.01更新〕
ぐぐるとまずヒットする「こらんの湯 錦江楼」とは全く違う、住宅街の中の路地に埋もれた共同湯です。なお、手前に地区共同のジモ専(外来者入浴不可)のこらん湯もあります。もともとわかりにくいところにあるのに、このようにさらに到達しにくい工夫(?)がなされてます。ここのポイントは、地元の人はジモ専に行くし、かといって観光客が来るところでもないという絶妙さ。人影は少なく、カランは自由に使って温度調節ができます。リハビリ湯という名の深めのL字型浴槽があって、歩行浴に使うためか「熱くしないで」と書かれているので、そこが狙い目。指宿の湯は熱めが多いので、ぬる目の指宿温泉を楽しみたいときに最適です。もちろん、歩いている人がいたらのきましょうね。
指宿ではすでに「弥次ヶ湯」が指定されているので、2つめのご紹介はルール違反(と個人的に思ってるの)ですが、長湯温泉は4つもあるのに指宿が1つというのはオカシイぞよ。かつて指定されていた砂湯里やたまて箱は、なぜか指宿温泉に入れられているけど、あっちは旧山川町で同じ温泉名のハズない・・・正確にはあちらは伏目温泉。まあ、理屈はおいといて、穴場のいい湯です。
その他、薩摩藩の丸十字の浴槽が有名な二月田温泉の殿様湯(外に本当に殿様が入浴していた湯船の跡あり)、目盛板がすべて剥げ落ちた体重計が置かれているちょっと廃墟感のある松元温泉玉利浴場、湯船のそこに敷かれたスノコ板の間から熱い湯が上がってくる村之湯、カルデラ湖である鰻湖畔にある熱湯風呂鰻温泉と、一度は入っておきたい湯が目白押し。設備の整ったところをご希望の方には、指宿白水館の立ち寄り湯もありますよ。
ぜひ、自炊宿が根付く指宿の湯めぐりを、1泊して楽しんでみて下さい。
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR二月田駅】から
(A)○徒歩14分
(B)○〔二月田〕 小牧・ニシムタ指宿線 八幡神社行き 乗車 〔揖宿神社前〕下車 徒歩6分
4分 250円 ※月・水・金運転 祝日運休
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅〕 鹿児島中央駅(金生町)行き 乗車 〔二月田〕下車 徒歩14分
7分 160円
(A)○徒歩14分
(B)○〔二月田〕 小牧・ニシムタ指宿線 八幡神社行き 乗車 〔揖宿神社前〕下車 徒歩6分
4分 250円 ※月・水・金運転 祝日運休
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅〕 鹿児島中央駅(金生町)行き 乗車 〔二月田〕下車 徒歩14分
7分 160円
温泉ガイド →公式[砂蒸し会館砂楽]
指宿といえば砂湯。旧指宿市の砂楽と、旧山川町の砂湯里の2軒がありますが、町中あって必要以上に(?)立派な砂楽ではなく、海岸縁の何もないところに位置している、素朴な砂湯里が九州温泉道指定施設として選定されていました。しかし、崖崩れで長期休業している隙(?)に、この砂楽に差し替えられちゃいました。
砂湯は人気がないのか、別府市営の別府海浜砂湯も2023年に廃止となり、文字通り砂浜の砂湯として残るのは指宿だけ。桜島の有村海岸や、砂湯里の南側の浜児ヶ水温泉の下の海岸あたりでも、やろうと思えば天然砂湯を楽しめるんだけど、「そのあと砂まみれの体をどうすればいいの?」という野湯での泥パック以上に始末に負えない大問題がでてくるので・・・。やはり砂湯は、管理された施設がないと楽しめない入浴法ですね。
ただ他の砂湯は、砂かけさんにカメラやスマホを預けると、入浴(入砂)写真を撮ってくれたんだけど、ここは「不快に思う人がいる」という理由で持込みそのものが一切不可。しつこいぐらい「がまんして長く入って火傷しても自己責任」って書いてあるし・・・。観光地でのイベントだから写真を撮りたいというのは人情だし、他の人の写真に写り込むのがイヤで純粋に(!)砂湯が楽しめないって方は、無理して入らなくていいんじゃないのかなぁ?
エスカレータで2階に上がって整理券発行機で整理券を取って受付、それから下に降り砂浜までは施設の外を歩かせるくせに、最後はまた2階にいったん上がらないと退館できないという動線もナゾ。人前で裸になることができない事情があって上がり湯に入れない人のため、と称した個室シャワールームなんてものがあるし(折角なら小さい家族湯を設けたほうがよっぽど喜ばれると思うよ)、コンプラとかばかりに気合いが入っている施設ですね。
砂湯に入らなくても入浴だけというのもできる(そのほうが安い)そうなので、次の温泉道修行のときはそれでいいかな・・・。ちなみにお湯は、摺ケ浜50号(番号が大きいので新たに掘削したのかな)の無色透明の食塩泉。飲用は不可とされていて(それでも舐めてみると)うすめの塩味です。硫酸イオンの含有率についての解説があり、海水が単純に温められたものではありません、と解説されています。(海水中の硫酸イオン濃度が2700mg/kgなのにたいし、ここの温泉水は450mg/kgなので、NaClとの比率からみて海水そのものではないと判断できるという、温泉豆知識ですね)
〔2025.01更新〕
砂湯は人気がないのか、別府市営の別府海浜砂湯も2023年に廃止となり、文字通り砂浜の砂湯として残るのは指宿だけ。桜島の有村海岸や、砂湯里の南側の浜児ヶ水温泉の下の海岸あたりでも、やろうと思えば天然砂湯を楽しめるんだけど、「そのあと砂まみれの体をどうすればいいの?」という野湯での泥パック以上に始末に負えない大問題がでてくるので・・・。やはり砂湯は、管理された施設がないと楽しめない入浴法ですね。
ただ他の砂湯は、砂かけさんにカメラやスマホを預けると、入浴(入砂)写真を撮ってくれたんだけど、ここは「不快に思う人がいる」という理由で持込みそのものが一切不可。しつこいぐらい「がまんして長く入って火傷しても自己責任」って書いてあるし・・・。観光地でのイベントだから写真を撮りたいというのは人情だし、他の人の写真に写り込むのがイヤで純粋に(!)砂湯が楽しめないって方は、無理して入らなくていいんじゃないのかなぁ?
エスカレータで2階に上がって整理券発行機で整理券を取って受付、それから下に降り砂浜までは施設の外を歩かせるくせに、最後はまた2階にいったん上がらないと退館できないという動線もナゾ。人前で裸になることができない事情があって上がり湯に入れない人のため、と称した個室シャワールームなんてものがあるし(折角なら小さい家族湯を設けたほうがよっぽど喜ばれると思うよ)、コンプラとかばかりに気合いが入っている施設ですね。
砂湯に入らなくても入浴だけというのもできる(そのほうが安い)そうなので、次の温泉道修行のときはそれでいいかな・・・。ちなみにお湯は、摺ケ浜50号(番号が大きいので新たに掘削したのかな)の無色透明の食塩泉。飲用は不可とされていて(それでも舐めてみると)うすめの塩味です。硫酸イオンの含有率についての解説があり、海水が単純に温められたものではありません、と解説されています。(海水中の硫酸イオン濃度が2700mg/kgなのにたいし、ここの温泉水は450mg/kgなので、NaClとの比率からみて海水そのものではないと判断できるという、温泉豆知識ですね)
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR指宿駅】から
(A)○〔指宿駅前〕 指宿いわさきホテル・東大川・たまて箱温泉・池田湖行き 乗車 〔砂むし会館前〕下車 すぐ
4分 160円
(B)○徒歩18分
(A)○〔指宿駅前〕 指宿いわさきホテル・東大川・たまて箱温泉・池田湖行き 乗車 〔砂むし会館前〕下車 すぐ
4分 160円
(B)○徒歩18分
温泉ガイド →[指宿市観光協会]
※九州温泉道指定施設ではありません
2024年の12月。旧山川町の砂湯里ちゃんがようやく帰ってきました。留守(休業)の間に九州温泉道の指定を砂楽にとられちゃったけど、コンプラきつすぎる砂楽より砂湯里がお勧め・・・というか再開してまだ行ってないんだけど変わっていませんよね?
かなり熱い湯が下からわき上がってきますので、10~15分の(入浴ではなく)砂浴で全身がアツアツになります。砂浴に必要な浴衣などは料金に含まれていますので、フツーの入浴と同じようにタオルをもっていけば大丈夫ですよ(タオルがなければ貸してくれます)。砂浴後は、蒸気でふかし上がったサツマイモやタマゴなんかをいただきましょう。
ちなみに、砂湯里から砂浜をちょっと北上(正確には東進)すると、山川製塩工場跡地からの高温の湯が滝となって流れ落ちている温泉滝にすぐ着きます。砂を掘ればホンモノの砂湯もできます。ただ、湯滝も砂湯も高温ですので、火傷します。ご利用は自己責任で。また、南下(正確には西進)すれば、浜児ヶ水温泉の下あたりに、ズバリの通称「砂湯温泉」も。こちらも完全天然の砂湯で、いわゆる野湯の一種であって入浴施設ではありません。スキモノの方、どうぞ。
〔2025.01更新〕
2024年の12月。旧山川町の砂湯里ちゃんがようやく帰ってきました。留守(休業)の間に九州温泉道の指定を砂楽にとられちゃったけど、コンプラきつすぎる砂楽より砂湯里がお勧め・・・というか再開してまだ行ってないんだけど変わっていませんよね?
かなり熱い湯が下からわき上がってきますので、10~15分の(入浴ではなく)砂浴で全身がアツアツになります。砂浴に必要な浴衣などは料金に含まれていますので、フツーの入浴と同じようにタオルをもっていけば大丈夫ですよ(タオルがなければ貸してくれます)。砂浴後は、蒸気でふかし上がったサツマイモやタマゴなんかをいただきましょう。
ちなみに、砂湯里から砂浜をちょっと北上(正確には東進)すると、山川製塩工場跡地からの高温の湯が滝となって流れ落ちている温泉滝にすぐ着きます。砂を掘ればホンモノの砂湯もできます。ただ、湯滝も砂湯も高温ですので、火傷します。ご利用は自己責任で。また、南下(正確には西進)すれば、浜児ヶ水温泉の下あたりに、ズバリの通称「砂湯温泉」も。こちらも完全天然の砂湯で、いわゆる野湯の一種であって入浴施設ではありません。スキモノの方、どうぞ。
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR山川駅】から
○〔山川駅前〕 池田湖行き 乗車 〔伏目口〕下車 徒歩10分
24分 460円
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅〕 池田湖行き 乗車 〔伏目口〕下車 徒歩10分
26分 400円
◆ ◆ ◆
【JR開聞駅】から
○〔開聞駅前〕 指宿・知林ヶ島入口(エコキャンプ場)行き 乗車 〔伏目口〕下車 徒歩10分
24分 400円
◆ ◆ ◆
【JR西大山駅】から
○自転車21分(4.3km)
駅前(かいもん市場久太郎)で、電動レンタサイクル「いぶりん」を借りるのが便利。JR最南端の駅で下車でき、しかもこの付近の温泉を一網打尽できます。なお徒歩の場合は、【JR大山駅】が最寄り。
料金は、2時間600円、4時間1,100円など。
○〔山川駅前〕 池田湖行き 乗車 〔伏目口〕下車 徒歩10分
24分 460円
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅〕 池田湖行き 乗車 〔伏目口〕下車 徒歩10分
26分 400円
◆ ◆ ◆
【JR開聞駅】から
○〔開聞駅前〕 指宿・知林ヶ島入口(エコキャンプ場)行き 乗車 〔伏目口〕下車 徒歩10分
24分 400円
◆ ◆ ◆
【JR西大山駅】から
○自転車21分(4.3km)
駅前(かいもん市場久太郎)で、電動レンタサイクル「いぶりん」を借りるのが便利。JR最南端の駅で下車でき、しかもこの付近の温泉を一網打尽できます。なお徒歩の場合は、【JR大山駅】が最寄り。
料金は、2時間600円、4時間1,100円など。
ここも入っとこ♨ 開聞温泉 ☆☆☆
温泉ガイド
※九州温泉道指定施設ではありません
国民宿舎「かいもん荘」の黄土色の湯が満たされた露天風呂が有名だったんですが、廃業したのち復活しないままなのがたいへん残念。現存していたら、間違いなく温泉道に指定されていたんじゃないかなぁ・・・。
さて、ここでは同じく黄土色の濃厚湯である開聞温泉をご紹介しておきます。以前は、なんともいえない貼り紙ベタベタの浴室が有名で、営業時間もはっきりしない、なかなか難易度の高い湯でした。しかし、管理者(経営者?)の方が交代したそうで、貼り紙もすっきり整理され(味わいのあるものはあえて残してある)、朝の9時からしっかり開くようになりました。照明もLEDに交換されています。
朝一にいくとすでに戸は開け放たれ、赤褐色の透明度0のお湯が満々とたたえられています。みるからに濃厚そうな食塩泉ですが、換算すると濃度0.9%ぐらいなので海水の1/3程度となり意外に長湯できます。奥の湯船が温めに調整してあるよう。四角い木片があちらこちら転がしてあるのは、トド寝用の枕。湯船の横に寝転がり、ときどきお湯を汲み出して体にかけてすごすと、あら不思議すぐに小一時間たってしまいます。
地元の方は昼過ぎから来るみたいで、一方、ディープな温泉ファンにもまだ朝からかっきり営業するようになったのが知られていないようです。なお「鹿児島といえば朝湯では?」と思われた方、鹿児島県民にとって朝湯ってのは5時とか6時とかに入るものなので、9時の営業開始は遅すぎなんですよね。そのため午前中はガランとしているようで狙い目。さあ、指宿に来たら午前中は濃厚湯でレッツ、トド寝!
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR山川駅】から
○〔山川駅前〕 池田湖行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
32分 530円
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅〕 池田湖行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
44分 670円
◆ ◆ ◆
【JR開聞駅】から
○〔開聞駅前〕 指宿・知林ヶ島入口(エコキャンプ場)・活お海道行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
12分 290円
◆ ◆ ◆
【JR西大山駅】から
○自転車14分(3.1km)
駅前(かいもん市場久太郎)で、電動レンタサイクル「いぶりん」を借りるのが便利。JR最南端の駅で下車でき、しかもこの付近の温泉を一網打尽できます。
料金は、2時間600円、4時間1,100円など。
ここも入っとこ♨ 吹上温泉 中島温泉旅館 ☆☆☆
温泉ガイド →公式[中島温泉旅館]
※九州温泉道指定施設ではありません
ご多分に漏れず、吹上温泉の温泉施設もひとつふたつと減ってきています。特に2024年末、九州温泉道指定施設であり、日本秘島を守る会の会員宿でもあったみどり荘さんが閉じられたのは衝撃でした。独自泉源の湯量が減ってしまったのが原因のようですが・・・。
そこで、吹上温泉の中で次におススメとなる中島温泉旅館をご紹介しておきましょう。老舗宿ながら昔からの自炊部も堅持する良宿。土間の両側に並ぶ自炊部屋の風情を是非泊まって味わいたい。自炊の場合、ここは炊飯器の貸し出しはなくて、羽釜での炊飯なんですよ。ググればすぐ炊き方は分かりますので、挑戦してみてはいかが?
なお西郷どんも入ったらしい(県内にはそういうところばっかり^^;)石組みのお風呂は、正規(?)の宿泊客(しかも1名での宿泊不可)のみの利用となっており、立ち寄り湯や自炊宿泊では入らせてもらえません。以前はOKだったのですが、差別化されちゃいました。
お湯はアルカリ性単純硫黄温泉で、硫化水素型ではないので、硫黄の香りはほぼ不感。メタケイ酸も充分ふくんでいるので湯上がりしっとりの、刺激の少ないお湯です。北薩から連なる無色透明系統の泉質ですね。みどり荘が九州温泉道に指定されていたのは特色ある独自泉源を持っていたからで、残念ながらその他の伊作温泉の施設は共同配湯。中島温泉旅館にある温泉分析表では「B源泉・C源泉・東源泉」、向かい側にある新湯温泉旅館では「吹上25号、吹上26号、吹上28号」と表記が異なりますが、同じお湯です。
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR谷山駅】から ※下記のバスは〔鹿児島(金生町)〕始発ですが、【JR鹿児島中央駅】を経由する系統としない系統があります。
(A)○〔谷山駅前〕 [準急]加世田・[普通]伊作行き 乗車 〔伊作〕下車
38分 760円 br>
↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔吹上図書館・伊作バス停〕 吹上北地区/吹上南地区 (要予約) 乗車 〔中島温泉旅館〕下車 すぐ ★
10~15分 300円
(B)○〔谷山駅前〕 [準急]加世田行き・[普通]伊作行き 乗車 〔片町〕下車 徒歩23分
34分 720円
◆ ◆ ◆
【伊集院駅】から
○(A)〔伊集院〕 さつま湖経由加世田・枕崎 または 永吉麓経由伊作行き 乗車 〔伊作〕下車
37分 730円 さつま湖経由
43分 730円 永吉麓経由
↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○上記★の乗合タクシー
○(B)〔伊集院〕 さつま湖経由加世田・枕崎行き または 永吉麓経由伊作行き 乗車 〔宮坂〕下車 徒歩23分 ※伊作止めの場合は〔西本町〕下車徒歩26分
39分 760円
◆ ◆ ◆
【枕崎駅】から
(A)○〔枕崎〕 伊作・加世田・枕崎行き乗車 〔伊作〕下車
67分 1160円
↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○上記★の乗合タクシー
(B)○〔枕崎〕 伊作・加世田・枕崎行き乗車 〔宮坂〕下車 徒歩23分
65分 1110円
温泉ガイド
※九州温泉道指定施設ではありません
国民宿舎「かいもん荘」の黄土色の湯が満たされた露天風呂が有名だったんですが、廃業したのち復活しないままなのがたいへん残念。現存していたら、間違いなく温泉道に指定されていたんじゃないかなぁ・・・。
さて、ここでは同じく黄土色の濃厚湯である開聞温泉をご紹介しておきます。以前は、なんともいえない貼り紙ベタベタの浴室が有名で、営業時間もはっきりしない、なかなか難易度の高い湯でした。しかし、管理者(経営者?)の方が交代したそうで、貼り紙もすっきり整理され(味わいのあるものはあえて残してある)、朝の9時からしっかり開くようになりました。照明もLEDに交換されています。
朝一にいくとすでに戸は開け放たれ、赤褐色の透明度0のお湯が満々とたたえられています。みるからに濃厚そうな食塩泉ですが、換算すると濃度0.9%ぐらいなので海水の1/3程度となり意外に長湯できます。奥の湯船が温めに調整してあるよう。四角い木片があちらこちら転がしてあるのは、トド寝用の枕。湯船の横に寝転がり、ときどきお湯を汲み出して体にかけてすごすと、あら不思議すぐに小一時間たってしまいます。
地元の方は昼過ぎから来るみたいで、一方、ディープな温泉ファンにもまだ朝からかっきり営業するようになったのが知られていないようです。なお「鹿児島といえば朝湯では?」と思われた方、鹿児島県民にとって朝湯ってのは5時とか6時とかに入るものなので、9時の営業開始は遅すぎなんですよね。そのため午前中はガランとしているようで狙い目。さあ、指宿に来たら午前中は濃厚湯でレッツ、トド寝!
〔2025.01更新〕
国民宿舎「かいもん荘」の黄土色の湯が満たされた露天風呂が有名だったんですが、廃業したのち復活しないままなのがたいへん残念。現存していたら、間違いなく温泉道に指定されていたんじゃないかなぁ・・・。
さて、ここでは同じく黄土色の濃厚湯である開聞温泉をご紹介しておきます。以前は、なんともいえない貼り紙ベタベタの浴室が有名で、営業時間もはっきりしない、なかなか難易度の高い湯でした。しかし、管理者(経営者?)の方が交代したそうで、貼り紙もすっきり整理され(味わいのあるものはあえて残してある)、朝の9時からしっかり開くようになりました。照明もLEDに交換されています。
朝一にいくとすでに戸は開け放たれ、赤褐色の透明度0のお湯が満々とたたえられています。みるからに濃厚そうな食塩泉ですが、換算すると濃度0.9%ぐらいなので海水の1/3程度となり意外に長湯できます。奥の湯船が温めに調整してあるよう。四角い木片があちらこちら転がしてあるのは、トド寝用の枕。湯船の横に寝転がり、ときどきお湯を汲み出して体にかけてすごすと、あら不思議すぐに小一時間たってしまいます。
地元の方は昼過ぎから来るみたいで、一方、ディープな温泉ファンにもまだ朝からかっきり営業するようになったのが知られていないようです。なお「鹿児島といえば朝湯では?」と思われた方、鹿児島県民にとって朝湯ってのは5時とか6時とかに入るものなので、9時の営業開始は遅すぎなんですよね。そのため午前中はガランとしているようで狙い目。さあ、指宿に来たら午前中は濃厚湯でレッツ、トド寝!
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR山川駅】から
○〔山川駅前〕 池田湖行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
32分 530円
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅〕 池田湖行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
44分 670円
◆ ◆ ◆
【JR開聞駅】から
○〔開聞駅前〕 指宿・知林ヶ島入口(エコキャンプ場)・活お海道行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
12分 290円
◆ ◆ ◆
【JR西大山駅】から
○自転車14分(3.1km)
駅前(かいもん市場久太郎)で、電動レンタサイクル「いぶりん」を借りるのが便利。JR最南端の駅で下車でき、しかもこの付近の温泉を一網打尽できます。
料金は、2時間600円、4時間1,100円など。
○〔山川駅前〕 池田湖行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
32分 530円
◆ ◆ ◆
【JR指宿駅】から
○〔指宿駅〕 池田湖行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
44分 670円
◆ ◆ ◆
【JR開聞駅】から
○〔開聞駅前〕 指宿・知林ヶ島入口(エコキャンプ場)・活お海道行き 乗車 〔開聞温泉〕下車 徒歩3分
12分 290円
◆ ◆ ◆
【JR西大山駅】から
○自転車14分(3.1km)
駅前(かいもん市場久太郎)で、電動レンタサイクル「いぶりん」を借りるのが便利。JR最南端の駅で下車でき、しかもこの付近の温泉を一網打尽できます。
料金は、2時間600円、4時間1,100円など。
温泉ガイド →公式[中島温泉旅館]
※九州温泉道指定施設ではありません
ご多分に漏れず、吹上温泉の温泉施設もひとつふたつと減ってきています。特に2024年末、九州温泉道指定施設であり、日本秘島を守る会の会員宿でもあったみどり荘さんが閉じられたのは衝撃でした。独自泉源の湯量が減ってしまったのが原因のようですが・・・。
そこで、吹上温泉の中で次におススメとなる中島温泉旅館をご紹介しておきましょう。老舗宿ながら昔からの自炊部も堅持する良宿。土間の両側に並ぶ自炊部屋の風情を是非泊まって味わいたい。自炊の場合、ここは炊飯器の貸し出しはなくて、羽釜での炊飯なんですよ。ググればすぐ炊き方は分かりますので、挑戦してみてはいかが?
なお西郷どんも入ったらしい(県内にはそういうところばっかり^^;)石組みのお風呂は、正規(?)の宿泊客(しかも1名での宿泊不可)のみの利用となっており、立ち寄り湯や自炊宿泊では入らせてもらえません。以前はOKだったのですが、差別化されちゃいました。
お湯はアルカリ性単純硫黄温泉で、硫化水素型ではないので、硫黄の香りはほぼ不感。メタケイ酸も充分ふくんでいるので湯上がりしっとりの、刺激の少ないお湯です。北薩から連なる無色透明系統の泉質ですね。みどり荘が九州温泉道に指定されていたのは特色ある独自泉源を持っていたからで、残念ながらその他の伊作温泉の施設は共同配湯。中島温泉旅館にある温泉分析表では「B源泉・C源泉・東源泉」、向かい側にある新湯温泉旅館では「吹上25号、吹上26号、吹上28号」と表記が異なりますが、同じお湯です。
〔2025.01更新〕
ご多分に漏れず、吹上温泉の温泉施設もひとつふたつと減ってきています。特に2024年末、九州温泉道指定施設であり、日本秘島を守る会の会員宿でもあったみどり荘さんが閉じられたのは衝撃でした。独自泉源の湯量が減ってしまったのが原因のようですが・・・。
そこで、吹上温泉の中で次におススメとなる中島温泉旅館をご紹介しておきましょう。老舗宿ながら昔からの自炊部も堅持する良宿。土間の両側に並ぶ自炊部屋の風情を是非泊まって味わいたい。自炊の場合、ここは炊飯器の貸し出しはなくて、羽釜での炊飯なんですよ。ググればすぐ炊き方は分かりますので、挑戦してみてはいかが?
なお西郷どんも入ったらしい(県内にはそういうところばっかり^^;)石組みのお風呂は、正規(?)の宿泊客(しかも1名での宿泊不可)のみの利用となっており、立ち寄り湯や自炊宿泊では入らせてもらえません。以前はOKだったのですが、差別化されちゃいました。
お湯はアルカリ性単純硫黄温泉で、硫化水素型ではないので、硫黄の香りはほぼ不感。メタケイ酸も充分ふくんでいるので湯上がりしっとりの、刺激の少ないお湯です。北薩から連なる無色透明系統の泉質ですね。みどり荘が九州温泉道に指定されていたのは特色ある独自泉源を持っていたからで、残念ながらその他の伊作温泉の施設は共同配湯。中島温泉旅館にある温泉分析表では「B源泉・C源泉・東源泉」、向かい側にある新湯温泉旅館では「吹上25号、吹上26号、吹上28号」と表記が異なりますが、同じお湯です。
〔2025.01更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR谷山駅】から ※下記のバスは〔鹿児島(金生町)〕始発ですが、【JR鹿児島中央駅】を経由する系統としない系統があります。
(A)○〔谷山駅前〕 [準急]加世田・[普通]伊作行き 乗車 〔伊作〕下車
38分 760円 br> ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔吹上図書館・伊作バス停〕 吹上北地区/吹上南地区 (要予約) 乗車 〔中島温泉旅館〕下車 すぐ ★
10~15分 300円
(B)○〔谷山駅前〕 [準急]加世田行き・[普通]伊作行き 乗車 〔片町〕下車 徒歩23分
34分 720円
◆ ◆ ◆
【伊集院駅】から
○(A)〔伊集院〕 さつま湖経由加世田・枕崎 または 永吉麓経由伊作行き 乗車 〔伊作〕下車
37分 730円 さつま湖経由
43分 730円 永吉麓経由
↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○上記★の乗合タクシー
○(B)〔伊集院〕 さつま湖経由加世田・枕崎行き または 永吉麓経由伊作行き 乗車 〔宮坂〕下車 徒歩23分 ※伊作止めの場合は〔西本町〕下車徒歩26分
39分 760円
◆ ◆ ◆
【枕崎駅】から
(A)○〔枕崎〕 伊作・加世田・枕崎行き乗車 〔伊作〕下車
67分 1160円
↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○上記★の乗合タクシー
(B)○〔枕崎〕 伊作・加世田・枕崎行き乗車 〔宮坂〕下車 徒歩23分
65分 1110円
(A)○〔谷山駅前〕 [準急]加世田・[普通]伊作行き 乗車 〔伊作〕下車
38分 760円 br> ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔吹上図書館・伊作バス停〕 吹上北地区/吹上南地区 (要予約) 乗車 〔中島温泉旅館〕下車 すぐ ★
10~15分 300円
(B)○〔谷山駅前〕 [準急]加世田行き・[普通]伊作行き 乗車 〔片町〕下車 徒歩23分
34分 720円
◆ ◆ ◆
【伊集院駅】から
○(A)〔伊集院〕 さつま湖経由加世田・枕崎 または 永吉麓経由伊作行き 乗車 〔伊作〕下車
37分 730円 さつま湖経由
43分 730円 永吉麓経由
↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○上記★の乗合タクシー
○(B)〔伊集院〕 さつま湖経由加世田・枕崎行き または 永吉麓経由伊作行き 乗車 〔宮坂〕下車 徒歩23分 ※伊作止めの場合は〔西本町〕下車徒歩26分
39分 760円
◆ ◆ ◆
【枕崎駅】から
(A)○〔枕崎〕 伊作・加世田・枕崎行き乗車 〔伊作〕下車
67分 1160円
↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○上記★の乗合タクシー
(B)○〔枕崎〕 伊作・加世田・枕崎行き乗車 〔宮坂〕下車 徒歩23分
65分 1110円