湯布院地区-私家版 九州温泉道ナビ

ここも入っとこ♨ 新連川温泉 櫻の湯 ☆☆☆☆ 

温泉ガイド  

※九州温泉道指定施設ではありません
 小野屋駅前にかつて存在した小野屋温泉。小野酒造が経営する変わり種で、濃いモール泉であることから黒湯と言われていたようです。残念ながら現在は更地になり、いまでも源泉が垂れ流されています。ここに浴槽つくろうよ!っていいたくなるぅ。
 ところが。そこからほど近い線路沿いに、地区が管理する「新連川温泉 櫻の湯」という湯小屋がひっそりと佇んでいるんですね。「組合員専用貸切家族湯」という看板がかかげられており施錠されてますが、管理をされている銀荘サクラヤ(町の洋服屋さんです)にお願いすると、わずか200円で鍵を貸して下さるんですよ。やっほい、狂喜乱舞
 かつての小野屋温泉と肩を並べる、いやそれよりもよりいっそう黒々としたモール泉を独泉! これを至福と言わずしてなんと言おう。はい、みなさん地元の方の好意に感謝して、礼儀正しくご入浴下さい。営業時間は明確ではなく、サクラヤさんが開いていれば鍵をお借りできるみたい。いちおうサクラヤさんの営業時間は平日の9:00~18:30らしいんだけど小さなお店なので席を外されている時間もあるかも。夕方(これも時間帯がはっきりしないけど)は組合員が入るので避けて欲しいとのことでした。
 最後に余談ですが、駅名になっている小野屋というのは地名じゃなくて、久大線の前身である私鉄「大湯鉄道」に小野屋酒造が出資していたため、駅名として屋号がそのまま用いられたということだそう。つまり、バス停によくある「イオン前」とか「○○病院前」とかと同じ感覚ですね。ではもともとの地名は何かと言えば、それが「新連川」でこちらの温泉名になっているわけですね。(現在は小字は消失して、公式の住所は庄内町東長宝)
〔2024.01更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR小野屋前】から
○徒歩4分   ◆  ◆  ◆
【JR大分駅】から
○〔大分駅前4〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 長湯(道の駅ながゆ温泉)・久住行き 乗車 〔小野屋駅前〕下車 徒歩3分
58分 800円

↑ PAGE TOP


温泉道№043 長湯温泉 ラムネ温泉館 ★★★★

温泉ガイド  →公式[ラムネ温泉館]

 「デザイナーズ温泉」ともいうべき入浴施設。中途半端にやるとイヤミになることもあるけど、ここは心地よい空間に仕上がっています。ここでスタンプを押すと、御湯印帳用の制覇祈願「インク写り防止紙」がいただけますので、早めに訪問してゲットしときましょう。温泉道の友として、わたしも愛用してます。
 目玉はなんといっても低温でつかる炭酸泉。なかなか人があがらないので休みの日はぎっしり、まるで「いわしのオイルサーディン」のようになってます。露天風呂となっているラムネ温泉は、一番奥のぽこぽこと泡の立ち上っているあたりがいちばん泡付きのよい特等席です。休日は辛抱強く待たないとこの席はゲットできません。
 徒歩で川沿いに少し歩くとあの「がに湯」。橋の下の更衣スペースで着替えて、河原のあの風呂へダッシュ! ドボンと入ってしまえば、黄色の濃厚な湯ですので全く気になりません。問題はあがるタイミングだけで~す。
 水神の森までは徒歩12分、山の湯かずよまで徒歩17分、郷の湯旅館は少々厳しい徒歩29分。
〔2024.07更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後竹田駅前】から★
(A)○〔竹田駅前〕→大野竹田バス 久住支所経由長湯(直入支所)行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩3分
44分 880円 
(B)○〔竹田駅前〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 高伏~直入線 長湯(直入支所)行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩3分
26分 600円 筒井経由
35分 600円 上町経由
  ◆  ◆  ◆
【特急バス 竹田温泉花水月】から ※大分~熊本 特急バス
○徒歩3分で〔竹田駅前〕
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○    ★のバス
  ◆  ◆  ◆
【JR小野屋駅】から
 駅前の〔小野屋駅〕バス停は由布市コミュニティバスの乗り場で、竹田市コミュニティバスのバス停は駅正面を出てしばらく進み階段を降りたところにある大野竹田バスの〔小野屋〕バスとなります。駅から徒歩3分。なお、〔小野屋駅前〕というバス停もありますが、徒歩の場合はかえって遠くなります。
(A)○〔小野屋〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 長湯(道の駅ながゆ温泉)行き 乗車 〔道の駅ながゆ温泉〕下車 徒歩10分
48分 800円
(B)○〔小野屋〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 久住行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩3分
50分 840円
  ◆  ◆  ◆
【JR大分駅】から
(A)○〔大分駅前4〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 長湯(道の駅ながゆ温泉)行き 乗車 〔道の駅ながゆ温泉〕下車 徒歩10分
1時間45分 1340円
(B)○〔大分駅前4〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 久住行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩3分
1時間47分 1400円

↑ PAGE TOP


温泉道№044 長湯温泉 水神之森 ★★★

温泉ガイド  →公式[水神之森]

 温泉街から離れたペンション風の建物にある温泉。
 洗い場は析出物でコーティングされゴツゴツの月面状態(長湯温泉はどこの浴場も基本的にそうなりますが、施設の維持の仕方によってその形状は様々)。長い湯船には青い発泡スチロール板で蓋がしてあり、あなたが入りたいと思ったあたりの蓋をあけると、湯の表面には析出物がビッシリ浮いているのに驚くでしょう。湯口では炭酸ガスが定期的にボコンボコンと激しく音を立てています。(湯口で大爆発をしてしまうので、体への泡付きはありません)あとはあなたの持ち時間次第です。30分でも1時間でもお好きなだけどうぞ。
 さて、こちらの奥様はたいへん話し好きの方で、温泉について語り始めると、湯口の炭酸ガスのようにボコンボコンと止まりません。毎日浴槽を掃除するため足の爪にあの長湯の析出物が着いちゃってること、湯の鉄分が肌に吸着してしまって別府の硫化物泉に入ったら化学反応を起こして真っ黒になってしまったこと(Fe+S→FeS)、(念のため註。毎日入っておられるからのことで、1日やそこらでなるものじゃないですから、浴客の皆さんはご安心あれ)、パイプがすぐ詰まってしまうため掃除が大変なこと、だけど九州温泉道に指定されている湯にスケール防止剤はいれたくない(析出物が出ないようにする薬剤です。これを投入すると析出しにくくなるので配管の維持がすごく楽になるんです)とがんばっていることなど、熱く語ってくれました。
 追伸 何回目かの訪問時には自転車で行ったのでそのての話になり、宿で買った宿泊客用の自転車の取り扱いに困っておられた(米式と仏式の区別がついてなかった)ので、空気を入れてあげると喜ばれて入浴代を割り引いていただけました。ふふっ、もうちゃんと説明してきたので「オレも空気を入れて割引に!」と張り切らないよう。二匹目のどじょうはいませんよ。
 ラムネ温泉までは徒歩12分、山の湯かずよまで徒歩18分。
〔2024.07更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後竹田駅前】から★
(A)○〔竹田駅前〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 高伏~直入線 上町経由長湯(直入支所)行き 乗車 〔栃原入口〕下車 徒歩5分
29分 600円
(B)○〔竹田駅前〕→大野竹田バス 久住支所経由長湯(直入支所)行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩12分
44分 880円 
(C)○〔竹田駅前〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 高伏~直入線 筒井経由長湯(直入支所)行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩12分
26分 600円
  ◆  ◆  ◆
【特急バス 竹田温泉花水月】から ※大分~熊本 特急バス
○徒歩3分で〔竹田駅前〕
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○    ★のバス
  ◆  ◆  ◆
【JR小野屋駅】から 詳細はラムネ温泉館のコメント参照
(A)○〔小野屋〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 長湯(道の駅ながゆ温泉)行き 乗車 〔道の駅ながゆ温泉〕下車 徒歩20分
48分 800円
(B)○〔小野屋〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 久住行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩12分
50分 840円
  ◆  ◆  ◆
【JR大分駅】から 
(A)○〔大分駅前4〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 長湯(道の駅ながゆ温泉)行き 乗車 〔道の駅ながゆ温泉〕下車 徒歩20分
1時間45分 1340円
(B)○〔大分駅前4〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 久住行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩12分
1時間47分 1400円

↑ PAGE TOP


温泉道№143 長湯温泉 かずよ ★★★

温泉ガイド  →公式[山の湯かずよ]

 第二代泉人の方のサイトによれば、いっちゃんはじめにはリストアップされていたものの、立ち寄り湯の客があまり来ると宿泊者に迷惑がかかるかもということで、辞退されていたという施設。なぜか2014年に新規追加になりました。
 長湯の土類泉(土色ってことじゃないですよ、カルシウム・マグネシウムをアルカリ土類というためです)は、湯の扱い方で大きくその姿を変えます。源泉をそのままどんどん注いで浴槽が析出物で狭くなるままにしている郷の湯や万象の湯、激しい炭酸ガスの噴出ごとボコボコと湯船に注ぐ水神の森、いったんタンクに落として析出物を出した後に配湯する方式(たぶんほとんどの宿がそう)など。
 山の湯かずよは、まず多すぎる源泉をそのまま河川に捨ててます(!)。橋のたもとに、噴気とともにのたうち回わりながら湯をはき出すホースが目につくでしょう。期待に胸膨らませながら浴室に入ると、巨大な玄武岩の柱状節理がずらりと並んでいるのがお出迎え。浴槽が比較的大きく湯温が緩やかに下がるためか、低温槽ではクリーミーな析出物が溜まっておりちょっと泥湯みたい。朝一に訪問すると露天風呂には薄く張ったカルシウムの膜が残っており、それをパリパリと割って遊んでみました。
 さてところで温泉がしたたり落ちてくる浴室の壁面、よく見てみましょう。みごとな石でしょう。角閃石デイサイトの貫入岩(溶岩が地下深くから昇ってくる途中で冷えて固まってしまったもの)で六方石と言われ、阿蘇で採れたものなんだそう。ところで温泉がしたたり落ちるところだけ、ふくらんじゃってるのはもともとからではないんですよ。これ、析出物でこうなってるんです。湯船も狭くなっちゃんってますね。いやこれ見てるだけで、「長湯温泉だなぁ」ってご飯何杯でもいけます・・・じゃなかった1時間ぐらい長湯できます。
 指定施設のラムネ温泉まで徒歩17分、水神の森まで徒歩18分。
〔2024.07更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後竹田駅前】から★
(A)○〔竹田駅前〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 高伏~直入線 長湯(直入支所)行き 乗車 〔新橋〕下車 徒歩2分
24分 560円 筒井経由
33分 560円 上町経由
(B)○〔竹田駅前〕→大野竹田バス 久住支所経由長湯(直入支所)行き 乗車 〔桑畑〕下車 徒歩4分
42分 840円 
  ◆  ◆  ◆
【特急バス 竹田温泉花水月】から ※大分~熊本 特急バス
○徒歩3分で〔竹田駅前〕
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○    ★のバス
  ◆  ◆  ◆
【JR小野屋駅】から 詳細はラムネ温泉館のコメント参照
(A)○〔小野屋〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 長湯(道の駅ながゆ温泉)行き 乗車 〔道の駅ながゆ温泉〕下車 徒歩23分
48分 800円
(B)○〔小野屋〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 久住行き 乗車 〔桑畑〕下車 徒歩4分
52分 840円
  ◆  ◆  ◆
【JR大分駅】から
(A)○〔大分駅前4〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 長湯(道の駅ながゆ温泉)行き 乗車 〔道の駅ながゆ温泉〕下車 徒歩23分
1時間45分 1340円
(B)○〔大分駅前4〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 久住行き 乗車 〔桑畑〕下車 徒歩4分
1時間49分 1400円

↑ PAGE TOP


ここも入っとこ♨ 長湯温泉 しづ香温泉 ☆☆☆ 

温泉ガイド  →公式[しず香温泉]

※九州温泉道指定施設ではありません
 長湯温泉には、日帰り入浴施設や共同湯が多数あって、温泉めぐりがすんごく楽しめます。「くず淵温泉」とバス停の名前にまでなっているのに、ジモ専(ジモ泉)で入浴できないところまで・・・。(他にもジモ専は何ヶ所かあります。もちろん外来者は入浴できませんよ)
 泉質が同じ所をいくつも巡ると飽きてくるものですが、ここでは湯の扱いによって湯船の様子がさまざまに変化するんですよね。多量の析出物をそのままにしてどんどん湯船が狭くなっているところ、「きもと温泉」のようにいったんドラム缶に落としてから配湯することで析出物がでないように工夫しているところ、すべて析出物を掻き落としているところ・・・さまざまなです。よく浴室にハンマーが置きっ放しになってたりするのは、言うまでもなく析出物をたたき落とすためです。
 その中でも、イチオシは「しず香温泉」。浴室を一目見て「即座に帰る」か「大喜びする」かのどちらかでしょう。もう壁面の色と言ったら・・・わたしは「大喜び」するほうの人です。
〔2024.07更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後竹田駅前】から★
(A)○〔竹田駅前〕→大野竹田バス 久住支所経由長湯(直入支所)行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩2分
44分 880円 
(B)○〔竹田駅前〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 高伏~直入線 長湯(直入支所)行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩2分
26分 600円 筒井経由
35分 600円 上町経由
  ◆  ◆  ◆
【特急バス 竹田温泉花水月】から ※大分~熊本 特急バス
○徒歩3分で〔竹田駅前〕
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○    ★のバス
  ◆  ◆  ◆
【JR小野屋駅】から  詳細はラムネ温泉館のコメント参照
(A)○〔小野屋〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 長湯(道の駅ながゆ温泉)行き 乗車 〔道の駅ながゆ温泉〕下車 徒歩9分
48分 800円
(B)○〔小野屋〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 久住行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩2分
50分 840円
  ◆  ◆  ◆
【JR大分駅】から
(A)○〔大分駅前4〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 長湯(道の駅ながゆ温泉)行き 乗車 〔道の駅ながゆ温泉〕下車 徒歩9分
1時間45分 1340円
(B)○〔大分駅前4〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 久住行き 乗車 〔山脇〕下車 徒歩2分
1時間47分 1400円

↑ PAGE TOP


温泉道№062 七里田温泉 七里田温泉館(下湯) ★★★

温泉ガイド  →公式[七里田温泉館]

 2023年7月1日にリニューアルオープン。「利用しやすい施設に生まれ変わりました!」という竹田市観光協会の案内に一抹の不安を覚えながら再訪したところ・・・残念ながら悪い予感は的中。
 以前は「88湯といわず、九州10湯でも充分リストアップされそうな湯」とベタ褒めしておりましたが、フツーの炭酸泉になってしまいました。建物がキレイになって一般客が入りやすくなったのでケチをつけようという「温泉オタクめが!」と言われそうですが、決定的にだめになったのは湯の注ぎ方。以前は湯船と同じ高さで静かに注がれていたものが、温泉旅館の湯船みたいに上から注ぎ落とす方式に。おかげで湯口ですでに激しく泡立ってしまっています。また、広いスペースを確保するためか浴場の場所がなり動いており、配管もできるだけ上下方向の移動なく最短にしなければならない配慮がされていないよう。
 お湯に体を入れた途端、過飽和状態だった炭酸ガスが一挙に体表のあちらこちらから発泡する、あの「七里田温泉でしか味わえなかった浴感」は失われてしまいました。
 これ設計した人は、観光客向けの小綺麗な宿の浴室はつくることはできても、繊細な炭酸泉の扱いは知らない方だったのでしょう。宮﨑県高原町の湯之元温泉の更衣室に掲示してある、炭酸泉の扱い方よく読んで勉強しましょう!(もう遅いけど)
 相当がっかりしながらも、入浴の仕方の説明を以下しておきます。
 まず七里田温泉館に行って、保証金を預けます。鍵を渡してくれますので、それをもって集落の中にある「下湯(ラムネの湯)」を解錠して入室するスタイルです。ちなみにその浴場の前に無料の足湯もできています(足湯はいいから、ちゃんとした炭酸泉用の設計をした浴槽をつくって! ←しつこいな)
 七里田温泉館にある「木乃葉の湯」も秀逸な湯で、露天風呂に朝イチに入ると、表面に張っては沈んだ湯の花の「破片」が底にジャリジャリ沈んでいます。こちらは黄土色に濁った湯になります。供される地元の方の手作りお弁当もお手頃。2024年に温泉道のスタンプの取り扱いが変わり、「木乃葉の湯」入浴では押印されず「下湯(ラムネ湯)」でなければならないルールに変更されました。次まわるときは入浴料の安い「木乃葉の湯」でいいやと思っていた私の心が見抜かれている^^;
〔2024.07更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後竹田駅前】から★
○〔竹田駅前〕→大野竹田バス 久住支所経由都野(みやこの)・長湯行き 乗車 〔都野〕下車 徒歩21分
34分 710円 
  ◆  ◆  ◆
【特急バス 竹田温泉花水月】から ※大分~熊本 特急バス
○徒歩3分で〔竹田駅前〕
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○    ★のバス
  ◆  ◆  ◆
【JR小野屋駅】から 詳細はラムネ温泉館のコメント参照
○〔小野屋〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 久住行き 乗車 〔都野〕下車 徒歩21分
1時間 920円
  ◆  ◆  ◆
【JR大分駅】から
○〔大分駅前4〕→竹田市コミュニティバス (大野竹田バス運行) 大分駅線 久住行き 乗車 〔都野〕下車 徒歩21分
1時間57分 1540円

↑ PAGE TOP


温泉道№063 赤川温泉 赤川荘 ☆☆☆

温泉ガイド  →公式[赤川荘]

※九州温泉道指定施設ではありません
 かつては黒川~久住高原荘~竹田駅というバス路線があったのですが、晩年は久住高原荘~竹田駅に短縮され土曜日のみ1往復という究極の状態でした。それも廃止となり、同時期になくなった路線の大半は竹田市のコミュニティバスにひきつがれたものの、さすがにここは命運尽きてしまいました。
 ・・・ということで、ずっと行けずじまいだったのですが一念発起して、瀬の本バス停からのアクセスを敢行しました。最初2kmは上り坂、次の2kmは下りで国民宿舎久住高原荘に到着します。九州とは思えない眺めは壮観ですが、トラックなどの交通量が意外に多いのが玉に瑕。久住高原荘からは国道を外れダラダラ坂を登ります。ときおり風が、まだ見ぬ温泉の硫黄の香りを運んできてくれます。道路脇にうねっている黒いパイプは、赤川荘から下の久住高原ホテルへの送湯管(冷泉なので送水管?)。いきどまりに「これ以上幅はとれません」とばかりに山と川に挟まれた小さなピンク色の建物が見えると、それが赤川荘です。
 内湯には、冷たい源泉と加熱湯の二槽、露天風呂は手前がややぬる、奥が完全な冷泉です。露天風呂の最先端は混浴スペースだったのですが、現在は立入禁止ゾーン。体を沈めると、さきほどまでの汗を引き取るように、冷鉱泉が心地よく染みていきます。滝の音、見上げると緑の木々、湯の底をなでると沈んでいる白い湯の花が舞い上がる。もう何も言うことはありません。
 2014年に指定除外になりましたが訪問する価値はあります…と前は言い切っていたのですが、ちょっと「日替わり入浴1000円」は値上げしすぎ。また、日本語間違ってますよ。正しくは「日帰り入浴1000円」でしょ。温泉化粧水の販売がメインになってしまったようで、お湯は変わってないと思うけどちょっとね…。
 ちなみに旧「国民宿舎久住高原荘」が転じた「天空の大地久住高原ホテル」でも、7~9月の期間限定でこの赤川温泉の白いお湯(というか冷泉)が露天風呂に注がれています。非加熱なので夏期のみということですが、料金500円ですので赤川荘の半額です。それ以外の期間は、宿独自の別泉源での営業となります。かつては通年で浴用加熱で入浴できたのですが、燃料費の高騰で扱いが変わったようですね。
〔2024.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後竹田駅前】から★
○〔竹田駅前〕→大野竹田バス 久住支所経由都野(みやこの)・長湯行き 乗車 〔久住支所前〕下車 徒歩1時間50分
24分 520円 
  ◆  ◆  ◆
【特急バス 竹田温泉花水月】から ※大分~熊本 特急バス
○徒歩3分で〔竹田駅前〕
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○    ★のバス
  ◆  ◆  ◆ 【JR阿蘇駅】から
○〔阿蘇駅前〕→九州産交バス 九州横断バス 別府(別府駅前本町)行き 乗車 〔瀬の本〕下車 徒歩1時間50分
60分 1500円
 
  ◆  ◆  ◆
【JR由布院駅】から
○〔由布院駅前バスセンター〕→九州産交バス 九州横断バス 熊本行き 乗車 〔瀬の本〕下車 徒歩1時間50分
73分 1900円 

↑ PAGE TOP