九重地区-私家版 九州温泉道ナビ

   

温泉道№132 壁湯温泉 福元屋 ★★★★★

温泉ガイド  →公式[旅館福元屋]

 壁に掘りこまれたような窪み、その底の丸石の間からこんこんと湯がわき上がっている。ちょっと温めなので、冬場は湯口のうえに陣取りたいところです。(多客時は譲り合って)。凝灰岩という柔らかい岩でできており、壁面には「南无阿弥陀仏」の字も刻まれている。九州温泉道の初回指定時に選ばれなかったのが不思議なぐらい有名な湯。
 お湯には間違いが無い「日本秘島を守る会」加盟施設ですが、さらにオススメはすぐ隣の地元管理の共同湯・・・と書いていたのですが、コロナ禍で『外来入浴お断り』になり、残念ながらそれ以後も固く門戸を閉ざしたまま。もう、入ることは叶わないのかなぁ。なおグーグルマップで検索して出てくる「壁湯共同浴場」の写真・口コミは、ほとんどがこの福元屋の露天風呂のものです。
 以下、もうしばらくの間、ご紹介の文章を残しておきますが、復活しないようであれば削除しますねT^T。
 『ほとんどコンクリートで塗り固められており(湯の湧き出し口のみ、穴が開いたようになっていて丸石がゴロゴロつめこんであるのは福元屋と同じです。湯船自体の風情は旅館管理の壁湯に劣りますが、完全混浴で夕方行くとじいやもばあやも世間話をしながら「ぬる湯」に浸っている「昭和の入浴風景」が見られます。「からだの洗い場」と書かれた細長い手前の湯船は、からだをどっぷりとつけて湯の中で石けんでゴシゴシして入浴する為のもの。西洋式ですね^^; 午前中のひとけのない時間帯を狙うのもいいですが、日本全国で過去帳入りしそうな入浴風景を目に焼き付けるのもいいかも。』
〔2024.01更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後森駅】から
○〔森駅前〕→玖珠観光バス 宝泉寺経由菅原・麻生釣・二瀬・串野温泉行き 乗車 〔壁湯〕下車 徒歩すぐ
22分 500円

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温泉道№174 川底温泉 螢川荘 ★★★★

温泉ガイド  →公式[螢川荘]

※九州温泉道指定施設ではありません
 経営者の高齢化により宿泊を止めて日帰り入浴のみとなり「危ないな」と思っていたら予感的中。しかし、オーナーが変わって無事に営業再開! ところが名前の通り、浴室が川底ゆえ水害の直撃をうけ長期休業・・・。これら幾多の困難を乗り越えて、2024年6月ようやく復活しました。おかえりなさい、川底温泉。
 温泉通の間では昔から知られた一軒宿の名湯です。遠方からきた温泉ファンに、まちがいなく九州を代表する湯としてすすめられるお湯だと思います。名前の通り、真横を流れる川の底と同じ深さの三段の湯船があり、枠は石組みで、底は固められておらず石がゴロゴロしてます。もとはホンモノの足元湧出湯だったんだろうと思いますが、今はお湯は別の温泉井から供給されています。
 経営者が変わった際に、この三連の湯船を仕切って3室にするリニューアルが行われ、大きく風情を削いでしまっていたのですが、復活にあったってこれを撤去、別の場所にも浴場をつくることで男女でわけて入浴できるようになりました。どうすればこの「川底」のほうに入れるかが気になりますが、なんと先着順! 男性が先に入れば、あとの女性客は別のお風呂にご案内ということらしいです。次来たあなたがもし男性ならばそのまま「川底」のほうに一緒に入るという形で、家族湯や貸切湯としての運用ではなく、あくまでそのときどきの男女の入浴状況によって決まるということですね。これは朝イチに行かねば。
 九州温泉道の再指定も、待たれるところですね。
〔2024.07更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後森駅】から
(A)○〔森駅前〕→玖珠観光バス 宝泉寺経由菅原・麻生釣・二瀬・串野温泉行き 乗車 〔川底温泉〕下車 徒歩すぐ
29分 620円
(B)○〔森駅前〕→玖珠観光バス 二瀬(宝泉寺)行き 乗車 〔二瀬〕下車 徒歩24分
26分 570円

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温泉道№222 九酔郷温泉 二匹の鬼 ★★★

温泉ガイド  →公式[二匹の鬼]

 豊後中村駅から、久住夢大吊り橋や筋湯に向かう途中にあらわれる九酔郷。とんでもなくクネクネクネクネとした道路が崖に張り付いており、その途中にあるのが九酔郷温泉です。道路改修の予算が付けば高架橋とトンネルでぶち抜いてしまいそうな区間ですが、ここでこれやっちゃうと観光資源が台無しですからね・・・。
 下車バス停である桂茶屋も、その崖の途中にある観光スポット。タヌキやキツネのメークをした姐さんが出てくるお店ですね。こちらで食事をすると、「二匹の鬼」の露天風呂入浴料は無料(家族湯は半額)、「つれずれ」の大浴場は200円引き(家族湯は500円引き)になります。入浴前に、まず腹ごしらえもいいかも。ちなみに「つれづれ」は家族湯主体の日帰り入浴施設なんですが、6000円でそのまま泊まることも出来ます。素泊まりとはいえ温泉つき個室にこの値段ってありえん安さ。
 さて、バス停から狭い道を上っていきます。ちょっと大変。もうひとつバス停がほしいけど、桂茶屋のバス停もかなり無理しておいてあるので、たぶん運輸局の許可がでないでしょう。宿の入口の看板からさらに坂を登り切ると、ようやく到着です。お疲れ様。さっそく、フロントで「露天風呂!」っていいましょう。みんな家族湯に行ってしまうのでほぼ無人で(個人の経験です)、なんとこれが200円。いや、実は泊まったこともあるのですが、外来入浴をこの値段で受け付けているというのは知りませんでした。宿も公式サイトでは触れてないし、たぶん「つれずれの方をご利用下さい」というのが基本スタンスではないでしょうか。よく九州温泉道の指定をOKしたなぁ・・・って思います。
 さあ濁り湯に浸かりましょう。ちょっと熱めの湯に身を浸しながら、九酔郷を見下ろせば、心も晴れやか。
 追記 冬期12月~春頃は、家族湯以外の外来入浴(=露天風呂)は他の湯船の湯量(湯温)確保のため、おやすみとなるようです。休業期間については宿の公式サイトでは触れられていないので、電話などで確認するしかなさそうですね。
〔2024.07更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後中村駅】から
○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き 乗車 〔展望台・桂茶屋〕下車 徒歩6分
16分 500円
  ◆  ◆  ◆
【高速バス九重インター】から 福岡~由布院線高速バス「ゆふいん号」停車
○〔九重IC〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き 乗車 〔展望台・桂茶屋〕下車 徒歩14分
17分 500円
  ◆  ◆  ◆
【JR豊後森駅】から
○〔森駅前〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き 乗車 〔展望台・桂茶屋〕下車 徒歩14分
34~41分 500円
  ◆  ◆  ◆
【JR由布院駅】から
○〔由布院駅前バスセンター〕→亀の井バス [37]牧ノ戸峠行き 乗車 〔九重夢大吊橋〕下車 徒歩28分
50分 1200円 ※4~11月の土日祝運行

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温泉道№060 筌(うけ)ノ口温泉 新清館 ★★★★

温泉ガイド  →公式[新清館]

 観光客でにぎわう九重夢大吊橋をすぎ、次のバス停「筌(うけ)ノ口」で下車。降りたら、ガソリンスタンドの横の道に入ってずっと坂道を降りていくと着きます。筌ノ口共同浴場の隣に建つ、ちょっと民芸調の旅館。他の宿が廃業してしまったので、一軒宿の湯です。
 濃厚な黄土色の湯がどっぷりと注がれた露天風呂は圧巻。新鮮な湯は無色透明に近く、空気に触れることによって酸化して色づくようです。かなり濃い黄土色で、浸かってしまえばまったくお湯の中はまったく見通すことができません。
 作り込んだ庭園露天風呂には心動かされませんが、ここの露天風呂は秀逸。周囲は自然の雑木林で、初夏には新緑の木々が美しく、湯は濁ってるけど心は透き通ってくるかのようです。ちょっと温めのお湯は1時間でも軽く入ってられます。休日はちょっと混むので、平日にゆっくり訪れたい。
 ちなみに、すぐお隣の筌ノ口共同浴場は、この濁り湯によって黄褐色に染められた浴槽がドンとセンターに鎮座してます。観光的風情はありませんがなかなかの存在感。こちらの湯船のお湯は、新清館と対照的に、やや熱めです。お好みに応じてどうぞ。
 山里の湯までは徒歩8分です。
〔2024.01更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後中村駅】から
○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き 乗車 〔筌の口〕下車 徒歩6分
21~23分 500円
  ◆  ◆  ◆
【高速バス九重インター】から 福岡~由布院線高速バス「ゆふいん号」停車
○〔九重IC〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き 乗車 〔筌の口〕下車 徒歩6分
22~24分 500円
  ◆  ◆  ◆
【JR豊後森駅】から
○〔森駅前〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き 乗車 〔筌の口〕下車 徒歩6分
40~48分 500円
  ◆  ◆  ◆
【JR由布院駅】から
○〔由布院駅前バスセンター〕→亀の井バス [37]牧ノ戸峠行き 乗車 〔九重夢大吊橋〕下車 徒歩11分
50分 1200円 ※4~11月の土日祝運行

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温泉道№061 筌(うけ)ノ口温泉 山里の湯 ★★★★

温泉ガイド  

 いちおう筌ノ口温泉となっていますが、湯はまったく別物です。(本家「筌ノ口」も炭酸味があって、新鮮な湯は透明だけど・・・)
 冷泉では宮崎・高原の湯之元が、冬期には厳しいヌル湯では七里田が、それぞれ九州の泡付きトップ温泉だと思うんだけど、サイトで紹介の通りそれなりのこの温度でこの泡付きはすごい。(と以前記してましたが、七里田温泉が改装されて湯遣いがダメダメになったので、こちらのほうが泡付きは上かな)
 2人で一杯になる高温槽に源泉が入っており、それが流れ込む定員3人ぐらいの低温槽が付随しています。もちろん高温槽の方が泡付きを楽しめます。まあ、高温と言ってもふつうに言えばヌル湯に近く、泡を楽しむために皆さん長湯しますので、人が少ない時を見計らっていきましょう。ボコッ、ボコッ、という音を聞きながら目をつぶれば30分ぐらいはあっという間。土日はやはりお客さんが多いので、湯口を占領しないように注意。適宜自分から譲りましょうね。
 お安く素泊まり(頼めば朝食は出るそう)もできるので、まったりと平日に泊まるのがお勧めかも。いつか挑戦してみたい・・・。
 新清館までは徒歩8分となります。
〔2024.01更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後中村駅】から
 九州温泉道公式サイトの〔筌の口温泉〕バス停という表記は誤りで、〔筌の口〕が正当。〔筌の口温泉〕は、飯田高原線という別系統のバスが発着するバス停で、地域外の方は利用できるダイヤではありません。
○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き 乗車 〔筌の口〕下車 徒歩3分
21~23分 500円
=   ◆  ◆  ◆
【高速バス九重インター】から 福岡~由布院線高速バス「ゆふいん号」停車
○〔九重IC〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き 乗車 〔筌の口〕下車 徒歩3分
22~24分 500円
  ◆  ◆  ◆
【JR豊後森駅】から
○〔森駅前〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き 乗車 〔筌の口〕下車 徒歩3分
40~48分 500円
  ◆  ◆  ◆
【JR由布院駅】から
○〔由布院駅前バスセンター〕→亀の井バス [37]牧ノ戸峠行き 乗車 〔九重夢大吊橋〕下車 徒歩8分
50分 1200円 ※4~11月の土日祝運行

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温泉道№059 筋湯温泉 うたせ大浴場 ★★★★

温泉ガイド  →[筋湯温泉観光協会]

 筌ノ口、湯坪、河原湯、ひぜん湯と小さな温泉が続く先に位置しています。ここらへんは道路が未改良のため、小国付近のような俗化が進まず、素朴さを残る温泉が多いのが好ましい。筋湯は、その中でも大規模な旅館もある名の通った温泉地ですが、東日本で言う総湯にあたる「うたせ大浴場」を囲むように温泉街が形成されているのが、またいい。
 なお、地熱発電所の廃水が供給されているといった報道が一時ありました。たしかに筋湯の温泉は蒸気造成泉ではありますが、そのためにつくられて供給されているもので廃水はデマ。また造成泉は温泉ではないとか言い出すと、別府の公衆浴場の大半も蒸気造成泉ですので・・・。詳しく知りたい方は環境省の公式サイトに乗っている資料をご覧下さいな。
 さて、閑話休題。
 まず入り口で、入浴改札機を通るためのコインを購入します。「筋湯温泉」と名前も入った特製コインで、持って帰っても記念になりそう(持って帰っちゃだめなんでしょうけど)。なお、筋湯の旅館に宿泊している場合は、宿からコインがもらえますので、共同湯はすべて無料で入浴することができます。九州温泉道のスタンプは、入浴改札機を入った中の女湯の入口前にあります。
 16本の打たせ湯が落ちる浴場は、豪雨というか、滝壺というか、すごい水しぶき(お湯しぶき?)の音がたっており、広い湯船の半分は飛び散る水滴(湯滴?)が絶えず円を描いている。ふつうの温泉であれば、「打たせ湯のしぶきが飛ぶ」と苦情が出そうだが、ここはそれウリ。遠慮なく打たれちゃいましょう。
 このほかに3箇所の共同湯があり(うち2湯は交代で男女専有仕様なので同日ではいずれか2箇所しか入浴できない)、それらもついでに足を伸ばしましょう。
 なお、近隣に「九重森林公園スキー場」があり、シーズンにはスキーツアーバスの団体が16時~17時ごろ大挙して「うたせ大浴場」に押しかけてくるので、この時期はその時間帯を避けることが大切です。
〔2024.01更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR豊後中村駅】から
○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 九重登山口・牧の戸峠行き(大将軍経由は不可) 乗車 〔筋湯〕下車 徒歩3分
39~52分 500円 ※平日は〔飯田交流センター〕で乗換になります。「九重横断線・飯田高原線の乗り換え記載分」を参照。
  ◆  ◆  ◆
【高速バス九重インター】から 福岡~由布院線高速バス「ゆふいん号」停車
○〔九重IC〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 筋湯経由九重登山口・牧の戸峠行き(大将軍経由は不可) 乗車 〔筋湯〕下車 徒歩3分
40~53分 500円 ※平日は〔飯田交流センター〕で乗換になります。「九重横断線・飯田高原線の乗り換え記載分」を参照。
  ◆  ◆  ◆
【JR豊後森駅】から
○〔森駅前〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き(大将軍経由は不可) 乗車 〔筋湯〕下車 徒歩3分
64~77分 500円  ※平日は〔飯田交流センター〕で乗換になります。「九重横断線・飯田高原線の乗り換え記載分」を参照。
  ◆  ◆  ◆
【JR由布院駅】【JR阿蘇駅】から
 九州横断バスに、筋湯温泉入口というバス停がありますが、とんでもなく離れた場所(約7km)ですので、上記のいずれかのルートをご利用下さい。

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温泉道№162 星生温泉 九重星生ホテル ★★★

温泉ガイド  →公式[九重星生ホテル]

 一番広い岩風呂には硫黄泉が注がれ石が初雪のように真っ白にコーティングされていますし、屋根をかけた桶風呂に注がれた酸性緑礬泉は飲泉可能でレモネードのような微かな甘みの中に酸味がはしります。近くの寒の地獄温泉と同じ泉質と思われる、キリッと冷たい硫黄泉は長湯して火照った身体を冷やしてくれます。
 その上、見事な眺望。ちょうど訪問したときは、ほんのり白い九重連山の初冠雪を観ることができました。
 コミュニティバスはほとんどが九重登山口止まりですが、バス停から「やまなみハイウェイ」に添う形で遊歩道がありますので、そちらを歩けば気分良く散策しながら温泉にたどり着けます。・・・なんと、遊歩道の脇には源泉が溢れている箇所も(といっても硫黄泉の冷泉なので、あびるマンを厭わない野湯好きの皆さんでも夏じゃないと無理と思いますが)。
〔2024.01更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR由布院駅】から
[ナビタイム]
(A)○〔由布院駅前バスセンター〕→九州産交バス 九州横断バス 熊本駅前行き 乗車 〔くじゅう登山口(長者原)〕下車 徒歩17分
52分 1500円 
(B)○〔由布院駅前〕→亀の井バス [37]牧の戸峠行き 乗車 〔星生温泉前〕下車 徒歩3分
69分 1450円 ※4~11月の土日祝運行
  ◆  ◆  ◆
【JR豊後中村駅】から ※【高速バス九重インター】や【豊後森駅】からも乗車できます
(A)○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 牧の戸峠行き 乗車 〔星生温泉〕下車 徒歩3分
54分 500円 ※平日は〔飯田交流センター〕で乗換になります。「九重横断線・飯田高原線の乗り換え記載分」を参照。
39分 500円 大将軍経由
(B)○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 九重登山口行き 乗車 〔九重登山口花山酔〕下車 徒歩14分
49~61分 500円 ※平日は〔飯田交流センター〕で乗換になります。「九重横断線・飯田高原線の乗り換え記載分」を参照。
  ◆  ◆  ◆
【JR阿蘇駅】から
○〔阿蘇駅前〕→九州産交バス 九州横断バス 由布院駅前バスターミナル・別府(別府駅前本町)行き 乗車 〔くじゅう登山口(長者原)〕下車 徒歩17分
1時間31~41分 2000円

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温泉道№222 法華院山荘 法華院温泉山荘 ★★★

温泉ガイド  →公式[法華院温泉山荘]

 九州最高地点の山小屋「法華院温泉山荘」に引かれた温泉です。「いやぁ温泉は好きだけど、登山は・・・」と思っていたのですが、「九重西鉄ホテル花山酔」を引き継いでオープンした「法華院温泉別館花山酔」に立ち寄って相談してみたところ、「5月から10月ぐらいであれば、トレッキング感覚で大丈夫」とアドバイスを受け、新たにトレッキングシューズを買ったぐらいで、手持ちのスポーツウェアで挑戦してみました。本格的登山コースの牧ノ戸峠登山口から入り(ちょっと岩場登ったりします)、帰りは木組の階段なども組まれた比較的穏やかな「雨ヶ池越」で帰ってきました。宿の売店も充実していて、登山客ばかりなのを除けばフツーの宿レベルの環境で過ごせましたよ。
 お湯は、以前は自噴泉だったのですが泉温が下がり、現在使われているのは動力湧出の新源泉。法華院山荘の間を通る登山道をちょっと登ったところが源泉で、かつての自噴泉も使われずにチロチロと放流されています。もったいない~けど、登山客が通るのでアビルマンは困難。いま現在のお湯も、白い湯の花が舞うなかなかの湯ですので、おとなしく山小屋で入浴しましょ。
 ただ、九州温泉道に指定しちゃうのはどうかなぁ・・・。以前、訪問したときはちょうどミヤマキリシマの季節で、下山のときもうすぐで道路だってタイミングで、普段着でパンプスみたいなのを履いたおばさん数人が息も絶え絶えに登ってきて、「ミヤマキリシマはどこですか・・・」「えっとあと1時間ぐらい歩いたらつきますかねぇ」「・・・」ってことがありました。ちょっと調べればわかりそうなものですが、そうじゃない人って必ず出るんですよね。自己責任といえばそうなんですが。
 それは承知の上、という方へアドバイス。登山道はダメだけど砂利道なら歩けるという人は、吉部登山口(大船林道入口)から入るルートを推奨しておきます。実は、法華院山荘は山小屋と言っても林道が通じており、宿の方は車で搬入してます。(本州の山小屋の温泉は、ホントに歩荷(ボッカ)さんが食材なんかを登山道をかついで歩いて運んでるんだけど・・・)ゲートが閉じられていて一般客は車の乗り入れはできないけど、ゲートの横をすり抜けて徒歩で行くのはOKです。私も2度目はこのルートで行きました。他のコースと比較して標高差がわりと大きいのは、登山口地点の標高が低いためです。
 ということで代表的アクセスを下にまとめときますね。書かれている内容はあくまで目安で、正確さについては一切保障いたしません。体力差や天候の影響もありますし、別途休憩時間も必要です。ご自身で登山関係のサイトもよくお調べになりチャレンジして下さい。
 吉部登山口~法華院温泉 約4km 登り400m 約2時間
 九重登山口~雨ケ池越~法華院温泉 約5km 登り300m下り100m 約2時間
 九重登山口~諏蛾守越~法華院温泉 約5km 登り500m下り250m 約3時間
 牧ノ戸峠登山口~久住山~法華院温泉 約8km 登り500m下り600m 約4時間
〔2024.01更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR由布院駅】から【九重登山口】へ
(A)○〔由布院駅前バスセンター〕→九州産交バス 九州横断バス 熊本駅前行き 乗車 〔くじゅう登山口(長者原)〕下車 徒歩2時間
52分 1500円 
(B)○〔由布院駅前〕→亀の井バス [37]牧の戸峠行き 乗車 〔九重登山口〕下車 徒歩2時間
68分 1400円 ※4~11月の土日祝運行
  ◆  ◆  ◆
【JR由布院駅】から【吉部登山口】へ
[ナビタイム]
(A)○〔由布院駅前バスセンター〕→九州産交バス 九州横断バス 熊本駅前行き 乗車 〔飯田高原[エルランチョ前]〕下車 登山口まで50分+徒歩2時間
52分 1300円 
(B)○〔由布院駅前〕→亀の井バス [37]牧の戸峠行き 乗車 〔飯田高原ドライブイン〕下車 登山口まで50分+徒歩2時間
60分 1200円 ※4~11月の土日祝運行
  ◆  ◆  ◆
【JR豊後中村駅】から【九重登山口】へ ※【高速バス九重インター】や【JR豊後森駅】からも利用できます
(A)○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 牧の戸峠行き 乗車 〔星生温泉〕下車 徒歩3分
54分 500円 ※平日は〔飯田交流センター〕で乗換になります。「九重横断線・飯田高原線の乗り換え記載分」を参照。
39分 500円 大将軍経由
(B)○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 九重登山口行き 乗車 〔九重登山口花山酔〕下車 徒歩14分
49~61分 500円 ※平日は〔飯田交流センター〕で乗換になります。「九重横断線・飯田高原線の乗り換え記載分」を参照。
  ◆  ◆  ◆
【JR豊後中村駅】から【吉部登山口】へ ※【高速バス九重インター】や【JR豊後森駅】からも利用できます
○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 飯田交流センター・九重登山口・牧の戸峠行き 乗車 〔筌の口〕下車 21~23分 500円
=   ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔筌の口〕→九重町コミュニティバス 飯田高原線 千町無田方面循環 乗車 〔吉部〕下車 登山口まで30分+徒歩2時間
19分 500円 
◆  ◆  ◆
【JR阿蘇駅】からから【九重登山口】へ
○〔阿蘇駅前〕→九州産交バス 九州横断バス 由布院駅前バスターミナル・別府(別府駅前本町)行き 乗車 〔くじゅう登山口(長者原)〕下車 徒歩2時間
1時間31~41分 2000円

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ここも入っとこ♨ 寒の地獄温泉 寒の地獄旅館 ☆☆☆ 

温泉ガイド  →公式[寒の地獄旅館]

※九州温泉道指定施設ではありません
 九州が誇る奇湯の一つ。温泉法上の規定は満たしているけど、冷泉ということで九州温泉道には選ばれないのかしらん。
 身も凍るような冷たさの14℃の単純硫化水素泉に着衣で入浴するのですが、これが(いらんことに^^;)かけ流しなので身体の表面に接している冷泉が絶え間なく流れ去っていき体温を次々に奪われ寒いのなんのって。まさに「地獄」です。我慢の限界が来たら(公式サイトの記述では「震えが始ま」っ)たら、暖房室に駆け込んでストーブで身体に冷泉をしみこませる。これの繰り返しです。九州温泉道指定施設ではありませんが、「昔から続くこの奇湯に入らずして、九州温泉道名人を名乗ることなかれ!」
 ・・・という、昔ながらの風景は2023年6月で終わってしまいました。今流行のサウナになってしまいました。そのかわり通年入浴(サウナ+冷泉)がOKになったそうです。
 正直、温泉ファンとサウナファンは全然別物で、サウナ客の話を聞いていると「塩がある」とか「ロウリュがない」とか、「水風呂がぬるい」とか「よく冷えてる」っていう話題ばっかりで、「旅行先までサウナ、サウナって言ってまわらず、近所にお気に入りのスーパー銭湯見つけてそこに通えば?」と思うわけですよ(強い偏見)。
 まあいろんなところで、源泉非加熱浴なんかを楽しんでると、どば~んと飛び込んできて頭から潜ったあげく「ぬるい」と一言吐き出して去って行く親父に、「水風呂ちゃうで、非加熱源泉浴やで」と直接注意することもできずもじもじと舌打ちしているという体験を繰り返すことで、偏見がそだっちゃってるんですけども^^;
 なお、普通に加温した温泉もあります。以前ご紹介していた、薪割りをすると最大1泊2食がタダになるという、「一宿一飯の恩義プラン」もなくなったようですね。
〔2024.01更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR由布院駅】から
[ナビタイム]
(A)○〔由布院駅前バスセンター〕→九州産交バス 九州横断バス 熊本駅前行き 乗車 〔くじゅう登山口(長者原)〕下車 徒歩11分
52分 1500円 
(B)○〔由布院駅前〕→亀の井バス [37]牧の戸峠行き 乗車 〔寒の地獄〕下車 徒歩2分
68分 1450円 ※4~11月の土日祝運行
  ◆  ◆  ◆
【JR豊後中村駅】から ※【高速バス九重インター】や【豊後森駅】からも乗車できます
(A)○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 牧の戸峠行き 乗車 〔寒の地獄〕下車 徒歩2分
54分 500円 ※平日は〔飯田交流センター〕で乗換になります。「九重横断線・飯田高原線の乗り換え記載分」を参照。
39分 500円 大将軍経由
(B)○〔豊後中村駅〕→九重町コミュニティバス 九重横断線 九重登山口行き 乗車 〔九重登山口花山酔〕下車 徒歩14分
49~61分 500円 ※平日は〔飯田交流センター〕で乗換になります。「九重横断線・飯田高原線の乗り換え記載分」を参照。
  ◆  ◆  ◆
【JR阿蘇駅】から
○〔阿蘇駅前〕→九州産交バス 九州横断バス 由布院駅前バスターミナル・別府(別府駅前本町)行き 乗車 〔くじゅう登山口(長者原)〕下車 徒歩9分
1時間31~41分 2000円

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