杵築・高田地区-私家版 九州温泉道ナビ

温泉道№065 赤松温泉 ★★★

温泉ガイド  →[ひじ町ツーリズム協会]

 ハーモニーランドの建物を見上げる位置にあるドライブインのような温泉。
 朝からお邪魔すると、温泉の受付兼住居(?)ではちょうど朝ご飯の最中で・・・。すいません、ちょっと早かったですね。
 「お湯が全部たまってないけど・・・」といいながら入浴OK。屋内ゲートボール場のような広いスペースにある5つ(そのうち1つは水風呂)のお風呂は、いま1つめが満水になったところ。次々オーバーフローして隣の浴槽にお湯が流れ込んでいきます。お湯が入る途中の湯船を次々移動しながら寝湯を楽しんでいると、1時間足らずですべて満水に。豊富な湯量は言うことなし。他の方も書いておられるように、遊園地の休憩場所のような黄色のシート張りの天井のせいで全体的に室内が黄色っぽく、風呂のまわりに金魚の水槽や小鳥の鳥籠が置いてあって(男風呂だけだそうですが)、シュールな感じがただよう空間に仕上がってます。
〔2024.07更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR杵築駅】から
(A)○〔杵築駅前〕→国東観光バス 会下・暘谷駅前行き 乗車 〔沼津入口〕下車 徒歩5分
5分 250円
(B)○〔JR杵築駅〕→杵築市コミュニティバス 市内循環コース 中山香駅前経由大田庁舎行き 乗車 〔赤松〕下車 徒歩15分 ※土日祝運休
3分 200円
  ◆  ◆  ◆
【杵築バスターミナル】から
○〔杵築バスターミナル〕→杵築市コミュニティバス 市内循環コース JR杵築駅・中山香駅前経由大田庁舎行き 乗車 〔赤松〕下車 徒歩15分 ※土日祝運休
15分 200円
  ◆  ◆  ◆
【JR暘谷駅】から
○〔暘谷駅前〕→国東観光バス 赤松・杵築駅前行き 乗車 〔沼津入口〕下車 徒歩5分
14分 290円

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温泉道№055 神塩温泉 山香温泉センター ★★★

温泉ガイド  →公式[山香温泉センター]

※九州温泉道指定施設ではありません
 神塩(こうじょう)温泉という名前が正式名称で、かつては製塩にも使われていたのではないかと言われてるそう。以前は、湯治宿もあって真ん前の川の露天風呂で入浴していたらしい。よく見ると、河原に露天風呂の縁の遺構があります。そこで入りたかったなぁ・・・。今は泉井が掘られたので、河原には湧出しなくなってます。ボーリングした直後は間欠泉状態だったらしいけど、現在は湯口はコンクリートで覆われてしまっているし(温泉センター真横の位置)、また温泉からの排水が川の縁に巨大な析出物の塔をつくっていたのですが、これも河川管理上、定期的に撤去されているようで最近はあんまり成長していないのが残念。どれか一つでもあったら、コアな温泉ファンには熱狂的に支持されるようになると思いますが^^; 肝心の湯船の中はちゃんと析出物コーティングされてます。濃厚な赤褐色の湯は身体にもガツンと来ますよぉ。
 ところが、2019年、杵築市が財政再建のため「山香温泉センター」を廃止するというトンデモ提案がニュースで流れました。地域住民の署名運動などにより利用料金の値上げと言うことで落ち着つきましたが、合併特例債でバンバンとハコモノを建てて借金を積み上げ、合併特例が切れるからと体育館や市民プール、そして昔からある小さな浴場まで廃止するなど言語道断です。九州各地で似たようなことが起きており、自治体・三セク系の温泉はここ数年は心配ですね・・・。
 どういう事情か分かりませんが、2023年度末で指定除外。廃止にむけて市が指定返上したのじゃないかと、疑心暗鬼に陥ってしまいそう。かつて2湯も指定施設があった杵築市なのに・・・。
〔2024.07更新〕

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【JR中山香駅】から
(A)○徒歩7分
(B)○〔中山香〕→杵築市コミュニティバス 山香コース 乗車 〔恒道〕下車 すぐ
1分 200円 ※曜日により系統が異なる 土日祝運休
  ◆  ◆  ◆
【JR杵築駅】から
○〔JR杵築駅〕→杵築市コミュニティバス 市内循環コース 中山香駅前経由大田庁舎行き 乗車 〔中山香駅前〕下車 徒歩7分 ※土日祝運休
18分 200円

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温泉道№152 国東温泉 花いろ温泉 ★★★

温泉ガイド  →公式[花いろ温泉]

 真夏の大分温泉巡り。山中に分け入れば筌ノ口・山里の湯や長湯温泉・ラムネ湯ですが、豊後灘沿いとくれば花いろ温泉(&九州温泉道未指定の拍子水温泉)です。
 10時の営業開始と同時に、地元の方々とともになだれこみ、カルキ臭ただよう大浴場には目もくれず、直行すべきは露天風呂。とくに洋風風呂の方にあたったときは、まる~い24℃の炭酸冷鉱泉かけながし浴槽が1名定員、シカクの30℃の源泉非加熱かけ流し浴槽が定員(ギチギチで)3名ですので、早めの確保が肝要です。和風風呂は、それぞれ4~5人は入れる樽風呂となっているのでその差はかなり大。ちなみにハズレ(一人で独泉できるということではアタリ?)の洋風は、奇数日が女性、偶数日が男性です。
 湯船のすぐ横にあるレトロな蛇口は、もちろん飲用の源泉。激しい発泡のわりに析出物が少ない、泉質どおりの炭酸は充分感じるもののえぐみが少ない飲みやすいものです。こちらも忘れずに。
 なお、冬期でも、炭酸泉特有のほてりが身体を包み込んでくれますので、それなりに大丈夫。入りに来る人が少ないので、ある意味狙い目かも。1時間30分入りっぱなしで過ごした事もあります。
 お食事処もありますが、待合ではなぜかヤクルトヘルスフーズ製造(近くに工場があるんですね)のお弁当も売られており、購入して食べる休憩スペースもあります。
 なお、豊後高田バスセンターは、1965年に廃止された宇佐参宮鉄道(→大分交通宇佐参宮線)の駅がそのまま使われており、いまだに鉄道のホームから発着するバスは「昭和の町」とともに必見です。駅前にはボンネットバスも保存されています。
〔2024.08更新〕

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【JR宇佐駅】から
 九州温泉道公式サイトに書かれている「森西口バス停」は、大交北部バスが運行していた当時のアクセスになります。市民乗合タクシーは「花いろ」に乗り入れるようになりました。
(A)○〔宇佐駅前〕[ナビタイム] 大交北部バス 伊美行き または 大分交通 [N]快速大分空港行き 乗車 〔高田市役所前〕下車 徒歩23分
11~14分 290円
(B)○〔宇佐駅前〕[ナビタイム] 大交北部バス 豊後高田・伊美行き または 大分交通 [N]快速大分空港行き 〔豊後高田〕下車
8~9分 250円   ↓ 乗り換え 徒歩2分 ↓
○〔商工会議所〕→豊後高田市コミュニティバス 田染地域 上野・田添平野行き または 都甲・草地地域 一畑・長添行き 乗車 〔花いろ〕下車 すぐ ※日祝運休
13分 200円

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温泉道№160 海門温泉 ★★★

温泉ガイド  →公式[海門温泉]

 元々は旅館だったのですが、宿泊も止め、最後は日曜日のみ営業という究極の「秘湯」になった末に消えてしまった海門温泉が、帰ってきました。2015年、豊後高田市観光まちづくり(株)が、所有者から受託して営業を再開。良い温泉を地道に守っていく、そんな施設を応援する九州温泉道、大好きです。
 旅館時代のままの湯室に入ると、鉄分で赤く染まった塩辛い湯があなたを迎えてくれます。なめると塩辛さがピキッときます。顔を洗うと目が痛~いので要注意。微かに漂う金気臭とともに、どんどん攻めてくるお湯です。心して対峙しましょうね。
 すぐ先には真玉漁協があり、旅館が盛業だった頃はそこから仕入れた新鮮な活魚料理が看板の、地区の皆さんの宴会場として親しまれていた旅館だったそうです。湯番をしている方は温泉には詳しくないようで「うちの温泉はぬるいから・・・」と卑下されるので、「いやいやこれだけ濃い食塩泉ですから、市内の温泉ではもっとも強力なあたたまりの湯ですよ!」というと驚かれていました。たしかに冬期にいくと人があまりいない・・・もっとこの湯の実力にみなさん気がついて!!
〔2024.10更新〕

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【JR宇佐駅】から
○〔宇佐駅前〕→大交北部バス 伊美行き 〔真玉〕下車 徒歩7分
31~34分 560円
  ◆  ◆  ◆
【JR杵築駅】から
2024年のダイヤ改正で、杵築~国東線がすべて杵築駅始発となり少し便利になりました。(大分駅直通系統が全廃となって、系統振替が行われました)
[ナビタイム]
○〔杵築駅前〕国東観光バス・大分交通 国東行き 乗車 〔田深〕下車
63分 1250円
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔田深〕国東観光バス 伊美・竹田津港行き 乗車 〔伊美〕下車
32分 930円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔伊美〕大交北部バス 宇佐駅行き 〔真玉〕下車 徒歩7分
34分 890円 
  ◆  ◆  ◆
【ホバーターミナル大分空港】から ※ホバークラフトは2024年中に開業予定です
[ナビタイム]
(A)○〔大分空港〕大分交通 [N]ノースライナー 大貞車庫前行き 乗車 〔豊後高田市〕下車
48分 1400円
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔豊後高田市役所〕大交北部バス 伊美行き 乗車 〔真玉〕下車 徒歩7分
17分 420円 
(B)○〔大分空港〕国東観光バス・大分交通 国東行き 乗車 〔田深〕下車
23分 530円
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔田深〕国東観光バス 伊美・竹田津港行き 乗車 〔伊美〕下車
32分 930円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔伊美〕大交北部バス 宇佐駅行き 〔真玉〕下車 徒歩7分
34分 890円 

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温泉道№064 夷谷温泉 ★★★

温泉ガイド  →公式[夷谷温泉]

 国東半島のなだらかな谷を深く入り込んだところにある夷谷(えびすだに)温泉。公営施設で、改築されたばかりと言うこともあり、万人向けの施設となっています。まあ、よくある造作の建物と湯船で、正直なところ、どうということのない外観。山の中にポツンと古くからある湯小屋が・・・となると猛烈にそそられるんでしょうけど。いかんな、泉質をピュアに愛でる心がないな・・・。硫酸イオン濃度の高さがウリで、石膏泉(硫酸カルシウム)と芒硝泉(硫酸ナトリウム)を折半したような泉質で、ササ濁りです。露天風呂は、ちょっと金色にも見えるかな。
 そばが有名で、かつては食堂が営業していたのですが現在は休止中のよう。ただし、2月中旬から3月上旬にかけて、特産の寒晒しそばの時期は営業しているみたい。毎年営業日が異なる(週2日程度)ので要確認。告知の仕方も毎年違うようなので、「夷谷温泉 寒晒しそば」でググるのが確実のようですね。
〔2024.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR宇佐駅】から ★
(A)月曜日・木曜日・土曜日
○〔宇佐駅前〕→大交北部バス 伊美行き 乗車 〔香々地(かかぢ)〕下車
45~48分 960円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔香々地〕→豊後高田市コミュニティバス 香々地地域 夷谷温泉行き 乗車 〔夷谷温泉〕下車 徒歩すぐ
33分 200円 
(B)火曜日
○〔宇佐駅前〕→大交北部バス 伊美行き 乗車 〔羽根〕下車
40~43分 860円
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔羽根住宅〕→豊後高田市コミュニティバス 香々地地域 夷谷温泉行き 乗車 〔夷谷温泉〕下車 徒歩すぐ
19分 200円 
(C)水曜日・金曜日・土曜日
○〔宇佐駅前〕→大交北部バス 伊美行き 乗車 〔西堅来〕下車
38~41分 800円
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔三浦郵便局〕→豊後高田市コミュニティバス 香々地地域 夷谷温泉行き 乗車 〔夷谷温泉〕下車 徒歩すぐ
18分 200円 
  ◆  ◆  ◆
【JR杵築駅】から 
[ナビタイム]
○〔杵築駅前〕国東観光バス・大分交通 国東行き 乗車 〔田深〕下車
63分 1250円
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔田深〕国東観光バス 伊美・竹田津港行き 乗車 〔伊美〕下車
32分 930円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔伊美〕大交北部バス 宇佐駅行き 〔香々地〕(〔羽根〕・〔西堅来〕)下車
480円 20分 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○ 上記★の豊後高田市コミュニティバスを参照

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ここも入っとこ♨ 拍子水温泉 ☆☆☆

温泉ガイド  →公式[拍子水温泉]

※九州温泉道指定施設ではありません
 さて近隣でオススメは、姫島の拍子水温泉です。ボッコンボッコンと沸き立つ炭酸泉の源泉湧出箇所を直に見ることができるという貴重な湯です。源泉池はただの池なので飛び込んだりしないようにね。(・・・といっても入っちゃったけど。なお湯口のマスは飲泉用なので入浴厳禁ですよ)まんまえの温泉施設はその池のお湯(というかほぼ温度的には水)をそのまま引いており、源泉浴槽と加温浴槽の両方がちゃんと用意されているところがにくい。加温浴槽も温水を付加する形になっており、炭酸泉の性質をよく理解したものとなっています。でも、湧出箇所で激しく発泡してしまっているので、湯船で泡付きは感じません。
 島内に無料巡回バス(所要20分)ができましたが、フェリーのりば前の商店でレンタサイクルを借りるのもいいかも。1時間でわずかに200円。
 浴槽のお湯自体は九州温泉道次点クラスですが、温泉好きならぜひ訪れたいところです。
〔2024.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR宇佐駅】から ★
(A)○〔宇佐駅前〕→大交北部バス 伊美行き 乗車 〔伊美港〕下車
63~66分 1250円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔伊美〕→姫島村フェリー 姫島行き 乗船 〔姫島〕 下船 徒歩51分
20分 580円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔姫島港〕→姫島村コミュニティバス 稲積行き 乗車 〔拍子水温泉〕 下車 すぐ
13分 無料
  ◆  ◆  ◆
【JR杵築駅】から 
[ナビタイム]
○〔杵築駅前〕国東観光バス・大分交通 国東行き 乗車 〔田深〕下車
63分 1250円
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔田深〕国東観光バス 伊美・竹田津港行き 乗車 〔伊美港〕下車
32分 930円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔伊美〕→姫島村フェリー 姫島行き 乗船 〔姫島〕 下船 徒歩51分
20分 580円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔姫島港〕→姫島村コミュニティバス 稲積行き 乗車 〔拍子水温泉〕 下車 すぐ
13分 無料

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