長崎都市圏 私家版 九州温泉道ナビ

   

温泉道№164 長崎温泉 喜道庵 ★★★

温泉ガイド  →公式[喜道庵]

 高級路線の単なるスーパー温泉だろうと思っていたところが、行ってみると施設はそこまで高級感はなく、良くいえば家族的、悪く言えば垢抜けない・・・。「これはひょっとして」という予感は的中。湯に一足つけただけで、感じるこのトロトロ感は!!! ふわふわと包まれるように全身を湯に沈めると、真ん前には大村湾に沈む夕日。
 これは良い意味で、裏切られました。先入観で忌避していた私の完敗です。ありがとう、九州温泉道。また一つ良いお湯に巡り会えました。お値段も以前の「ちょっと・・・高すぎ」というものから、「まあ、払ってもいいか」ぐらいに値下がりしました。
 以前ご紹介しておりました、大村湾に徹底して寄り添う、諫早駅から県営バス→長崎バスと乗り継ぐコースは、長崎バス側の大浦(多良見)~堂崎間の撤退によりつながらなくなりました。しかし、季候のいい時期では徒歩連絡でも楽しいと思いますよ。ミカン畑の中をクネクネと進む道から、海を見下ろすハイキングコースとして引き続きおすすめしておきます。収穫時期には、100円でビニル袋いっぱいに入ったミカンが、無人店舗に並べられてますよ。
追 夏と冬で引き回しの距離を変えて(加水したりすることなく)入浴に適した温度を保っているそうで、毎分300L近い豊富な湯量とこれらのこだわりが良いお湯をつくってるんですねぇ。
 ただ、「循環しないのでナトリウムイオンが減らずにつるつる感を保っている」旨の記載は、「?」。(浴室での撮影が禁止なので正確なメモではないですが)。ナトリウムイオンは安定なイオンで、陽イオン交換樹脂でも通さない限り消えたりしないと思うけど・・・。ついでながら、くじゅうでかつて某生協が経営していた温泉でも、「湯に張った膜は、硫黄がカルシウムに変化したものです」とかいう、トンデモ核融合風呂の掲示がされてましたし・・・。入る側の私たちは身体が感じてくれるままでいいので知らなくて構わない話だけど、表示するなら自分の商品についてちゃんと勉強して欲しい。
〔2023.08更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR長崎駅】から
○〔長崎駅前〕→長崎バス(Yahoo! 路線情報) [1]堂崎行き 乗車 〔大堂平〕下車 徒歩3分
480円 47分
  ◆  ◆  ◆
【長崎電軌 昭和町通電停】から徒歩2分
○〔住吉(住吉中央公園)〕→無料送迎バス
無料 35分 ※火・木・土・日運転
  ◆  ◆  ◆
【長崎電軌 赤迫電停】から徒歩2分
○〔赤迫(バス停)〕→無料送迎バス
無料 32分 ※月・水・金運転
  ◆  ◆  ◆
【JR長与駅】から 〔榎の鼻〕バス停まで徒歩8分
(A)○〔榎の鼻〕→長崎バス(Yahoo! 路線情報) [1]堂崎行き 乗車 〔大堂平〕下車 徒歩3分
240円 14分
(B)○〔長与駅〕→無料送迎バス
無料 14分 ※火・木・土・日運転
  ◆  ◆  ◆
【JR大草駅】から ※朝1往復のみ【JR諫早駅前】始発
○〔大草駅前〕→長崎県営バス 大浦(多良見)行き 乗車 〔大浦(多良見)〕下車 徒歩35分
21~23分 340円 ※日曜全便運休
33分 340円 (重尾経由) ※日曜全便運休

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