佐賀都市圏-私家版 九州温泉道ナビ

   

ここも入っとこ♨ 佐賀大和温泉 アマンディ ☆☆☆

温泉ガイド  →公式[アマンディ]

 佐賀大和インターからすぐの位置にある佐賀大和温泉ホテルアマンディ。なんとここに遊離炭酸1600mgの炭酸泉が湧き出ているんですよ!
 以前は加温・循環・消毒の無色透明の湯ばかりの湯船のすみっこに、肩身が狭そうに源泉風呂があったのですが、施設もこの湯の良さに気がついて大々的にアピールを開始し、屋内にも源泉風呂ができて人気を博しています。(まあ、レストランに温水プールもあってという、ファミリー向け施設で「カタギ(?)のお客さん」も多いので、足をちょっとだけ浸けて「冷ためたか!」とトウメイな湯に行ってしまう人も見かけますが。)
 宮﨑県高原町の湯之元温泉と同じく、非加熱源泉槽では泡付きが楽しめるほぼ無色、露天の加熱槽では赤褐色を呈する重炭酸土類泉です。炭酸泉を活かした「新たな機械を導入し、温度を上げたら消えていた炭酸がしっかりと見て頂けるようにな」ったそう。「Ph値も7.0と 非常に高く、お客様にも大変喜ばれております。」というのはよくわからんけど。(PhじゃなくてpHで、しかも7.0だと中性。なにが「非常に高い」のか…)
 なお、もともとここらへんは川上峡温泉と称する温泉地で、源泉名は川上峡温泉大和第一源泉となってます。あんまりぱっとしない温泉地のイメージでしたが、ここで本格炭酸泉に浸かれるなんて! これは特に夏場は、行かないわけにはいけないですよね。
 なおnifty温泉で、クーポンをゲットしておくと土日祝も含めて170円引きになります。
〔2024.08更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR佐賀駅】から
(A)○〔佐賀駅北口(コンフォートホテル付近)〕→無料シャトルバス アマンディ下車 すぐ
20分 無料
  ◆  ◆  ◆
(B)○〔佐賀駅バスセンター〕→昭和バス [73]古湯温泉(富士支所前)行き 乗車 〔大和公民館前〕下車 徒歩2分
21分 470円 
  ◆  ◆  ◆
【高速バス高志館高校前バス停】から ※福岡~佐賀線の高速バスが停車
徒歩14分

↑ PAGE TOP


温泉道№015 熊の川温泉 熊ノ川浴場 ★★★★

温泉ガイド  →[熊ノ川浴場]

 熊ノ川温泉浴場は、もとは熊ノ川荘という旅館で、源泉名も「熊ノ川荘」となってます。少々古い案内看板によれば、昔は河川敷に自噴していて露天風呂として利用していたのを整備したということだそう。今でも、3つある源泉のうち2つが自噴という。
 道路の山側には、公営の「鵆の湯」という共同湯(湯量豊富なはずの熊の川でまさかの循環湯、全くお勧めできない)や、新規指定となったお高い日帰り入浴施設「湯招花」があります。もちろん、この熊ノ川浴場が間違いなくイチオシ。
 加温された湯のみの小さな浴槽、そこから温かい湯が流れ込み源泉や弱めに吹き出しているややぬる槽、そして源泉が勢いよく浴槽の底4箇所から吹き出している源泉槽の3つがある。その吹き出す勢いは、水面に2~3cmの小山を隆起させるほどで、オーバーフローした湯は大雨のときの側溝のようにザバザバと流れ捨てられてます。そこに洗面器を置けば、一瞬でいっぱいになる湯量で圧倒!
 かなりのぬる湯で、源泉槽は32℃程度しかありません。最後は加温槽であたたまるにせよ30分ぐらいはのんびり浸っていたいですね。飲んでもまろやかな甘味を感じる良泉。入浴利用者は10Lまで無料で汲んで持ち帰ることができるので、ペットボトル持参でどうぞ。水汲み場は温泉施設建物の左側の壁沿いにありますよ。
 なお、料金が高めなのは、ぬる湯に半日近く入って過ごすのがスタンダードな入浴スタイルなためです。定食屋のビールが500円で、飲み屋のビールが800円なのと同じ理屈ですね。
〔2024.08更新〕

交通案内   →グーグルマップ

 お得な切符については、温泉巡りに便利なきっぷをご覧下さい。
【JR佐賀駅】から
○〔佐賀駅バスセンター〕→昭和バス [73]古湯温泉(富士支所前)行き 乗車 〔熊の川温泉前〕下車 徒歩3分
38分 750円 
  ◆  ◆  ◆
【高速バス高志館高校前バス停】から ※福岡~佐賀線の高速バスが停車
※福岡からだと高速バスの方が便利。ただし、昭和バス〔高志館高校前〕と西鉄バス(高速バス)〔高志館高校前〕は位置が違うので注意。九州のバス時刻表の地図も間違っている。困ったもの。昭和バス側は〔清和医院前〕が同位置となる。
○〔清和医院前〕→昭和バス [73]古湯温泉(富士支所前)行き 乗車 〔熊の川温泉前〕下車 徒歩3分
15分 490円

↑ PAGE TOP


温泉道№157 熊の川温泉 湯招花 ★★★

温泉ガイド  →公式[湯招花]

 熊の川温泉の高級日帰り施設です。しかし、熊ノ川浴場と重ねて指定するほどのものでは・・・。「地下1050mからの湧水・・・」というキャッチに至っては、温泉通の方には逆効果ですし。(湯の気がないところに無理矢理つくった三セク温泉は、だいたい大深度のアルカリ単純泉ですもん)しかも、大浴場で1400円…熊ノ川浴場より泉質が上という体感もないので、「金払って温泉道のスタンプを1押し買う!」ということでなければ、わざわざ入る必要性を感じません。私はもうこのあたり通ってもスルーしてます。
 まあ、この料金ですから大浴場に人影は少なくゆっくり過ごせますが…。豪華さだけを求めるなら古湯温泉入口にあるONCRIの方が上でしょうけど、湯招花は「毎分500Lの豊富な湧出量。西九州最大級の豊富な湧量」ということで温泉道に選ばれてるんでしょう。
 ちなみに、ONCRIのサイトには一日43トンの掛け流しとかかれています。これで豊富な湯量を想像された方が多いと思いますが、これは湯量が限られた湯宿が時々やる表示で、43t=43,000kg=43,000L 43,000L÷(24時間×60分)=毎分30Lとなりまして、たくさんの湯船を掛け流しにするのは無理な量です。普通の家庭の水道栓全開で毎分30Lぐらいですので、ザアザアの掛け流しにできるのは家庭用ポリバスぐらいまでです。
〔2024.08更新〕

交通案内   →グーグルマップ

 お得な切符については、温泉巡りに便利なきっぷをご覧下さい。
【JR佐賀駅】から
○〔佐賀駅バスセンター〕→昭和バス [73]古湯温泉(富士支所前)行き 乗車 〔熊の川温泉前〕下車 徒歩3分
38分 750円 
  ◆  ◆  ◆
【高速バス高志館高校前バス停】から ※福岡~佐賀線の高速バスが停車
のりばについては、熊ノ川浴場のコメントも参照して下さい。
○〔清和医院前〕→昭和バス 古湯温泉(富士支所前)行き 乗車 〔熊の川温泉前〕下車 徒歩3分
15分 490円

↑ PAGE TOP


温泉道№010 古湯温泉 鶴霊泉 ★★

温泉ガイド  →公式[鶴霊泉]

 たしかに浴槽に砂が敷いてあるものの、湯が湧き出ているときにみられる「砂のおどり」は全くみられず、湯は横のパイプと上段の循環湯からのオーバーフローで供給されているとしか思えません。いちおう掘ると気泡が上がる部分があるけど、お湯はジャンジャン注がれるのに廃湯口がないので、砂およびその下の岩盤からお湯が湧いているというより、砂の部分からお湯が染み出て流出している感じですね。多分、当初は砂の下の岩盤から湧く足元湧出湯だったんでしょうけど。宿の公式サイトにある「天然砂湯」という言葉は冷静に考えると何が天然なのか意味不明で、「砂の中から湧きたつ温泉それが鶴霊泉の“砂湯”です」という説明をしているのは、あまり感心しない。
 さて辛口評はこれぐらいにしておきましょう。とりあえず、砂の手入れは大変なはずで、それを維持していることには敬意を表しておきたい。
 付帯情報
 宿泊もできた古湯の公衆浴場である「古湯温泉館」がリニューアルして古名に戻り「英龍温泉」として再スタートしてます。ちょっとシックなデザインとなりながら、入浴料だけで2階の休憩室でくつろぐこともできる気さくな町の湯です。食堂は、カツ丼800円、ちゃんぽん700円などととリーズナブルなのもオススメ。
 古湯温泉の源泉は、英龍温泉が所有する英龍泉(富士町第一源泉)、富士泉(富士町第三源泉)、徐福泉(富士町第四源泉)と、鶴霊泉が所有する鶴霊泉(富士町第二源泉)の合計4種類だそうです。大半の施設は徐福泉の供給を受けており、例外は温泉街の北側にある杉乃家・山華の正が富士泉、鶴霊泉と並んで建っている山水・千曲荘が鶴霊泉、町外れのONCRIは独自泉源だそう。
 英龍温泉ではそのうちの英龍泉と徐福泉に浸かることができます。残念ながら循環されているんですが、湯口から注がれるのは非消毒の源泉で飲泉できるところが点数高い。そのほか訪問した範囲では、民宿幸屋や、夏季の7~9月だけ(つまり非加熱ってこと)日帰り入浴を受け付ける東京屋などが掛け流しでした。個人的には「東京屋」がイチオシ。
 なお、以前ご紹介していた古湯・熊の川温泉のぬる湯温泉手形は、残念ながら2023年2月をもって終了したそうです。
〔2024.08更新〕

交通案内   →グーグルマップ

○〔佐賀駅バスセンター〕→昭和バス [73]古湯温泉(富士支所前)行き 乗車 〔古湯温泉〕下車 徒歩3分
46分 910円 
  ◆  ◆  ◆
【高速バス高志館高校前バス停】から 福岡~佐賀線の高速バスが停車
のりばについては、熊ノ川浴場のコメントも参照して下さい。
○〔清和医院前〕→昭和バス  古湯温泉(富士支所前)行き 乗車 〔古湯温泉〕下車 徒歩3分
23分 700円

↑ PAGE TOP