球磨地区のバス旅
球磨川に沿った、人吉市を含む各地区をご案内しています。
いったん全廃されたJR肥薩線(川線)での特急運行ですが、2017年3月のダイヤ改正で観光特急として復活。人吉に行くには高速バスが圧倒的に便利なんですが、沿線の産交バスにはSUNQパスの北部九州版9000円で乗れるのに、福岡・熊本から人吉に行くためには高速バスが宮崎行きなので全九州版11000円を買わないといけないのがアンビリーバブル・・・。まあ、ここはJRのD&S列車「かわせみ・やませみ」に乗ってみましょうか。
いったん全廃されたJR肥薩線(川線)での特急運行ですが、2017年3月のダイヤ改正で観光特急として復活。人吉に行くには高速バスが圧倒的に便利なんですが、沿線の産交バスにはSUNQパスの北部九州版9000円で乗れるのに、福岡・熊本から人吉に行くためには高速バスが宮崎行きなので全九州版11000円を買わないといけないのがアンビリーバブル・・・。まあ、ここはJRのD&S列車「かわせみ・やませみ」に乗ってみましょうか。
人吉市
温泉情緒あふれる人吉。山間の小都市にこれだけ立ち寄り湯ができる湯が存在する所はそうないでしょう。ただ残念なのは、これらを紹介していた人吉温泉観光協会の当該ページがなくなっちゃったこと。ど~して? なんで? スタンプラリーとかするよりちゃんと情報を出すのが、こういう所の役割じゃないの~T^T とりあえず個人的オススメをしておくと、九州温泉道に選ばれている新温泉・人吉旅館に加え、鶴亀温泉、たから湯あたりかな。
バスも、くりかえしいろんなルートで観光巡回バスが設定されてはなくなり、今走っているのは高速バスが停まる人吉ICバス停(路線バス停名は〔人吉IC乗降口〕)と人吉駅前を結ぶ人吉周遊バスじゅぐりっと号。レトロデザインのバスで1日乗車券も売られているのですが、人吉城に寄るわけでもなし、川下り渡船場に行くわけでもなし、強いて言えば幽霊寺で有名な永国寺に停まるぐらい。温泉観光協会、もっとしっかりして欲しい。
あと「まめバス」ってのがあって、市街地の各方面に週2日ずつ走っているコミュニティバスっぽい設定のものなのですが、これが九州のバス時刻表では平日毎日運転で表示されちゃう。運転日は産交バスのサイトで見ましょう。
最後に。バスの始発になっている〔人吉産交〕というのはバスの車庫があるだけの場所でとくに中心街というわけではないので間違って降りないように。
バスも、くりかえしいろんなルートで観光巡回バスが設定されてはなくなり、今走っているのは高速バスが停まる人吉ICバス停(路線バス停名は〔人吉IC乗降口〕)と人吉駅前を結ぶ人吉周遊バスじゅぐりっと号。レトロデザインのバスで1日乗車券も売られているのですが、人吉城に寄るわけでもなし、川下り渡船場に行くわけでもなし、強いて言えば幽霊寺で有名な永国寺に停まるぐらい。温泉観光協会、もっとしっかりして欲しい。
あと「まめバス」ってのがあって、市街地の各方面に週2日ずつ走っているコミュニティバスっぽい設定のものなのですが、これが九州のバス時刻表では平日毎日運転で表示されちゃう。運転日は産交バスのサイトで見ましょう。
最後に。バスの始発になっている〔人吉産交〕というのはバスの車庫があるだけの場所でとくに中心街というわけではないので間違って降りないように。
山江村・相良村・五木村
平成の大合併では、熊本県ではあさぎり町が先頭を切って合併し、先進例として各地から視察が相次いだそうですが、終わってみれば一番合併が進んでいない地域になってしまいました。
山江村にはかつては産交バスの路線があったのですが、現在は村のコミュニティバスが代替。なぜか村がボンネットバスを所有しており、観光イベントなどに出張しているようです。別にコミュニティバスに使われているわけではなく、ふだんは村役場横の倉庫で見ることができるそうです。
五木村といえば、ダム建設に翻弄された町。バスに乗ると、突然、新興住宅街のような村の中心にたどりつきます。ずばり〔頭地代替地〕という名前のバス停が、この集落の性格を表してくれます。
山江村にはかつては産交バスの路線があったのですが、現在は村のコミュニティバスが代替。なぜか村がボンネットバスを所有しており、観光イベントなどに出張しているようです。別にコミュニティバスに使われているわけではなく、ふだんは村役場横の倉庫で見ることができるそうです。
五木村といえば、ダム建設に翻弄された町。バスに乗ると、突然、新興住宅街のような村の中心にたどりつきます。ずばり〔頭地代替地〕という名前のバス停が、この集落の性格を表してくれます。
球磨村
球泉洞が位置する球磨村。ただ球泉洞前を通るバスはややこしいことになりました。球磨村内は球磨村コミュニティバスの扱いで、人吉市に入ると産交バスとして運行。九州のバス時刻表で検索すると、市と町の境界にある〔石水寺入口〕で乗換と表示されます。もちろん乗換る必要はなくて直通なんだけど、いったんそこで運賃の精算をするようです。それから人吉市街地では〔人吉駅前〕からぐるっと周遊してまた駅の目と鼻の先の〔青井神社裏(新)〕を通るので、こちらで乗降されますと8分節約になります。
さて、球泉洞はなんといっても探検コースがオススメ。なお予約しておけば、球泉洞駅・一勝地駅・白石駅までは無料送迎もしてもらえます。
さて、球泉洞はなんといっても探検コースがオススメ。なお予約しておけば、球泉洞駅・一勝地駅・白石駅までは無料送迎もしてもらえます。
錦町・あさぎり町・多良木町
産交バスはくま川鉄道沿いに路線が残るのみで、あとは各町の乗合タクシーになっています。錦町乗合タクシー、あさぎり町乗合タクシーは対象制限があるので一般は利用できません。
山脈地帯では県境は分水嶺になっているのが普通ですが、あさぎり町と多良木町の西側は峠を越えて宮崎県側に広がっており、宮崎市内で太平洋に注ぐ大淀川の源流地域にあたるとか。かつて産交バスが運行していた多良木町槻木地区は、今でも毎日(土日運休)2往復の乗合タクシーの設定があります。多良木駅前にあるブルートレインたらぎに宿泊して、朝の便で出かけてみたいなぁと思っています。さて実現できる日は来るのか?
山脈地帯では県境は分水嶺になっているのが普通ですが、あさぎり町と多良木町の西側は峠を越えて宮崎県側に広がっており、宮崎市内で太平洋に注ぐ大淀川の源流地域にあたるとか。かつて産交バスが運行していた多良木町槻木地区は、今でも毎日(土日運休)2往復の乗合タクシーの設定があります。多良木駅前にあるブルートレインたらぎに宿泊して、朝の便で出かけてみたいなぁと思っています。さて実現できる日は来るのか?
湯前町・水上村
湯前町は、となりの県から西米良村営バスが乗り入れており、かつての国鉄バスのルートで宮崎県西都市に通り抜けることができます。湯前駅から徒歩圏内にある生善院(猫寺)が立ち寄りスポットかな。なお、産交バスの駅前の停留所は〔湯の前駅前〕となっており検索時に注意。駅前のバス標柱にはちゃんと〔湯前駅前〕って書いてあるんだけど。運転手さんに言ったら、「本社が登録するので、読みが違ってたり、漢字が違ってたり・・・、言うけど直してくれないんですよねぇ」って。途中の小さな停留所はいいけど、交通結節点の停留所名はしっかりしてほしいところ。
水上村は、コミュニティバスの設定をせず、産交バス路線を維持しているのでSUNQパスでも訪問しやすい。ぜひ湯山温泉に浸かりにいきましょう。
水上村は、コミュニティバスの設定をせず、産交バス路線を維持しているのでSUNQパスでも訪問しやすい。ぜひ湯山温泉に浸かりにいきましょう。
球磨地区の時刻表
交通事業者名 | 主な自治体 | 主な結節点となる駅・港・バスターミナル(BT) | 主なローカルバス旅 観光地 |
---|---|---|---|
産交バス |
人吉市、五木村、相良村、錦町、あさぎり町、多良木町、湯前町、水上村 | 人吉駅、湯前駅、人吉IC乗降口 | 人吉温泉、くま川下り、相良温泉茶湯里、白滝鍾乳洞、市房ダム、湯山温泉 |
人吉市乗合タクシー ※要予約 | 人吉市、山江村 | 人吉駅 | 山江温泉、大畑梅園、鹿目の滝 |
山江村乗合タクシー(やまえ乗合バス) ※要予約 | 山江村、人吉市 | 人吉駅 | 山江温泉 |
五木村コミュニティバス ※村民以外利用不可 |
五木村 | 五木診療所前[産交バス] | - |
球磨村コミュニティバス ※一部、要予約 |
球磨村 | 一勝地駅、白石駅、瀬戸石駅、(人吉駅) | 球泉洞、一勝地温泉 |
あさぎり町乗合タクシー ※ 町民以外利用不可 |
あさぎり町 | (ポッポー館=)あさぎり駅、おかどめ幸福駅 | - |
錦町乗合タクシー(錦町乗愛タクシー) ※町民以外利用不可 |
錦町 | 木上駅、一武駅、肥後西村駅 | - |
多良木町乗合タクシー ※要予約 ※町報へのリンクですので、最新の町報をご確認ください。 |
多良木町 | (えびすの湯=)多良木駅 | 交流館石倉、ブルートレインたらぎ、槻木(御大師)のコウヤマキ |
西米良村営バス |
湯前町、西米良村 | 湯前駅、(村所[宮崎交通])、(西米良温泉ゆた~と[宮崎交通]) | - |