温泉道№150 高原温泉 湯之元温泉 ★★★★
温泉ガイド →公式[湯之元温泉]
炭酸泉を知り尽くした湯船(というか源泉水風呂)は、体中が泡だらけになって×××は雪をかぶったクリスマスツリーのように。湯を落とさず(炭酸泉なのに高いところから注ぎ落としているところは多い→炭酸が抜ける)、温めず(ビールを温めたらどうなるかわかりそうなもの)、引き回さず(源泉口から長い距離引っ張るほど、やはり気が抜けて台無しに)という扱いができているところは少ない。
ただ1970年代の分析表では1300mgを越えていた炭酸ガス含有量が、最近の分析表では1000mgちょっとと、濃度が下がってきているのが心配。最近は見た目で分かるほど炭酸のアワアワの量が減っており、苦情を言う方もおられるようです。「人工で添加しているわけではなく天然のものですから・・・」という貼り紙がされており、残念だけどそれは仕方ないよね。
炭酸の刺激で身体にビリビリ痛みがはしるまで冷えた後に、温められて赤褐色に変わった加温槽に飛び込むのを繰り返しているとあっという間に1時間ぐらいは過ぎてしまいます。お昼に行けば、温泉水で炊いたおにぎりも販売されており、ほのかな褐色に染まった米粒がおこわ風で美味。単品でも購入できますが、味噌汁や小鉢とセットして600円のおにぎりセットをいただくのもいいかも。なお、うどんや定食といったちゃんとした昼食は、前日までの注文で対応可だそう。
高原町の乗合タクシーが水・土のみ運行されていますので、片道だけでも利用したいところですが、吉都線との接続は無いんですよね・・・。小林駅発着の路線バスとの乗り継ぎはできるようなダイヤになってます。高原駅または高速バス高原ICからタクシー利用が現実的ですね・・・。高原駅・高速バス高原ICともタクシーの電話番号が大書してあり、呼べば営業所が町内にあるのですぐ来ます。残念ながら(?)私自身も、いつも折りたたみ自転車かタクシー利用です。ただ、そうやって行く価値がある温泉です。
原則は水曜定休ですが、変更になる付もあるので公式サイトご確認を。
〔2024.08更新〕
炭酸の刺激で身体にビリビリ痛みがはしるまで冷えた後に、温められて赤褐色に変わった加温槽に飛び込むのを繰り返しているとあっという間に1時間ぐらいは過ぎてしまいます。お昼に行けば、温泉水で炊いたおにぎりも販売されており、ほのかな褐色に染まった米粒がおこわ風で美味。単品でも購入できますが、味噌汁や小鉢とセットして600円のおにぎりセットをいただくのもいいかも。なお、うどんや定食といったちゃんとした昼食は、前日までの注文で対応可だそう。
高原町の乗合タクシーが水・土のみ運行されていますので、片道だけでも利用したいところですが、吉都線との接続は無いんですよね・・・。小林駅発着の路線バスとの乗り継ぎはできるようなダイヤになってます。高原駅または高速バス高原ICからタクシー利用が現実的ですね・・・。高原駅・高速バス高原ICともタクシーの電話番号が大書してあり、呼べば営業所が町内にあるのですぐ来ます。残念ながら(?)私自身も、いつも折りたたみ自転車かタクシー利用です。ただ、そうやって行く価値がある温泉です。
原則は水曜定休ですが、変更になる付もあるので公式サイトご確認を。
〔2024.08更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR高原駅】から
(A)○〔高原駅〕 湯之元線 川原口行き乗車 〔湯之元温泉前〕下車 すぐ
12分 300円 水・土運行(祝日・年末年始運休)
(B)○〔高原駅〕 祓川行き乗車 〔狭野(さの)〕下車 徒歩22分
7分 260円 土・日祝運休
(C)○徒歩40分
◆ ◆ ◆
【高速バス高原ICバス停】から
○徒歩60分
◆ ◆ ◆
【JR小林駅】から
○〔小林駅〕 祓川行き乗車 〔狭野(さの)〕下車 徒歩22分
36~37分※経由により異なる 640円
(A)○〔高原駅〕 湯之元線 川原口行き乗車 〔湯之元温泉前〕下車 すぐ
12分 300円 水・土運行(祝日・年末年始運休)
(B)○〔高原駅〕 祓川行き乗車 〔狭野(さの)〕下車 徒歩22分
7分 260円 土・日祝運休
(C)○徒歩40分
◆ ◆ ◆
【高速バス高原ICバス停】から
○徒歩60分
◆ ◆ ◆
【JR小林駅】から
○〔小林駅〕 祓川行き乗車 〔狭野(さの)〕下車 徒歩22分
36~37分※経由により異なる 640円
温泉道№135 小林温泉 コスモス温泉 ★★★
温泉ガイド →小林市役所[コスモス温泉]
デイサービスセンターなど福祉施設がある一角に位置しており、簡素ながら浴室の内装には木をふんだんに使い、渋い味わいの落ち着いた雰囲気が好感できます。
47℃の源泉がストレートに注がれる高温の湯として有名(大規模なホテルでは、配管の途中で湯が冷めてしまうので、50℃ぐらいはないとボイラー施設なしでは厳しいわけですが、ここはそんなことはありません)。高温槽は「加水厳禁」で足をつけたただけでビリビリきます。まずは「熱いときは加水してOK」の低温槽から入りましょう。ここの特徴は、洗い場の真ん中に3組の木のベンチが置かれていること。なぜそんなものが? 熱いので長湯できず、ちょっと浸かってはベンチで休むってのがここのスタイルらしい。湯船には誰も入っていないのに、ベンチは満員とかいうタイミングがあって不思議な感じでした。
また、入口横には水風呂も完備。交互に入っている方も多く見られます。私もそうしていましたが、次第に熱いのも冷たいのも感じなくなって頭がぼーぅとしてきたので、「これ以上入っているとヤバイかも^^;」とあがりました。いやあ、温泉で死ぬわけにはいかないもんね。
なお以前は軽食をとることができましたが、現在は飲料や農産物の販売のみとなっています。
〔2024.08 更新〕
47℃の源泉がストレートに注がれる高温の湯として有名(大規模なホテルでは、配管の途中で湯が冷めてしまうので、50℃ぐらいはないとボイラー施設なしでは厳しいわけですが、ここはそんなことはありません)。高温槽は「加水厳禁」で足をつけたただけでビリビリきます。まずは「熱いときは加水してOK」の低温槽から入りましょう。ここの特徴は、洗い場の真ん中に3組の木のベンチが置かれていること。なぜそんなものが? 熱いので長湯できず、ちょっと浸かってはベンチで休むってのがここのスタイルらしい。湯船には誰も入っていないのに、ベンチは満員とかいうタイミングがあって不思議な感じでした。
また、入口横には水風呂も完備。交互に入っている方も多く見られます。私もそうしていましたが、次第に熱いのも冷たいのも感じなくなって頭がぼーぅとしてきたので、「これ以上入っているとヤバイかも^^;」とあがりました。いやあ、温泉で死ぬわけにはいかないもんね。
なお以前は軽食をとることができましたが、現在は飲料や農産物の販売のみとなっています。
〔2024.08 更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【高速バス小林IC】から
○徒歩19分
◆ ◆ ◆
【JR小林駅】から
(A)○〔小林駅〕 千歳行き(環野・千歳線) 乗車 〔南ヶ丘入口〕~〔小林IC〕間※下車 徒歩9分
13分 200円 月・水・金運転(祝日運休) ※フリー乗降区間のため、コスモス温泉に行くと申告して下さい。
(B)○〔本町〕 南が丘行き(南ヶ丘線) 乗車 〔南ヶ丘中央〕下車 徒歩10分
29分 200円 火・木・土運転(祝日運休)
(C)○〔小林駅〕 えびの高原・白鳥温泉行き 乗車 〔小林インターチェンジ〕下車 徒歩15分
16分 350円 ※季節運行 えびの高原・硫黄山の火口周辺警報による立入禁止規制のため、運転見込みがたっていません。
○徒歩19分
◆ ◆ ◆
【JR小林駅】から
(A)○〔小林駅〕 千歳行き(環野・千歳線) 乗車 〔南ヶ丘入口〕~〔小林IC〕間※下車 徒歩9分
13分 200円 月・水・金運転(祝日運休) ※フリー乗降区間のため、コスモス温泉に行くと申告して下さい。
(B)○〔本町〕 南が丘行き(南ヶ丘線) 乗車 〔南ヶ丘中央〕下車 徒歩10分
29分 200円 火・木・土運転(祝日運休)
(C)○〔小林駅〕 えびの高原・白鳥温泉行き 乗車 〔小林インターチェンジ〕下車 徒歩15分
16分 350円 ※季節運行 えびの高原・硫黄山の火口周辺警報による立入禁止規制のため、運転見込みがたっていません。
温泉道№232 こばやし温泉 美人の湯 ★★★
温泉ガイド →公式[美人の湯]
湯の香の少ない宮﨑県から、唯一温泉地帯と言える西諸県地区より2024年新指定です。福祉施設が立ち並ぶ中にあり、同名の家族湯(斜め向かい)もあるので間違えないように。
2007年の温泉分析表が巨大パネルで掲示されており、それによればNaHCO3(重曹)成分が5000mg近くある濃厚な重曹泉。しかし実際入浴してみると、あまりとろとろ感は感じず(飲泉しても重曹泉特有の甘味は少なめ)、黄土色に濁った外観から典型的な重炭酸土類泉のように思いました。実際、一度配管が詰まったようで、露天風呂は析出物に覆われた岩組みからお湯は流れておらず、突き出したパイプから注がれています。新興のお湯では、泉質が遷移していくことはよくあることで、できれば新しい分析表も掲示してほしいところですね。
交互浴をオススメしているだけあって、室内・露天とも広々としており、露天風呂の裏にはほぼフルフラットになるチェア(限定1名)もあって、のんびり湯を楽しめる施設です。指定施設にならなかったら、私はスーパー銭湯的外観からスルーしたままだったでしょう。
なおnifty温泉で、クーポンをゲットしておくと200円引きになります。
あとは余談。
同じ温泉地帯なのにいろいろ別名を付けたがるところもあれば、かなり広域の範囲で同じ名前を名乗る温泉地帯がありますね。ここは後者のようで、同じ市内ではありますが、小林温泉コスモス温泉と10km離れています。(いちおうこちらは、ひらがなで「こばやし温泉」と区別されてはいます)九州温泉道では「ひなもり温泉」と紹介していますが、源泉名は「ひなもり園温泉」で微妙に異なり、どちらにせよ施設としては積極的に使用している名称ではありません。(経営している福祉施設の名前が「ひなもり園」)
そもそも宮﨑はちょっと地名不足のところがあって、宮崎市付近より南は、すべて旧○諸県(もろがた)郡。西、東、北とあって、いちばん南に位置する都城付近が北諸県というパラドックス。実は日向国南諸県郡もあったんですが、これは現在の志布志市・曽於市あたりのこと。明治時代に鹿児島県になったり宮﨑県になったりして、最終的に鹿児島県の所属になり曽於郡と名前が変わって(市制施行で郡名はほぼ消滅しましたが)現在に至ります。
県全体でも、郡の名前は、児湯郡と東・西臼杵郡(=いわゆる県北)、南・北那珂郡(=いわゆる日南)、宮崎郡(≒宮崎市)と、方角を省略すれば4種類しかありません。人口希薄地のため、地名の必要があまりなかったんでしょうね。
〔2024.08更新〕
2007年の温泉分析表が巨大パネルで掲示されており、それによればNaHCO3(重曹)成分が5000mg近くある濃厚な重曹泉。しかし実際入浴してみると、あまりとろとろ感は感じず(飲泉しても重曹泉特有の甘味は少なめ)、黄土色に濁った外観から典型的な重炭酸土類泉のように思いました。実際、一度配管が詰まったようで、露天風呂は析出物に覆われた岩組みからお湯は流れておらず、突き出したパイプから注がれています。新興のお湯では、泉質が遷移していくことはよくあることで、できれば新しい分析表も掲示してほしいところですね。
交互浴をオススメしているだけあって、室内・露天とも広々としており、露天風呂の裏にはほぼフルフラットになるチェア(限定1名)もあって、のんびり湯を楽しめる施設です。指定施設にならなかったら、私はスーパー銭湯的外観からスルーしたままだったでしょう。
なおnifty温泉で、クーポンをゲットしておくと200円引きになります。
あとは余談。
同じ温泉地帯なのにいろいろ別名を付けたがるところもあれば、かなり広域の範囲で同じ名前を名乗る温泉地帯がありますね。ここは後者のようで、同じ市内ではありますが、小林温泉コスモス温泉と10km離れています。(いちおうこちらは、ひらがなで「こばやし温泉」と区別されてはいます)九州温泉道では「ひなもり温泉」と紹介していますが、源泉名は「ひなもり園温泉」で微妙に異なり、どちらにせよ施設としては積極的に使用している名称ではありません。(経営している福祉施設の名前が「ひなもり園」)
そもそも宮﨑はちょっと地名不足のところがあって、宮崎市付近より南は、すべて旧○諸県(もろがた)郡。西、東、北とあって、いちばん南に位置する都城付近が北諸県というパラドックス。実は日向国南諸県郡もあったんですが、これは現在の志布志市・曽於市あたりのこと。明治時代に鹿児島県になったり宮﨑県になったりして、最終的に鹿児島県の所属になり曽於郡と名前が変わって(市制施行で郡名はほぼ消滅しましたが)現在に至ります。
県全体でも、郡の名前は、児湯郡と東・西臼杵郡(=いわゆる県北)、南・北那珂郡(=いわゆる日南)、宮崎郡(≒宮崎市)と、方角を省略すれば4種類しかありません。人口希薄地のため、地名の必要があまりなかったんでしょうね。
〔2024.08更新〕
交通案内 →グーグルマップ
【JR小林駅】から
(A)○〔小林駅〕 三松循環線 乗車 〔美人の湯〕※下車 すぐ
16~25分※経由により異なる 100円 (日祝運休)
(B)○〔小林駅〕 西都城駅・イオン都城行き 乗車 〔木場〕下車 徒歩9分
11分 330円
◆ ◆ ◆
【JR日向前田駅】から
○〔前田駅〕 小林駅行き 乗車 〔木場〕下車 徒歩9分
12分 490円
◆ ◆ ◆
【JR広原駅】から
徒歩45分
◆ ◆ ◆
【JR西都城駅】から
○〔西都城駅前バスセンター〕 小林駅行き 乗車 〔木場〕下車 徒歩9分
75~80分 1370円
(A)○〔小林駅〕 三松循環線 乗車 〔美人の湯〕※下車 すぐ
16~25分※経由により異なる 100円 (日祝運休)
(B)○〔小林駅〕 西都城駅・イオン都城行き 乗車 〔木場〕下車 徒歩9分
11分 330円
◆ ◆ ◆
【JR日向前田駅】から
○〔前田駅〕 小林駅行き 乗車 〔木場〕下車 徒歩9分
12分 490円
◆ ◆ ◆
【JR広原駅】から
徒歩45分
◆ ◆ ◆
【JR西都城駅】から
○〔西都城駅前バスセンター〕 小林駅行き 乗車 〔木場〕下車 徒歩9分
75~80分 1370円