熊本都市圏-私家版 九州温泉道ナビ

温泉道№221 宝田温泉 たからの湯 ★★★

温泉ガイド  →公式[宝の湯]

 休業に伴いいったん脱退扱いになりましたが、元気に戻ってきました。おかえり、たからの湯。公式サイトを見ると、ひらがな表記になったようですね。
 泉源は同じらしいけど、深度の違いか3種類の湯が満たされています。室内の風呂はちらっと湯の花の舞う熱めの湯。露天風呂は一見すると内湯と変わらないけど、ジッと入っていると泡付がみられる、ちょっとぬる湯。そして露天風呂の一番奥にある、いちばん金気臭が強く湯船も黒くそまっている20℃程度の水風呂。香りは人によってはドブ臭に感じるかもしれませんが、この水風呂がなんか成分濃そうでお気に入りです。なお、露天風呂とは言っても四角く囲まれていて空しか見えないけど、浅めのぬる湯に身を浸し、澄んだ空に浮かぶ絹雲(秋の場合。夏は積乱雲。春はええっと・・・適当に考えてください)を眺めると心がトロトロと解放される感じです。
辰頭温泉まで徒歩14分、亀の甲温泉まで徒歩22分、旅館平山まで徒歩33分。
〔2023.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR植木駅】から
○〔植木駅前〕→熊本市コミュニティバス 植木駐車場行き 乗車 〔北区役所前〕下車 
16分 210円 (植木駅前→北区役所) ※土日祝・12/29~1/3運休
10分 210円 (北区役所→植木駅前)
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○★〔北区役所前〕→熊本市乗合タクシー 宝の湯号 東古閑入口行き 乗車 〔宝の湯〕下車 すぐ 
22分 200円 ※要事前予約
    ◆  ◆  ◆
【高速バス 植木IC】から ※福岡~熊本線などの高速バスが停車
○〔植木インターチェンジ〕→産交バス [A5-1~3]系統 桜町バスターミナル・田崎橋行き 乗車 〔植木五丁目〕下車 徒歩5分 
7分 230円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○  上記★の乗合タクシー
  ◆  ◆  ◆
【JR熊本駅】から
 熊本都市圏のバスはほとんどが〔桜町バスターミナル〕始発となっています。〔熊本駅前〕でちょうどいいバスがない場合は、〔桜町バスターミナル〕へ移動して乗換を推奨。市電で辛島町下車です。
(A)○〔熊本駅前〕→産交バス [A5-1・2]山鹿温泉行き 乗車 〔植木五丁目〕下車 徒歩5分
45~46分 630円 ※1時間に2本程度
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○    上記★の乗合タクシー
(B)○〔熊本駅前〕→産交バス [A4-2]北区役所・小野泉水行き 乗車 〔北区役所〕下車
46~47分 640円 ※1時間に1本程度
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○    上記★の乗合タクシー
  ◆  ◆  ◆
【桜町バスターミナル】から
(A)○〔桜町バスターミナル〕→産交バス [A5-1~3]山鹿温泉行き 乗車 〔植木五丁目〕 下車 徒歩5分
29~36分 560円 ※1時間に4本程度
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○    上記★の乗合タクシー
(B)○〔桜町バスターミナル〕→産交バス・電鉄バス [A4-1~2]北区役所行き[A4-2]系統 北区役所・小野泉水行き 乗車 〔北区役所前〕 下車
35~41分 580円 [A4-1~2]系統 ※1時間に2本程度
55~61分 790円 [U2-1]系統 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○    上記★の乗合タクシー

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温泉道№074 辰頭温泉 ★★★★

温泉ガイド  →公式[辰頭温泉]

 高温の湯口に沸き立つ炭酸ガス。もう「泡付き」なんて甘っちょろいことを言っている場合じゃありません。ただ~し! 湯口の順番待ちを皆さんしているので、はじめてのときはズンズン湯口に近づく前によく周りを見回しましょう。
 なお、炭酸泉と思っている方が多いと思いますが、実は重曹泉なんですね。また拡張された露天風呂は別泉源で、分析表上はそっちのほうが遊離二酸化炭素が多いハズなんだけど泡つきはほとんどなし。湯の引き回しなどわずかなことで、発泡するかどうか変わってくるのでしょうね。
 余談ですが、辰頭温泉バス停の真ん前にあった仮設風呂は、外した軽トラの荷台にブルーシートを敷いたワイルドな湯船に、沸き立つ泡があばれまくる大発泡温泉でしたが、その後「オシャレな」温泉施設が開業して、ただの温泉になって、結局は廃業しちゃいました。(跡地にはセブンイレブンがT^T)
 せっかくの炭酸泉を上手に扱える温泉施設が少ないのは本当に残念。長い距離を配管でひきまわしたり、加温したり、乱暴に高いところから浴槽に落としたり・・・。そんなことをすれば気体成分は飛んでしまう。コーラ・ビールをそうしたら気が抜けることは知っているのに、なんで温泉だと・・・(すいません、グチです)。あちらこちらに温泉施設は次々開業していくので、オシャレな建物を建てても温泉そのものを大事にしないと飽きられちゃうんですよね。
 閑話休題。
 辰頭温泉の発泡はたいへん細かく、湯口から少し離れたところに沸き立ってくる特徴があるのですが、さてここでちょっと遊んでみましょう。そのあたりに手のひらをちょっと窪ませ気味にして乗せるように置いてみてください。手のひらの下で泡がぶつかり合って、もう「こちょばい」ったら。そのうち指のすき間から生長した泡がプクッて、すりぬけていきます。温泉にくすぐられる感覚、楽しいぞよ。
 温泉道指定施設の亀の甲温泉まで徒歩14分、宝田温泉まで徒歩14分。詳しい交通アクセスは、亀の甲温泉のコメントも参照して下さい。
〔2023.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR熊本駅】から
○〔熊本駅前〕→熊本電鉄バス [C1-2~4][C3-2~3]系統 菊池温泉行き 乗車 〔泗水・孔子公園前〕下車
55~72分 710円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔泗水バス停〕→菊池市乗合タクシー 泗水西部地域線 乗車 〔*下車地点を辰頭温泉と指定〕
10分程度 300円(田島2地区)  ※土日祝運休、要事前予約
   ◆  ◆  ◆
【熊本電鉄御代志駅】から
○〔御代志〕→熊本電鉄バス  田島経由菊池温泉行き 乗車 〔辰頭温泉〕下車 徒歩6分
11分 300円 ※平日2往復 土日祝運休

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温泉道№072 泗水温泉 亀の甲温泉 ★★★

温泉ガイド  →公式[亀の甲温泉]

 以前、ここまで来て温泉道のパスポートを無くしたのに気がつき(その後、前日の宿泊先から連絡があって見事に再会)意気消沈していたところ、新しいのをタダでいただきました。その節は、たいへんありがとうございましたm..m
 さて、この近辺に密集している指定施設4湯(不二の湯はその後除外)の中では唯一湯船を拡張せず、こじんまりとしたお風呂の施設だったのですが、2年ぶりぐらいに訪問した(2019年9月)ところ、露天風呂がビニールハウス状におおわれてしまって内湯化されてました。湯の質も維持しながらが「もう少し広く」というお客さんの要望に応えたということでしょうね。非消毒の掛け流しですが、浴用加熱のため温泉成分が析出してしまい「湯の花」として舞っている点がちょびっと残念。そのため、お湯自体は無色に近い感じです。
 なお、周辺の家族湯主体の施設と共同して「七水木温泉郷」として売り出し中。ちなみに、「七水木温泉郷」のうち、大浴場がある(家族湯オンリーでない)のは、ここと、旧熊電「泗水駅」に近い「とよみずの湯」の2つだけ。「とよみずの湯」も、九州温泉道クラスってわけではないけど、きれいに析出物でコーティングされたタイルや、若干の泡付きも感じることができる小ぶりな釜湯があって、いいかんじですよ。泗水から乗合タクシーでやってくるルートを選ぶなら、先にちょっと寄ってみてもいいかも。
 2015年以降、路線バスが究極まで減便されてしまったので、平日に、泗水から乗合タクシー(要事前予約)で亀の甲温泉-[徒歩14分]→辰頭温泉-[徒歩14分]→宝田温泉-熊本市乗合タクシー(要事前予約)→熊本市北区役所(植木)と抜けるのがモデルコース。
〔2023.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR熊本駅】から
○〔熊本駅前〕→熊本電鉄バス [C1-2~4][C3-2~3]系統 菊池温泉行き 乗車 〔泗水・孔子公園前〕下車
55~72分 710円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔泗水バス停〕→菊池市乗合タクシー 泗水西部地域線 乗車 〔*下車地点を亀の甲温泉と指定〕
10分程度 300円(岡地区) ※土日祝運休、要事前予約
  ◆  ◆  ◆
【熊本電鉄御代志駅】から
○〔御代志〕→熊本電鉄バス 田島経由菊池温泉行き 乗車 〔岡〕下車 徒歩2分 
15分 320円 ※平日2往復 土日祝運休

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温泉道№172 植木温泉 旅館平山 ★★★

温泉ガイド  →公式[旅館平山]

 旧称は平島温泉です。植木町の温泉ということで改名したものの、11軒の湯宿と2軒の共同浴場を有しながら、県外での認知度はいま一歩、というか二歩三歩。辰頭や宝田などが九州温泉道で指定されたのに、どうしてかなぁ・・・とおもっていたら、ようやく指定されました。
 平山旅館は、施設設備がととのった小規模な旅館で、新規指定傾向のひとつ「女性にすてきな温泉宿」シリーズっぽい感じですが悪くはありません。ちなみに公衆浴場であった「植木温泉センター」も(今は建て替えられて「ふろや湯湧」になりましたが)、ここの旅館平山の経営です。
 以前は訪れたときは、どこの温泉旅館も玄関先に人影がなく、共同湯に入って帰るパターンだったのですが、植木温泉共通入浴券2000円が各旅館で発売され、入口には他の施設の地図と「本日の湯めぐりご利用のお知らせ」という入浴時間帯の掲示までされるようになり、すっかり立ち寄り易くなってました。なお、地区に溶け込んだ共同湯が好きな方は、松の湯(旅館松乃湯とは別)をお勧め。
追 川の西岸を走る不思議な自転車道は、廃線になった植木駅から山鹿温泉を結んでいた山鹿温泉鉄道の路盤を転用したもの。正式名称は県道330号線熊本山鹿自転車道です。温泉が要所要所に配置されたサイクリングロードっていいですよね^^/
〔2023.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR熊本駅】から
 熊本都市圏のバスはほとんどが〔桜町バスターミナル〕始発となっています。〔熊本駅前〕でちょうどいいバスがない場合は、〔桜町バスターミナル〕へ移動して乗換を推奨。市電で辛島町下車です。
○〔熊本駅前〕→産交バス [A5-1~2]系統 山鹿温泉行き 乗車 〔植木温泉入口〕下車 徒歩20分
63~68分800円 
  ◆  ◆  ◆
【桜町バスターミナル】から
(A)○〔桜町バスターミナル〕→産交バス [A5-3]系統 植木温泉経由山鹿温泉行き 乗車 〔植木温泉〕下車 徒歩2分
47~51分 740円 
(B)○〔桜町バスターミナル〕→産交バス [A5-1~2]系統 山鹿温泉行き 乗車 〔植木温泉入口〕下車 徒歩20分
48~56分 750円 
  ◆  ◆  ◆
【高速バス植木ICバス停】から (福岡~熊本線などの高速バスが停車)
(A)○〔植木インターチェンジ〕→九州産交バス [A5-3]系統 植木温泉経由山鹿温泉行き 乗車 〔植木温泉〕下車 徒歩2分
7分 200円 
(B)○〔植木インターチェンジ〕→産交バス [A5-1~2]系統 山鹿温泉行き 乗車 〔植木温泉入口〕下車 徒歩20分
4分 210円 

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