球磨・芦北-私家版 九州温泉道ナビ

温泉道№183 日奈久温泉 旅館幸が丘 ★★★★

温泉ガイド  →日奈久温泉旅館組合

 日奈久温泉は決して湯量が少ないわけではないのですが、共同配湯でないのは2軒だけ(温泉代と水道代がほとんど変わらないそうで、共同配湯なのにほとんどの施設は掛け流しです)。独自源泉をもつ施設のひとつが、ここ旅館幸ヶ丘です。
 まず立派な玄関に圧倒されますが、実はこれはもともとは玄関ではなく棟門で、旅館にしたときにここまで建物を延長したんだそう。ふっとい松の木の柱からは、今も松ヤニが滲み出して光り輝いています。男子浴室に入ると、天然の大理石が敷き詰められた洗い場に目を奪われます。風呂ももちろん大理石づくりでU字カーブを描いた縁も優雅。そして立ちこめるこのイオウの香り。鯉の口からドバドバと湯が掛け流されています。この新鮮な湯から感じられるトロミは、まちがいなく日奈久一です。加水禁止なので「夏場は熱いから常連さんしか来ないねぇ」とおっしゃる。「客が入っている時間より、ただ湯が流れていってる時間が長いかなぁ」といわれるご主人が守るお湯、ぜひ浸かりに行きましょう!
 あと、いろいろ魅力的なお湯があるのでついでにご紹介。
 まずは、残念ながら指定除外になってしまった、金波楼。登録有形文化財に指定されている重厚な木造3階建ては必見で、日帰り客の対応でもすごく丁寧なのはさすが名旅館と思わせる。しかし、お湯が循環併用なのが惜しいところで、九州温泉道としては選外となったのも仕方ないかな・・・。
 次は、唯一の民営公衆浴場、松の湯。水害で休業に追い込まれたままの人吉の旅館たから湯を思わせる、脱衣所から小判型の浴槽を見下ろす半地下構造で、もともとは警察署という変わり種です。
 その次は、ばんぺい湯のお隣、3階建ての木造建築が麗しい新湯旅館。こちらも幸ヶ丘と同じく旅館ですがもう宿泊は受けていません。立ち寄り湯も予約制になっており、半地下の昔ながらの湯船に貸切同然で(同時に予約したお客さんがいなければ)浸ることが出来ます。
 最後は、自家源泉をもつもう1軒である武士屋。日奈久温泉旅館組合には各旅館の立ち寄り湯時間が書いてあるのですが、更新がされておらず、すでに廃業した山海荘や旅館壽が載ったまま(2024年2月現在)。実は、朝8時の時点で立ち寄り湯可能なのは武士屋さんだけ(公衆浴場は東湯のみが朝6時から開いてます)。共同配湯だと、早くから湯を掛け流せば、それだけ水道代ならぬ温泉代を払わないと行けませんものね。小ぶりな浴槽をお楽しみ下さい。
 湯上がりには、ビールとちくわです、もちろん。
〔2024.02更新〕 

交通案内   →グーグルマップ

【肥薩おれんじ鉄道日奈久温泉駅】から
(A)○徒歩11分
(B)○〔日奈久温泉駅前〕→産交バス [11]道の駅たのうら・[12][14]ウインズ八代・[12][14]日奈久下西町・[13]大門瀬行き 乗車 〔日奈久温泉〕下車 徒歩4分
2分 180円
  ◆  ◆  ◆
【JR八代駅】から
○〔八代駅前〕→産交バス [11]道の駅たのうら・[12]ウインズ八代・[12]日奈久下西町行き 乗車 〔日奈久温泉〕下車 徒歩4分
21分 250円 

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温泉道№214 湯の児温泉 中村温泉 ★★★

温泉ガイド  

 指定の改廃が激しい湯の児温泉。あらたに指定されたのは、家族湯の中村温泉。九州温泉道的にもう家族湯は指定解禁なの? 一人1000円はねぇ・・・とかブツブツ言ってたら、一人湯の場合は500円で入浴OKだそうです。公式にはどこにもそんなこと書いてないけど。これなら、大大大納得ですっ。
 昔の駄菓子屋のような中村酒店に申し出ると、2つの浴室のうちたまたま小さい方が利用中ということで、大きい方を500円で独り占め。いや、申し訳ない。鍵を開けていただくと、家族湯というかご家族が使っているような湯を開放したと言うべきか、ベビーベットが何故か置かれた脱衣場は生活感いっぱい。浴室に入ると、細なが~い洗い場に対して、お湯が掛け流された浴槽がドカン。どうもこのバランスがおかしいところに、たまらなく心くすぐられちゃいました。お湯は薄い塩味の含食塩重曹泉で、浴感もよし。すっかり大大大満足。
 さてプラスアルファ情報。
 中村温泉が大好きになったスキモノには、ついでに温泉街入口の公園裏にあるプレハブ造りの福田共同浴場200円をおすすめしておきます。14時からお湯を入れはじめ、15時から入浴OKと地元の方にうかがいました。また、遊園地の遊具であるコーヒーカップを露天風呂にしちゃった(もちろん本体は回りませんが^^; 中央の丸テーブルが回ります)平野屋の庄助風呂も、話のネタにどうぞ。
 ちいさいながらも温泉街も風情があり、奥に進むにつれ道が石畳となっており、どんづまりは対岸の湯の児島にわたる橋がかかる海水浴場になってます。そして、その橋のたもとには、夏期限定で(7月中旬~8月末)舟にお湯が満たされた、露天舟湯が楽しめます。(水着着用 更衣場は海水浴場に付設)
〔2023.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR水俣駅】から  産交バス、南国交通、みなくるバスで、同じバス停名でも場所が違うため乗り継ぎ時は注意が必要。とりあえず水俣市作成の水俣市市街地中心部路線図を参照してください。
○〔水俣駅前〕→水俣市コミュニティバス(産交バス運行) 湯の児行き 乗車 〔湯の児公園前〕下車 すぐ
22分 150円 
  ◆  ◆  ◆
【JR新水俣駅】から
[ナビタイム]
(A)○〔新水俣駅前〕産交バス [3]水俣港・[1][2]水俣産交行き 乗車 〔市役所前〕下車
7分 190円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔水俣市役所〕水俣市コミュニティバス(産交バス運行) 湯の児行き 乗車 〔湯の児公園前〕下車 すぐ 12分 150円 
(B)○〔新水俣駅前〕南国交通バス 水俣行き 行き 乗車 〔天神町〕下車
5分 150円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔天神町〕水俣市コミュニティバス(産交バス運行) 湯の児行き 乗車 〔湯の児公園前〕下車 すぐ
15分 150円 

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温泉道№208 湯の鶴温泉 喜久屋旅館 ★★★

温泉ガイド  →公式[水俣市役所]

 海浜の湯の児温泉に対して山峡の湯の鶴温泉。海水浴場もある家族連れが似合う陽の温泉と、静かに自炊宿がならぶ陰の湯治湯。九州温泉道指定施設はありませんが、水俣に来たら是非セットで訪れたい・・・と書いていたら、みごと2021年度に新規指定がでました。
 喜久屋旅館さんは、いっときは半倒壊状態の宿だったのですが(温泉街の入口に係る不思議なカーブの太鼓橋の先に建物がありました。現在は整地されています)、みごとに復活。
 浴室にある大きな窓というか開口部から目前に見えるのは、山の斜面というか石積みの擁壁。川と崖の間に、細長く宿が建てられているのが実感できます。そして広い浴槽に無造作に注がれる無色無臭のお湯。ただただ、お湯だけはなんぼでもあるよ、という空間。これぞ湯治場ですね。
 では付帯情報。
 まずは「温泉ゲストハウスtojiya」をオススメ。明かりをあえて絞った大人の雰囲気がステキ。総檜造りでリノベされた、木箱の底のような半地下のお風呂は、一人で静かに入ると素晴らしいの一言。浴室のつくりにより外気との接触が少ないため、酸化されずにヌルヌルをよく感じる状態で湯がたたえられています。自炊施設も整っているほか、夕方からは別棟で「屋台」の営業をするなど、シュチュエーションに拘ったお宿です。
 次に「いつからここのサイトもオシャレ宿を喜ぶようになったんだ!」と思われた方は、温泉街でもっとも下流に位置する「喜久(きく)の湯」へどうぞ。頭石川に渡された木橋を渡ってたどり着く共同湯は、ほぼ川面とと同じぐらいの湯船に透明のお湯が掛け流されています。こちらはぬる湯となっており、微かに硫化水素臭を伴う弱い甘味を感じるお湯。白い微細な湯の花も舞っておりいうことなし。私はこちらが一番のお気に入り。ただ、残念ながら建物はコンクリート造りで窓は高く、川をみながらの入浴は叶いません。まあそうでないと、増水したときにこの浴舎はひとたまりも無いでしょう。そんな立地です。隣接して「きくの湯休憩所」という建物が建ってますが、そちらは残念ながら放棄され廃墟状態です。
〔2023.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR水俣駅】から
 産交バス、南国交通、みなくるバスで、同じバス停名でも場所が違うため乗り継ぎ時は注意が必要。とりあえず水俣市作成の水俣市市街地中心部路線図を参照してください。
○〔水俣駅前〕→水俣市コミュニティバス(産交バス運行) 頭石・招川内行き 乗車 〔湯ノ元〕 下車 すぐ
29分 150円 
  ◆  ◆  ◆
【JR新水俣駅】から
[ナビタイム]
(A)○〔新水俣駅前〕産交バス [3]水俣港・[1][2]水俣産交行き 乗車 〔市役所前〕下車
7分 190円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔市役所前〕水俣市コミュニティバス(産交バス運行) 頭石・招川内行き 乗車 〔湯ノ元〕下車 すぐ 
19分 150円 
(B)○〔新水俣駅前〕南国交通バス 水俣行き 行き 乗車 〔天神町〕下車
5分 150円 
  ↓ ↓ 乗り換え ↓ ↓
○〔天神町〕水俣市コミュニティバス(産交バス運行) 頭石・招川内行き 乗車 〔湯ノ元〕下車 すぐ
24 分 150円 

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温泉道№089 湯浦温泉 亀井荘 ★★★

温泉ガイド  →芦北町観光協会

 地味ながらも、5軒の共同浴場(うち1軒は日帰り入浴を受け付ける亀井荘)をもつ湯浦温泉。日が落ちると駅前も真っ暗なこの集落に、なぜこれだけの共同湯が共存しているのか不思議に感じます。このような地味な温泉が、泉質で選ばれているのが九州温泉道のいいところですね。
 亀井荘は、駅から北に向かって徒歩8分で着く、最も近い入浴施設です。かつては、3人も入るといっぱいになる小さな浴槽(上に掲載されている写真のもの)に40℃前後のちょびっとぬるめの湯が注がれていたのですが、評判が評判を呼んで大浴場に改築。でも、非加熱の掛け流しはしっかりと守られており、浴室に入ったとたんにあふれる硫化水素臭に思わずうっとり。水栓が黒変しているのも、その証拠ですね。(汚れているわけではなくて硫黄による化学反応です)
 なお、川を渡った向かい側にある、昔ながらの銭湯の雰囲気を持つ「岩の湯」も好きだったのですが、こちらも改築されてこれまた小綺麗に。ただし、密かに評判になっていた「うさぎの湯口」はそのまま新浴場に移設され、いまも口からふんだんに湯をはき続けています。
 その他の共同湯もその周囲に密集していますので、徒歩で充分はいりまくることができます。
 近隣の湯として、ロープウェイで登る露天風呂を持つ「つなぎ温泉」(〔津奈木駅〕から徒歩10分)、源泉が海底にありそこから引き湯しているという「計石温泉」(〔佐敷駅〕から徒歩30分、芦北町コミュニティバスもあり)も、物珍しさという点で一度足を運んでいいと思いますよ。
〔2023.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【肥薩おれんじ鉄道 湯浦駅】から
○徒歩8分
  ◆  ◆  ◆
【新水俣駅】から
(A)○上記、肥薩おれんじ鉄道利用
(B)○〔新水俣駅〕→産交バス [1]道の駅たのうら 行き 乗車 〔湯の浦温泉前〕下車 徒歩3分
21分 630円
  ◆  ◆  ◆
【肥薩おれんじ鉄道 佐敷駅】から
○〔佐敷駅前〕→芦北町コミュニティバス 女島線・古石線・百木長崎線 乗車 〔湯浦駅前〕下車 徒歩3分
9分 200円 ※日祝全便運休

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温泉道№084 人吉温泉 人吉旅館 ★★★

温泉ガイド  →公式[人吉旅館]

 湯船の中に木製ベンチが沈めてあるスタイルが珍しい。湯が熱いので、湯船を深くして湯を冷ます工夫のようです。しらさぎの湯や名前を忘れちゃったけど以前他でも見かけたので、人吉オリジナルのアイデアだと思います。なお、あとから増築された浴室(通常時は女風呂)の方は加水率を高めて温度調節してあるようで、湯船が浅くベンチはありません。かすかに金気臭を感じるのが人吉旅館のお湯の特徴で、加水率が低い方が当然ですがヌルヌルをよく感じます。夕方と朝で男女が入れ替えかわりますので、女性の皆さんは朝の入浴をオススメします。
 2012年に、ライバル(?)の芳野旅館とともに登録有形文化財(建造物)に指定された建物は、水害で1階の天井付近まで水没しましたが、クラウドファンディングも活用し見事に再建。まちなかをあるくとあちらこちらに空き地、取り壊し中の建物、そしていまだに窓枠に流れてきたものひっかっかったままの建物が目につきます。九州・・・いや日本全国災害列島となったかのような昨今ですが、ぜひ人吉も応援しましょう。まずは温泉めぐりからね。
 ところが・・・人吉温泉観光協会は熊本水害以降機能していないようで(公式サイトにまだ肥薩線の観光列車なんかが載ってる・・・)、公衆浴場や温泉旅館の営業時間(日狩り入浴時間)は人吉球磨観光地域づくり協議会の一覧性の悪いページから見るしかありません。ただここも漏れている施設があり、「筌場温泉8:00~20:00・松屋温泉(あさひ温泉)6:00~8:30/13:00~22:30・三浦屋温泉6:00~9:00/13:00~22:00・鶴亀温泉14:00~21:00 第2・4月休」などで、自分へのメモ代わりに書いておきます。
〔2023.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR人吉駅】から
○徒歩6分
  ◆  ◆  ◆
【高速バス人吉IC】から  ※福岡~宮崎、熊本~鹿児島などの高速バスが停車
○〔人吉IC乗降口〕→産交バス 人吉駅前行き 乗車 〔中青井町〕下車 徒歩4分
11~15分 240円 

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ここも入っとこ♨ 人吉温泉 鶴亀温泉 ☆☆☆

温泉ガイド  

※九州温泉道指定施設ではありません
 新温泉が2020年の豪雨で被災によって廃業され、堤温泉が改築されてしまった(いいことですけど)後、市内で一番の詫寂湯と言えばこちら。
 一度は泉温低下のために休業したものの新源泉をほりなおして、営業再開。市街地の北にあってやや微高地のため水害の難を逃れました。お湯は熱めですが、奥は深く手前は寝湯ができるほど浅い湯船が特徴。しっとりとひとときを過ごすのに最適の湯船です。
 付け加えです。実は駅前に広がる人吉温泉は歴史は浅く、その始まりは駅より西側にちょっと離れたその名も温泉町なんですね。現在は翠嵐楼などが営業されています。本当は、その隣の旅館たから湯の半地下構造のお風呂を、激推ししたかったのですが、2020年の水害からの休業したままなんですよね。
〔2023.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【高速バス人吉IC】から  ※福岡~宮崎、熊本~鹿児島などの高速バスが停車
○〔人吉IC乗降口〕→産交バス 人吉駅前行き 乗車 〔北泉田町〕下車 徒歩10分
3分 180円 
  ◆  ◆  ◆
【JR人吉駅】から
○徒歩9分

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温泉道№083 人吉温泉 華まき温泉 ★★★

温泉ガイド  

 人吉の中心部から離れた比較的新しそうな日帰り湯。
 「身体に泡の付く新鮮な温泉」とありますが、1度目の訪問時はコンディションが悪かったようで泡付きまでは感じませんでした。2巡目のときは、湯の中を細かい泡が舞うのを確認、肌の上でも次第に泡粒が成長するのを実感することができました。
 人吉市街地だけでも日帰り入浴可能な湯全部を巡ろうと思ったら、弾丸ツアーをやるか、数泊する覚悟がいるわけで、少しずつ泉質や風情が異なる湯をじっくり腰を据えて「攻めて」いきましょう。
  2014年4月に最寄りに「華まき温泉入口」バス停が新設! (月曜・木曜限定の3本だけですけど^^;)これでちょびっとだけ行きやすくなった?
〔2019.11更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【JR人吉駅】から
(A)○〔人吉駅前〕→産交バス 尾曲行き 乗車 〔華まき温泉入口〕下車 徒歩8分
25分 470円 月・木運行(祝日運休)
(B)○〔人吉駅前〕→産交バス 石水寺入口・神瀬福祉センター行き 乗車 〔西人吉駅前〕下車 徒歩24分
19~23分 250円 
  ◆  ◆  ◆
【JR西人吉駅】から
※肥薩線運休のため、運転されている代行タクシーは西人吉駅には停車しません

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温泉道№209 人吉温泉 おおが温泉 ★★★

温泉ガイド  →公式[おおが温泉]

 さて、2021年度の新規指定施設ですが・・・。
 公式サイトをみると、「温泉は本来、地下深くで作られるため、酸素が欠乏した「還元状態」にあります」という、あやしげな決めつけ。なにが「本来」なのか。そして「温泉源泉の共通した特徴としてこの錆(サビ)を元に戻す「還元作用」があります」という温泉「還元」教の教えに、予想通りたどりつきます。還元力のない温泉は、素肌が錆びるんだそうな・・・。ところが、ここは「国内でも類例を見ない最高品質の温泉水」なんだって。火山の近くで見られる酸性泉は、本来の温泉じゃなかったのねぇ。酸性のお湯に浸かると釘とおんなじように身体が錆びて危険ですものね。その酸化力は塩素消毒風呂の比じゃないぞ・・・。
 いや・・・とりみだしてしまいました。還元系が好きな方は、空気を断って(空気は酸化剤です)、天然由来の物質としてまれに見る強力な還元剤であるビタミンCを突っ込んだ風呂に浸かっていて下さい。そのほうが圧倒的に効果がありますから。こういうエセ科学的知識をふりまわす施設を、九州温泉道として指定して欲しくないなぁ・・・いくらお湯が良くても。変な噂を立てたくはないけど、近年九州温泉道で追加指定されているのが「?」と感じる施設は、資格商法の一つである某温泉資格に(が)熱心なところが目立つのが気になります。
 最後に、ちゃんとお湯は褒めておくと、やや黄色がかったモール泉で、飲泉すると甘味をしっかり感じ、浴感はヌルヌルも強めで泡付きもあるいいお湯です。
〔2023.10更新〕

交通案内   →グーグルマップ

【高速バス人吉IC】から  ※福岡~宮崎、熊本~鹿児島などの高速バスが停車
○〔人吉IC乗降口〕→産交バス 人吉駅前行き 乗車 〔人吉橋〕下車 徒歩2分
9~10分 210円 
  ◆  ◆  ◆
【JR人吉駅】から
(A)○徒歩11分
(B)○〔人吉駅前〕→産交バス 小柿公民館前 行き 乗車 〔おおがスイミング前〕下車 すぐ
11分 180円 火・金運行(祝日運休)
(C)○〔人吉駅前〕→産交バス 医療センター方面行き 乗車 〔人吉橋〕下車 徒歩2分
2分 180円 

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