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2005.12.29 JR九州バス山鹿線・九州産交・熊電バス
JR九州バス山鹿線は、(瀬高町福岡県瀬高町―熊本県大津町、百一キロ)について、産交バス(熊本市)と熊本電鉄(同)が、同路線を引き継ぐ形で国土交通省熊本運輸支局に運行認可を申請していたことが二十八日、分かった。
 同省九州運輸局は「審査中」としているが「現時点で(申請を)却下する理由は見当たらない」としており、早ければ一月中にも両社に許可が下りる見通し。
 申請によると、瀬高町―熊本県山鹿市間は産交バスが単独で、山鹿市―大津町間は熊本電鉄と産交バスが共同で運行する。
 運行開始予定はJRバス廃止翌日の三月一日から。料金はこれまで通りだが、定期券については、例えば学生割引が四割から五割になるように若干下がる見通し。
 一日の運行数は、瀬高町―山鹿市間が現在より一往復少ない八往復。山鹿―大津間は現在より〇・五往復多い十二往復。
 関係者によると、瀬高―山鹿間で生じる赤字については、沿線自治体が補助金を出す方向で協議しているという。
 同路線は年間約二十五万人が利用しているが、〇四年度の赤字額が四千三百万円とジェイアール社の路線バス事業の営業赤字の12%を占めており、同社は今年二月に「利用者減で運送収入減に歯止めがかからない」として廃止を決定した。
 これに対して二社は、同路線を熊本県内の高校生が多く利用していることなどから運行引き継ぎを検討していた。
 同路線が唯一の公共交通機関となっている福岡県山川町の松尾文雄町長は「町民のために絶対に必要。希望がかなうことになりそうで感謝している」と話している。
 
2005.12.27 バス会社名
福岡県/しもつま福祉バス運営協 総務大臣表彰が決定 住民一丸、運転手も確保  /ちくご
05/12/27 朝刊筑A18 024 西日本新聞社
 筑後市下妻地区と市中心部を結ぶ無料福祉バスを走らせている「しもつま福祉バス運営協議会」(井口真会長、八団体)が、本年度の地域づくり総務大臣表彰に決定した。市が車を貸与し、市民が運営するスタイルは珍しいといい、来年一月十八日、東京で表彰式がある。
 同バス事業は、JR羽犬塚駅と西鉄柳川駅を結んでいたバス路線が一九九四年になくなり、その経由地だった同地区の交通の便が著しく悪化したことから導入を検討。
 二〇〇三年五月、老人会やPTAなど住民団体による協議会が発足し、七月から事業を開始。同市が貸与した十人乗り自動車「みどり号」を使い、週四日、同地区の七集落と市役所や市立病院、羽犬塚駅などがある市街地との間を一日計五便運行している。
 〇四年度は、高齢者を中心に一日約二十人が利用し、本年度は微増傾向という。運転手の報酬など年間百万円を超える経費は、市と住民らが折半している。今回は、運転手を継続的に確保し、幅広い地域住民の組織が運営している点が評価された。井口会長は「今後も地域のお年寄りの足として、取り組んでいきたい」と喜んでいる。


 
2005.12.27 バス会社名
赤字は当然」限界 高千穂鉄道、清算へ 路線存続 民間に託す 社長会見    「資産生かしたい」
05/12/21 朝刊経B18 009 西日本新聞社
 「経営が成り立たないのに、残すわけにはいかなかった」。宮崎県延岡市で二十日夜に開かれた第三セクター「高千穂鉄道」(宮崎県高千穂町)の取締役会終了後、記者会見に臨んだ社長の黒木睦郎・高千穂町長は、無念さをにじませながら、経営断念の決定を表明した。 【1面参照】
 黒木町長は冒頭から声を詰まらせ、視線を伏せたまま。九月の台風14号で二本の鉄橋を失うなど大きな打撃を受け、旧国鉄時代の路線開業から七十年の節目となる一年が暗転。被災直後、泥水に漬かった駅舎に立ってからこの日まで「自分が幕を引くことはしたくない」と、存廃に揺れた三カ月半の思いを吐露した。
 旧国鉄時代、赤字ローカル線として廃止対象となりながら、第三セクターで十七年間存続させてきた地域の足。「当初から経営が成り立たないと分かっていたのに、赤字は当然という意識があったことが最大の問題」と、三セク経営の限界に言及。一方で、「三セクとしての経営は断念したが、東洋一の鉄橋やトロッコ列車など残された資産を生かす方策を考えるのが私の責務だ」と、民間譲渡による路線存続を探る考えを強調した。
 この日の取締役会には、存続を願う沿線住民約五千人の署名が届いた。全国から激励も相次いだ。黒木町長は「高千穂鉄道が存続してきたことに大きな意味があったということだ。一部でも民間に引き継いでもらえる可能性があるうちは、廃線の届け出はしない」と力を込めた。
    ×      ×
 ●やむを得ぬ判断
 ▼安藤忠恕・宮崎県知事の話 長年、地元に親しまれてきた鉄道で、苦渋のなかでの決断だったと思うが、会社の経営見通しなどからすると、やむを得ない判断だったと考える。県としても、今後も沿線市町と密接に連携を図りながら、地域住民の日常生活に不便が生じないようにバス路線の維持充実に努める一方、施設跡地などの有効活用について十分検討していきたい。

【写真説明1】経営断念を表明し、涙をぬぐう高千穂鉄道社長の黒木睦郎・宮崎県高千穂町長 =20日午後、同県延岡市

 
2005.12.20 高千穂鉄道
赤字は当然」限界 高千穂鉄道、清算へ 路線存続 民間に託す 社長会見    「資産生かしたい」
05/12/21 朝刊経B18 009 西日本新聞社
 「経営が成り立たないのに、残すわけにはいかなかった」。宮崎県延岡市で二十日夜に開かれた第三セクター「高千穂鉄道」(宮崎県高千穂町)の取締役会終了後、記者会見に臨んだ社長の黒木睦郎・高千穂町長は、無念さをにじませながら、経営断念の決定を表明した。 【1面参照】
 黒木町長は冒頭から声を詰まらせ、視線を伏せたまま。九月の台風14号で二本の鉄橋を失うなど大きな打撃を受け、旧国鉄時代の路線開業から七十年の節目となる一年が暗転。被災直後、泥水に漬かった駅舎に立ってからこの日まで「自分が幕を引くことはしたくない」と、存廃に揺れた三カ月半の思いを吐露した。
 旧国鉄時代、赤字ローカル線として廃止対象となりながら、第三セクターで十七年間存続させてきた地域の足。「当初から経営が成り立たないと分かっていたのに、赤字は当然という意識があったことが最大の問題」と、三セク経営の限界に言及。一方で、「三セクとしての経営は断念したが、東洋一の鉄橋やトロッコ列車など残された資産を生かす方策を考えるのが私の責務だ」と、民間譲渡による路線存続を探る考えを強調した。
 この日の取締役会には、存続を願う沿線住民約五千人の署名が届いた。全国から激励も相次いだ。黒木町長は「高千穂鉄道が存続してきたことに大きな意味があったということだ。一部でも民間に引き継いでもらえる可能性があるうちは、廃線の届け出はしない」と力を込めた。
    ×      ×
 ●やむを得ぬ判断
 ▼安藤忠恕・宮崎県知事の話 長年、地元に親しまれてきた鉄道で、苦渋のなかでの決断だったと思うが、会社の経営見通しなどからすると、やむを得ない判断だったと考える。県としても、今後も沿線市町と密接に連携を図りながら、地域住民の日常生活に不便が生じないようにバス路線の維持充実に努める一方、施設跡地などの有効活用について十分検討していきたい。

【写真説明1】経営断念を表明し、涙をぬぐう高千穂鉄道社長の黒木睦郎・宮崎県高千穂町長 =20日午後、同県延岡市

 
2005.12.15 バス会社名
佐賀県/伊万里市民の足「いまりんバス」 利用者5万人を突破          出足順調、当初予想の1.5倍/さがWIDE
05/12/15 朝刊佐B17 023 西日本新聞社
 伊万里市が市中心部を巡回する市民の足として一月から運行している「いまりんバス」の利用者が五万人を突破した。市によると、一日の利用者は当初予想の一・五倍の百五十人に上る順調な出足という。五万人目の利用客に記念品を贈った。
 バスは中心部に集中する公共機関や医療機関に出掛ける高齢者らの利便性向上などが目的。料金は百円(小学生・障害者五十円、障害児や幼児は無料)均一にしている。停留所間を二、三百メートルごとに配置して多くの人が利用できるようにした。
 路線距離は、新天町の伊万里バスセンターを発着点に市街地を一周する十一・三キロ。運行にかかる経費は、年間千五十万円で、市内にバス路線を持つ西肥自動車に委託している。十一月までの利用者総数は、四万八千百二十五人。
 五万人目となったのは、同市大川内町の会社員副島さとみさん(44)。十二日朝、バスセンターで塚部芳和市長らから記念の花束や伊万里焼セット、二十回分の無料乗車券が贈られた。副島さんは「便利なので、通勤の足として利用しています」と話していた。

【写真説明1】5万人目の利用者となり、記念品を贈られた副島さとみさん

 
2005.12.10 バス会社名
福岡県/北九州市 人員削減や値上げなど 市営バス経営改善計画案 運転手    手袋配布廃止も言及/北九州
05/12/10 朝刊小倉A18 030 西日本新聞社
 市営バス事業の経営改善に取り組む北九州市交通局は九日、具体的な増収や経費削減策などを盛り込んだ経営改善計画案を発表した。運賃値上げや人員削減を盛り込んだほか、運転手への手袋配布廃止などにも言及し、「職員を挙げて健全化に取り組む姿勢を示した」(同局)としている。
 市営バスは現在、若松区を中心に百六十一系統で運行する。ここ数年は黒字経営だが、それも市一般会計からの繰入金で賄っているのが現状。十月には同計画の策定と、同計画の目標達成ができない場合は民営化する基本方針を公表していた。
 計画の実施期間は二〇〇六年度からの五カ年間。「目標」は、〇八年度までの三カ年で本業のバス事業で経常収支の黒字維持と、バス更新に伴う企業債の発行など資本面も含めた単年度実質収支の黒字化と定めている。
 改善策のうち、運賃値上げは現行百七十円の初乗り運賃を十円アップする計画。早ければ来年七月から実施する。
 また、本年度で七十四人在籍する正規職員の乗り合いバス運転手を〇七年度までに五十七人に削減するほか、市一般会計からの長期借入金(残高一億六千万円)を繰り上げ償還し、利息負担を軽減。職員からの提案として、運転手への手袋配布などの廃止、バスガイドへの制服貸与期間の延長なども盛り込んだ。
 今後、組合との協議などを経て来年三月に正式に計画として策定する。同局の木下伸生局長は「目標達成に向け、組合の理解と協力もいただきたい」と述べた。


 
2005.12.06 バス会社名
崎県/旧多良見町運行の地域バス 1便平均乗客数1.3人 1年足らずで見直しへ 諫早市/ながさきWIDE
05/12/06 朝刊長B17 027 西日本新聞社
 諫早市は、合併二カ月前に旧多良見町が運行を始めたコミュニティーバスの一便平均乗客数が一・三人と少ないことから、同バスの廃止を含めて見直すことを明らかにした。運行開始から、一年足らずで浮上した廃止論。旧町関係者からは「何とか残してほしい」という声も出ている。
 同バス事業は、旧多良見町が昨年十二月、図書館開館に合わせて、旧町内の高齢者の足を確保するために、二十九人乗りバス二台をリースして開始した。
 運賃は大人二百円、高校生以下百円で、県営バスが走らない午前十時から午後四時の間、住宅地と図書館や社会教育施設「のぞみ会館」を結ぶ三路線で計十六便運行。運行業務は県営バスに三年契約で委託している。
 ところが、昨年十二月から今年十月までの一便当たりの平均乗客数は一・三人。バスの賃借料や運行委託料が年間計二千万円かかるのに対して、同期間の運賃収入はわずか八十四万円と低迷している。
 このため、諫早市生活交通課は「福祉事業としても、費用対効果が低すぎる」として、廃止や車両の小型化、減便などの見直し案を検討し始めた。ただ、バスのリースと運行委託の契約がともに二年間残っており、解約の場合は違約金が発生する恐れがある。同課は「利用者の意見を聞き、契約内容も考慮しながら解決したい」と話している。
 一方、バスを導入した旧多良見町長の西平隆さんは「見直しは必要だろうが、車を持たない高齢者のためにもバスは必要だ」と路線存続を訴えている。

【写真説明1】諫早市が事業見直しを検討している、旧多良見町を走るコミュニティーバス



 
2005.12.03 バス会社名
長崎県/佐世保市営バスの2区間廃止を検討 市交通局/佐世保・県北
05/12/03 朝刊長北A17 030 西日本新聞社
 佐世保市交通局は二日、不採算路線のうち乗車実績が著しく少ない二区間を廃止する方向で検討していることを明らかにした。十二月市議会の一般質問で萬屋良三局長が答弁した。
 二区間は、下船越名切線の下船越―船越名切(一・四キロ)と、下宇戸線のスポーツの里入口―下宇戸町(二キロ)。それぞれ一日三便と同五便を運行している。
 交通局の十月と十一月調査によると、二区間とも一便当たりの平均乗客数は一人未満。交通局では地区住民との間で協議を進めているという。廃止することになれば、今年四月に運行を中止したSSK西門口―ジョスコー入口(一・七キロ)以来となる。
 交通局の市営バス事業は、利用客の減少に歯止めがかからず、西肥バスとの競争激化に伴う値下げなどが影響し、本年度決算は約一億四千五百万円の赤字を計上する見込み。萬屋局長は「努力はしているが、収支改善がみられず、すべての路線維持が困難となった。地元の理解を得ながら話し合いを進めていきたい」と話した。

 
2005.12.27 バス会社名
大分県/27日から実験運行 大分空港―JR中津駅リムジンバス 1日6往復   途中乗降も 県が発表
05/12/01 朝刊別大A16 022 西日本新聞社
 県は三十日、十二月二十七日から、大分空港とJR中津駅を結ぶ快速リムジンバスの運行を実験的に再開すると発表した。
 同バス路線は、不採算を理由に昨年三月末で廃止されたが、地域住民や進出企業から再開を求める声が相次いだことから、県などで組織する「大分空港国際化等利用促進期成会」(会長・広瀬勝貞知事)が国の助成を得て、来年六月末まで半年間の実験運行を決めた。
 県総合交通対策局によると、運行コースは旧路線と同じJR中津駅―大分空港で、片道七一・五キロ(所要時間約九十分、運賃千五百円)。便数を旧路線の二倍の一日六往復とし、途中の乗降ができるなど利便性の向上を図った。また、ダイハツ車体(中津市)前にバス停を増設、大分空港の始発、最終両便に対応したダイヤを組み、ビジネス需要にも配慮した。運行は、大分交通グループの大交北部バスが当たる。
 この日、沿線自治体や立地企業の関係者を集めて宇佐市内で開いた連絡会で事業内容を説明。出席者からは「利用がなければまた廃線になるのでは」「大口利用客には割引すべきだ」などの意見や注文が出された。

 
2005.11.26 バス会社名
福岡県/無料福祉バスが好評 誰でも乗れる地域の足 須恵町           1日の平均利用は76人/ふくおか都市圏南部
05/11/26 朝刊都C19 032 西日本新聞社
 路線バスが走らない地域の足として、須恵町が運行している「福祉バス」が町民に好評だ。利用客数は一日平均七十六人前後。運賃無料なうえ、高齢者に限らずだれでも乗車できることなどが人気の秘密のようだ。
 同町の福祉バスはマイクロバスタイプの公用車二台を使用。乗車定員は一台あたり二十三人。運転はタクシー会社に委託している。中心部だけでなく、町内の住宅地ほぼ全域を網羅するよう設定した五コースを、毎日午前九時から午後五時まで巡回している。
 よその福祉バスとの大きな違いは、利用者や利用目的を一切限定していないこと。町民は買い物や通院に使ったり、町役場や町福祉センターなど中心部の施設に出掛ける際に利用。町外の人も気軽に観光の足代わりに使っているという。
 もともと、運行が始まった当初は町福祉センターに高齢者を運ぶことが目的だったが、三年前にボランティアセンターが併設された際、幅広い町民に施設を利用してもらおうと、利用方法や運行形態を見直したという。
 福祉バスらしいサービスも充実している。バス停は数百メートル単位にあり、運行間隔も短いため、タクシー感覚で利用できる。車いすなどの乗り降りは運転手が介助。年末年始以外は運休もない。
 運行にかかる町の経費は、人件費、燃料費など年間千七百万円。町は「路線バスは幹線沿いしか走らないので、町民のニーズを満たすため、福祉バスは不可欠」としている。よく利用するという町内の主婦(59)は「バス停が多く、家のすぐ近くから乗れる点が魅力。大変助かっています」と話していた。

【写真説明1】どこまで乗っても何回乗っても無料で、町民に好評な須恵町の福祉バス

 
2005.11.12 バス会社名
黒川−福岡直行バス 西鉄が試験運行11月から アジア観光客にも狙い      行きづらい”名湯”ぐっと近く

 西日本鉄道(福岡市)は十八日、九州の人気温泉観光地・黒川温泉(熊本県南小国町)に向け、福岡都市圏からの直行バスを十一月十二日から一カ月間、試験運行する計画を明らかにした。黒川温泉は公共交通機関の利便性の悪さが課題。直行バス運行によって、福岡都市圏の中高年層にとどまらず、韓国人などアジアからの観光客を取り込む狙いもある。
 計画では、直行バスは九州産業交通(熊本市)などとの共同運行。試験期間は十二月十一日まで毎日。午前九時前と午後一時前に博多駅を出発、天神―福岡空港を経由し黒川に向かう。帰路は、午後二時と同五時半に黒川を出発。天神からの所要時間は二時間三十九分。予約不要で、運賃は大人片道三千円の予定。
 福岡都市圏から黒川温泉への現在のバス運行は、大分県日田市と熊本県小国町の杖立温泉などの三地点で一、二回の乗り換えが必要。天神からの所要時間は四時間近くかかり、直行バスは最大一時間十九分の時間短縮となる。
 西鉄は、福岡都市圏の温泉好きの女性や、首都圏から福岡空港に降り立つ旅行者のほか、バス旅行を敬遠してきた韓国人観光客を主なターゲットと想定。今回の試験運行を提案した九州電力の子会社・キューデンインフォコム(福岡市)が手掛ける韓国向け九州観光情報サイト「九州路」などを通じ、韓国への情報発信も行われるという。
 黒川温泉は、由布院温泉(大分県)と並ぶ九州の人気温泉地。しかし、JR駅から遠く、観光客の大半がマイカーやレンタカー、観光バスツアーなどを利用。最近は渋滞が発生し、一定の時間に入浴客が集中するなどの課題も指摘されていた。
 西鉄は「直行バスは、乗り換えの不安がない。中高年やアジアからの利用者動向を見極める時期に来た」と説明。黒川温泉観光旅館協同組合の小林茂喜代表理事は「常時運行されるよう、黒川温泉の宿泊予定者にもPRし、バス利用者を増やしたい」と話している。
西日本鉄道(福岡市)は、十二日から一カ月間の予定で試験運行している福岡都市圏から黒川温泉(熊本県南小国町)への直行バスについて、前半の利用状況をまとめた。二十四日までの一台当たりの乗客数は平均十一・二人。常時運行に必要な採算ラインの十五人に届いておらず、西鉄は「もう一歩で採算ラインに乗るので、後半に期待したい」としている。
 直行バスは、これまで乗り換えなどで四時間程度かかっていた福岡―黒川間を、約二時間四十分(大人三千円)で結んでいる。西鉄によると、福岡を朝出発する便は平均一四・六人が乗車し、ほぼ採算ラインだが、夕方に黒川を出発する便が同五・二人と少ない状況。
 西鉄は「福岡都市圏の中高年夫婦や女性グループなど狙い通りの客層だが、試験後も常時運行できるほどの利用ではない」と話している。



 
2005.12.01 鹿児島商船
いわさきコーポレーショングループの鹿児島商船は、山川港と根占港を結ぶフェリーの運行を開始した。同じいわさきコーポレーションの南海郵船(現 大隅交通ネットワーク)が2002年9月に撤退して以来約3年ぶり。5往復の運行で、所要は50分。
就航したフェリーは種子島航路で運航していた「ぶーげんびりあ」で、同航路に「はいびすかす」が就航したことに伴い売却先が決まるまでの有効利用という。そのため、6ヶ月の暫定運行。
同航路の撤退後、大根占−指宿間で南九船舶が小型フェリーを運航しているが、観光バスが乗せられないため、大型フェリー就航を望む声が強かった。
2005.10.05 北九州市営バス
北九州市営バスは、2006年度から5年間の経営改善計画を策定し、3年目で検証して目標達成ができなければ民営化する考えを明らかにした。市営バスは1929年に旧 若松市営バスとして発足、現在も若松区を中心に一部は、小倉北区や芦屋町などを結ぶ160系統の路線を有している。現在は、黒字決算だが、実際は一般会計から約5億円が支出されており、実際は大幅な赤字という。改善計画では、一般会計からの繰出金をほぼ全廃して完全「独立採算」制とし、運行ダイヤの削減なども考えるという。
2005.10.03 佐賀県白石町「いこカー」
白石町は、合併で広くなった町域をカバーするコミュニティーバス「いこカー」の運行を始める。旧白石町・福富町・有明町の全域を網羅し、8路線で6往復を運行する。運行は、町内のタクシー会社3社に委託し、9人乗りジャンボタクシーを使用、運賃は100円。定員を超えた場合は追加のタクシーを手配する。2006年3月までを試行運行とし、来年度からの本格運行を目指す。なお、これまで旧有明町内で、祐徳観光バスに委託して運行していたバスは、廃止される。
2005.10.01 西鉄バス佐賀・西鉄バス宗像・西鉄バス筑豊
西鉄グループは、下記の各路線を本日付で廃止した。
西鉄バス宗像 
 中央公民館前〜畑
西鉄バス筑豊 
 庄内・伊岐須線 飯塚郵便局〜枝国二区〜二瀬本町
 金田・方城線 田川市役所〜東鷹高校、三ヶ瀬〜金国間
 添田線 川崎役場通〜奥谷間、大海〜三井四抗〜上安宅間、光連寺〜川崎町立病院間、真崎口〜湯遊共和国間
西鉄バス佐賀
 みくにの団地第3〜三国が丘駅、小郡高校前〜三沢〜松尾口、松尾口〜美鈴が丘第4〜美鈴が丘第3、松尾口〜苅又、みくにの団地第4〜新津古橋
2005.10.01 山田市バス
山田市は、無料運行している福祉タクシーを廃止し、市バスに一本化する。市バスは現行の2系統から6系統に増える。新設されるのは、白木線(生涯学習館―市役所―サルビアパーク―尾浦―熊ケ畑第三集会所)、百々谷線(生涯学習館―サルビアパーク―市役所―百々谷上)、筑紫線(生涯学習館―サルビアパーク―市役所―木城―筑紫)、下山田線(生涯学習館―ゆうひが丘―観音谷―石ケ崎―山田中―市役所―サルビアパーク―生涯学習館)の4系統で、いずれも100円均一。
2005.10.01



 
多久市「ふれあいバス」
2005年9月末で市内の昭和バス3支線が廃止されるのを受けて、多久市は市内循環線5路線を開設し、1日5〜8本程度を29人乗りマイクロバス1台と9人乗りのワゴン車2台で運行する。2003年9月にすでに廃止されている祐徳バス1系統も代替系統に含まれる。自由乗降制で、運賃は100円と200円の2段階に簡略化する。
2005.10.01

 
宮崎交通
宮崎交通は、台風14号による被災で運休中の高千穂鉄道代行バス運行(貸切バス6往復)をやめ、定期路線バスを増便(早朝夜間の5往復)することで対応する。
2005.10.01



 
昭和バス
昭和バスは博多駅−唐津大手口・アルピノ前に運行している「からつ号」を延伸し、宝くじファンに人気がある「宝当神社」がある唐津市高島に向かう渡船場前に「宝当桟橋」にバス停を新設し、路線延長する。、ただ、実際はこの桟橋は昭和バスの車庫の真ん前で、回送区間を営業運転するようになっただけなのだが、唐津城にも近く観光的に利便性が増しそう。
2005.09.30



 
大分バス
大分バスが、五月に廃止計画を打ち出していた21路線のうち、大分市内の丸亀線4.3km、東浜線1.2km、東芝線1.3kmと挾間町の由布川温泉線2.3kmの4路線が当面存続することが決定した。その他の路線は10月から大分市内の1路線を、残り16路線は2006年4月に廃止する。そのうち、大分市内の日本文理大佐野4.6kmなど3路線は廃止を届け出るが、今後も地元と協議を続けるとしている。
2005.09.28


 
長崎県営バス
長崎県営バスは、島原大手―雲仙間21.7kmを11月末の廃止を発表した。現在の運行は8往復で、全区間が島鉄バスと競合している。島鉄バスと県営バスの怨念の対決の舞台となった同路線は、県営バスの撤退で幕を閉じることになる。
2005.09.20



 
苅田町「夢シャトル」
苅田町は町内を巡回するコミュニティーバスの運行を始めた。路線は、町役場−白川、町役場−小波瀬、町役場−北部の3路線でで、運賃は100円均一、名称は「夢シャトル」とする。町内では2002年10月、西鉄バスの路線のほとんどが廃止され、国道を走る1路線だけになっていた。京築地区で西鉄撤退後、代替路線バス事業を行っている太陽交通に実際の運行を委託する。
2005.09.09


 
堀川バス
堀川バスは、予定通り柳川営業所管内で運行している柳川市・瀬高町の11系統の全路線を2006年9月末で廃止するとした。現在、行政や交通機関などによるバス対策協議会を設置し、代替バスの運行も検討するが、完全廃止の可能性もある。
2005.09.03





 
水俣市「みなくるバス」
 水俣市コミュニティーバス「みなくるバス」の累計乗客数が8月末、5万人を突破した。現行の路線は、約30kmの循環型で産交バス2路線を統合し2003年から運行しているが、回数券利用で100円の低料金などの施策があたり、乗客は以前の2約二倍に増えている。同市は、赤字補助額が大きい市内バス路線を順次、コミュニティバス化する方向で、本年度中に産交バス大川線・中屋敷線の移行をはかる予定。また、市内完結路線である湯の児線、茂道漁港・湯の鶴線についても、順次、コミュニティバスの導入を検討したいとしている。
2005.09.01





 
豊前市バス
豊前市バスは、4路線での平日75本を69本、土曜74本を59本、日祝32本を18本に減回するダイヤ改正を行う。利用の少ない畑線と櫛狩屋線の日祝は全廃となる。また、岩屋線・轟線・畑線からのJR三毛門駅への乗り入れ系統の増回と、JR宇島駅前〜青豊高校経由系統を新設し、JR利用者の利便性を高めるという。2002年度から運行している豊前市バスは、昨年、西鉄バス京築の行橋―中津線の廃止に伴う路線新設と燃料費高騰により、赤字幅がふくらんでおり、今回の経費削減により、年間2600万円の削減を目指すという。
2005.08.23






 
道の島交通
地元の市町村で構成する「奄美大島バス対策協議会」は、9月で委託契約が切れる廃止代替バス路線の運行を、引き続き道の島交通に委託することを決めた。島内のバスは、2004年3月、奄美交通が廃止を発表し、代替バスの運行が固まった後で撤回したため、14路線で2社が競合して運行する変則的な状態が続いている。
なお、奄美交通も「不採算路線だが、地域住民の公共交通機関としてすぐに廃止できない。社が継続する限り運行する」としている。奄美交通は16路線で輸送人員13.4万、経常収益は約3700万円で3500万円の赤字、道の島交通は13路線で約2.6万人、経常収益は570万円で2000万円の赤字となっている。
2005.08.13



 
大分交通・大分バス
 大分交通は、大分バスの経営再建について「要請があれば協力する」という見解を明らかにした。同社は、大分県南北でバスの路線を分割している現状について非効率な面があるとし、相互乗り入れなどにより経営合理化を進める余地があるとした。なお、現在、大分バスは経営再建に向けて100%減資した上で、取引企業などに総額2.5億円の出資を募っているが、大分交通には要請していない。
2005.08.07







 
亀の井バス
湯平観光協会と亀の井バスは、由布院駅〜湯平温泉の約15kmにボンネットバスを土日祝に運行することとした。使用する車両は、1967年製造のいすず社製で、石川県の北陸鉄道(北鉄バス)が購入から1978年までの12年間、金沢市内のローカル線で使用したもの。現在は湯布院町にある九州自動車歴史館に展示保存されていたもの。当時のままの内装で、北鉄バス時代の広告もそのまま掲載されている。一部の便には、バスガイドの方も乗車する。運行ダイヤは、湯布院駅前発9.00、11.40、湯平駅前発(湯平温泉行き)9.25、10.30、11.10、15.45、湯平温泉発9.45[湯平駅止]、10.55、15.30[湯平駅止]、16.20の4往復で、10月16日〜12月5日までの土曜・休日に運行し、由布院バスセンター〜湯平温泉900円、湯平駅〜湯平温泉間300円。
2005.08.06



 
西鉄バス・産交バス
西日本鉄道と九州産業交通は、福岡市と天草地区を結ぶ乗り継ぎバス乗車券「福岡天草きっぷ」を発売する。福岡市―熊本市の高速バス「ひのくに号」と熊本市―天草地区の快速バス「あまくさ号」を乗り継ぐもので、通常に比べ15%程度割り引く。運賃は、福岡市―本渡市3500円、福岡市―上天草市松島町3000円などで、通用期間は発売日から3カ月。
2005.08.06

 
福岡市「水上バス」
福岡市で、天神と中州の間に位置する水上公園から海ノ中道・西戸崎を結ぶ水上バスの社会実験が行われた。1日6〜13便を運行し、10日間の試験運航で目標を上回る約660名が利用した。
2005.08.01









 
宮崎交通
宮崎交通は宮崎地区路線バスのダイヤ改正を行った。「利用実態に合わせた初の抜本的見直し」として、、宮崎市に開業したイオン宮崎ショッピングセンターと宮交シティを結ぶ路線を新設、宮交シティ―小松台団地などの利用が延びている路線を増便、一方過疎路線は昼間帯などで減便する。廃止が予定されている宮崎−都井岬線は、特急バス「みさき号」の運行を取りやめ、油津−都井岬間の運行に短縮し、普通バスとする。また宮崎−油津間は、廃園になったサボテンハーブ園の経由を止め、同区間をバイパストンネル経由でショートカットする。宮崎地区以外のダイヤは10月のダイヤ改正で見直す予定。
また従来作成していた冊子型有料時刻表の作成も止め、14の地区ごとのA3判時刻表にする。
同時に、県内全路線バスを利用できる1日乗車券「ワンデーフリーパス」を発売する。料金は大人2000円、学生1500円、小学生1000円。現在、土日や長期休暇中を対象に発売していた1日乗車券「ユースホリデーパス(学生1000円)」「ホリデーパス(大人1200円)」は廃止する。
2005.07.27

 
九州産業交通
産業再生機構は、九州産業交通の支援企業を大手旅行会社エイチ・アイ・エス系の証券会社エイチ・エス証券」に決定した。再春館製薬などの地元連合は及ばなかった。
2005.07.25




 
大分バス
経営再建中の大分バスに、西日本鉄道が出資する。現段階では、グループ傘下入りや役員の受け入れは考えられていないとのこと。大分県内では、日田バス・亀の井バスが西鉄の子会社となっており、大分交通も出資を受けている。そのため、県内の主要バス会社がすべて西鉄と資本関係を持つことになる。大分交通は、従来、近畿日本鉄道の出資を受け、非常勤取締役を受け入れていたが、資本関係を解消、役員も退任する。なお、西鉄は産業再生機構の下で再建を進める宮崎交通の地元企業連合にも参加している。
2005.07.20






 
鹿児島商船・コスモライン
種子島航路で熾烈な競争をしている市丸グループ系列のコスモラインは、高速船「ロケット」とフェリー「プリンセスわかさ」を新たに屋久島へも寄港させることを明らかにした。そのため現行5往復の種子島航路は3往復に減便となる。なお、10月以降は折田汽船のフェリー「屋久島2」との共同運航とするため、「プリンセスわかさ」の運航は打ち切る。一方、折田汽船は10月以降、現在いわさきコーポレーション系列の鹿児島商船と結んでいる共同運航の契約を破棄する。
鹿児島商船はこれに対抗して、現行の貨物船「はいびすかす」を貨客船に改造して、11月から投入し、高速船の運航継続をはかるとしている。
2005.07.02



 
西鉄バス北九州
北九州市は、西鉄バス北九州に委託して、門司港駅前を始発として門司港レトロ地区と和布刈地区を周遊するバスの試験運行を始める。運行日は土・日祝、夏休みなどで、路線バスの扱いで自由に乗降できるが、観光ボランティアが乗車し、車中での観光ガイドの他、主要な観光地では10分程度停車し下車して観光案内も行う。同時に、門司港レトロ地区で自由に乗降できるフリー乗車券も発売する。