杵藤(嬉野・鹿島)地区-九州ローカルバス旅時刻表

杵藤(嬉野・鹿島)地区のバス旅

 杵藤地区とは、江北町や白石町などから武雄市までの杵島(郡)地区と、鹿島市・太良町から嬉野市までの藤津(郡)地区を合体させた地域名で、佐賀では一般的な地域分けです。
 嬉野温泉を中心に四方に延びる路線と、佐世保線・長崎本線にそった路線が中心で、これらを軸として旅のルートを組むとよいでしょう。長崎本線に添うルートはその名もズバリ県界バス停が終点で、そこから先は長崎県営バスの路線となります。

鹿島市・白石町・太良町

 なんといっても、有明海の恵みを食するのがこのルートの楽しみです。冬には有明海に添って点々と焼き牡蠣小屋がオープンします。カキだけじゃなくて竹崎ガニも一緒に楽しめるのが、他県と牡蛎小屋と比べて大いなるアドバンテージ。カニ飯に、カニ味噌汁に、焼き牡蠣。そして忘れてならないお酒。バス旅ですもの、しっかり飲んだくれましょうね。バス車中から牡蛎小屋を見つけてから降車ボタンをピンポンって押せばいいですけど、ひとつ紹介しておくと江岡バス停そばの勇栄丸さんはちょっと小高い位置にあって(寒くなければ)オーシャンビューでよろしいかも。酔い覚ましには、肥前浜や塩田津の旧宿場を散策するのはいかが。
 祐徳バスの支線の終点である竹崎港には、テレビでも再三とりあげられれている、カニの卸元でもあるかに直売 しもがまがあり、道の駅で買うより一回り大きなカニが同じ値段で手に入ります。あ、カニはね、カキと違って年中捕れます。
 アクティブな方にオススメなのはガタリンピック。冬期をのぞいていつでもミニガタリンピックは開催中です。有明海のドロの中に埋まって、ムツゴウロウの視線で海を眺めるのもいいですよ。その他、ムツゴロウを引っかけて採るむつかけ漁など、さまざまな干潟体験メニューが用意されています。場所は道の駅鹿島、最寄りバス停は海洋センターです。
 また、バスの社名にもなっていますが、祐徳稲荷は佐賀で一番著名な神社で初詣の時期はメチャ込みです。神社横の大駐車場に車まで乗り付けるのではなく、祐徳神社バス停から参道をちゃんと通って参拝しましょうね。おみやげは、通称「糸切り羊羹」、正式名「稲荷ようかん」(鹿島バスセンターでも売ってますが^^;)でもちろん決まりです。

嬉野市

 今度、長崎新幹線の駅ができる嬉野です。JR九州バスが不思議と撤退しないのは、新幹線開業まで地元を刺激したくないという配慮があるんでしょうね。福岡~長崎間の高速バス九州号は、何本かは嬉野バスセンターまで寄ってくれるけど、ほとんどは嬉野ICバス停まで。そこからのアクセスは、西肥バス(嬉野温泉~波佐見~佐世保線)内野山バス停まで徒歩8分、嬉野バスセンターまで徒歩19分とちょっと不便。
 嬉野温泉のシンボルといえば、古湯あらためシーボルトの湯。せっかく保存用に残してあった旧館を解体して一から新造しただけあって、そっくりさんだけど中は近代的な三セク温泉風の浴場でがっかり。まあ、どこでもありそうな「シーボルトの湯」に改名したのは、名は体を表すと行ったところかなぁ・・・。ここは九州温泉道指定施設でもある、独自泉源をもつ嬉泉館で入浴するのが吉でしょう。嬉野バスセンターの真裏にあり便利です。
 全国版の時刻表に出てこない意外な路線としては、嬉野温泉から波佐見経由で早岐駅・佐世保駅方面にぬける西肥バス、本数は少ないけど嬉野温泉から三間坂駅前への祐徳バスがあります。

武雄市

 武雄温泉と言えば、必ずでてくる楼門。なんと東京駅とふか~い縁があるって知ってました? 復元された東京駅のドームには十二支のうち8つが描かれているんですが、残りの4つが実は武雄温泉楼門に居るんですよ。
 お隣の温泉地と違って古い建物が大事にされており、朱塗りの柱も美しい武雄温泉新館が国の重要文化財として保存されています。湯ははっていないのですが、浴室も見学することができます。一方、旧館は現在も営業中で、江戸時代に領主専用としてつくられた総大理石の殿様湯(貸切湯)に入浴できます。あのシーボルト先生も入浴したという由緒ある湯で、これは入らんわけにはいかんでしょ。また、同じ敷地内の楼門亭は、整った設備を有しながら素泊まりでお安く泊まることができます。
 いっとき「湯陶里(ゆとり)市」という、南アルプス市や西東京市、四国中央市も真っ青な命名の市ができかけたけど、武雄市民が怒って空中分解。まっとうな感覚をもつ市民が居るって大事なことですね。  武雄温泉駅はバス停が北口と南口に分かれており、各社でバス停名も違うので要注意。武雄市のつくっているバス路線図を参照するとわかりやすい。九州のバス時刻表で武雄温泉~嬉野温泉のJRバスを検索するときは、始発地は武雄温泉南口を選ぶこと。JRバスは駅とバス停を同一視するので、「武雄温泉」の「南口」という意味ではなく「武雄温泉」駅の「南口」が武雄温泉南口になる理屈だそうだけど紛らわしいことこの上ない。
 全国版の時刻表に出てこない意外な路線としては、三間坂駅前と伊万里駅を結ぶ西肥バス、武雄温泉駅・高橋駅と桃川・伊万里駅および武雄温泉駅・高橋駅と多久駅を結ぶ昭和バスがあります。  

白石町・江北町・大町町

 さて、田園地帯が広がるこれら三町は、このあたりでは観光色がもっとも薄い地域です。私もじっくりと訪れたことはありません。ゴメンなさい。ですので案内は特になし。それぞれ訪問者ご自身で、魅力を見つけてみて下さいな。

杵藤(嬉野・鹿島)地区の時刻表

交通事業者名 主な自治体 主な結節点となる駅・港・バスターミナル(BT) 主なローカルバス旅 観光地
祐徳バス
 
→鹿島市役所
鹿島市、太良町、嬉野市、鹿島市、白石町、江北町 肥前鹿島駅(=鹿島BT)、嬉野温泉BT、武雄温泉駅、肥前山口駅、肥前大浦駅、県界[長崎県営バス]、大野[嬉野市乗合タクシー] 祐徳稲荷、焼き牡蠣街道、竹崎ガニ、嬉野温泉、志田焼の里博物館、塩田津(伝統的建造物群)、肥前浜宿
JR九州バス
 
嬉野市、鹿島市 武雄温泉駅、嬉野温泉BT、(彼杵駅) 嬉野温泉、嬉野の大茶樹、御船山楽園
西肥バス
 
嬉野市、鹿島市 嬉野温泉BT、三間坂駅、(佐世保駅) 嬉野温泉
昭和バス
 
武雄市 武雄温泉駅、(多久駅)
鹿島市コミュニティバス
鹿島市 肥前鹿島駅(=鹿島BT)
鹿島市乗合タクシー(高津原のりあいタクシー)
鹿島市 肥前鹿島駅(=鹿島BT) 鹿島城趾(赤門・大手門)
嬉野市乗合タクシー(嬉野地区)
嬉野市(旧嬉野町) 体育館前[JR九州バス・祐徳バス]、大野[祐徳バス]
嬉野市乗合タクシー(塩田地区)

→路線図 P10(嬉野市報)
嬉野市(旧塩田町) (嬉野市役所本庁前=)嬉野市役所塩田庁舎前[祐徳バス]
武雄市コミュニティバス(市内循環バス)
 
→路線図
武雄市 武雄温泉駅 武雄温泉楼門
武雄市コミュニティバス(みんなのバス)
武雄市 山内町内線…三間坂駅、武内町内・臼の川内線…海正原[祐徳バス]、若木町内線…若木公民館前[祐徳バス・昭和バス]、北方町内線…北方支所前[祐徳バス]
江北町コミュニティバス
江北町 (山口駅前=)肥前山口駅 白木パノラマ孔園
白石町コミュニティバス(コミュニティタクシー いこカー)
白石町 白石駅、肥前竜王駅、福富ゆうあい館[あいのりタクシー] 福富マイランド公園(有明海展望台)
小城市・白石町コミュニティバス(あいのりタクシー)
小城市(旧芦刈町・牛津町)・白石町(旧福富町) (牛津駅)、福富ゆうあい館[いこカー福富線] 福富マイランド公園(有明海展望台)

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